なぜ関西人は関西を離れれば関西弁がわざとらしくなる?
大阪出身で長く東京に住んでいます。しばしば気になるのが関西を離れた人の関西弁です。
いきなり初対面なのに
最近「ちゃうやん。」「ゆーたやん。」「xxしまひょか。」という人が多いのに気づきました。
私も家族や親しい友達にはそういう言い方します。(もちろん「~ちゅーねん!」も親しい人には使います。)
しかし初対面にはそういう言い方絶対しません。
100歩譲って少し親しくなってから「ちゃいますやん。」「言いましたやん。」「ホンマですか?」なら分かります。
まるで「あー。あなたは関西人ですね。関西のどこですか?」って聞かれるのを待ってるかのように、わざとらしく話しかけてきます。
さすがに「でんねん。」「まんねん。」とはいかないまでも、とにかくわざとらしい関西弁を話す人が、職場、駅、エレベーター、取引先、近所のスーパーで急増しています。
逆にわざと「俺は標準語話されへんねん!」てアピールする人も急増です。
この前居酒屋で隣で「はい!今から標準語禁止でお前らは関西弁話すこと!俺は関西弁禁止で標準語話すこと!負けたらいっき飲み!」と言う関西人がいて、「せーの。」の合図とともにその人は突然聞くに堪えない標準語を話し始めました。
一方関西にいる関西人は普通の関西弁です。(そらそうか。^^;)
私は強烈な阪神ファンですが、関西出身の矢野、桧山、今岡のインビューはイントネーションこそ関西弁なものの普通に
「明日も勝ちます!」「一試合一試合大事に行きます。」「また球場に来て下さい。」と普通に"です","ます"を使えています。
一方日本ハム(当時東京)の岩本は「毎度!」から始まるし、西武(埼玉)の中島の関西弁もどうもわざとらしい。辻本議員は論外なほど聞くに堪えない関西弁です。
(まともなのは金村、牛島、宮本かな。あとダルビッシュもそうか。)
私も含め関西人といえども、幼稚園のときから学芸会のお芝居、国語の授業、作文、これら全て標準語で習いました。身近なものは新聞です。これも標準語です。
だから関西イントネーションながら標準語を話そうと思えば話せるはずです。
(別に「あのさー。」「だってさー。」と使えという意味じゃありません。)
なんで関西人は関西を離れると関西弁がわざとらしくなり、「俺は東京弁が話されへんねん!」とアピールしたくなるのでしょうか。
「自分は関西人や!」というアイエンティティーを保とうとしているのでしょうか。
お礼
詳しい説明ありがとうございますね! 関西弁面白いですけど、分かりにくいです(^^;)