銀行系カードクレジットで自宅を差し押さえできるか？

質問

実家の父が銀行系クレジットカードでキャッシングをし、キャッシングをして返済不能になっています。何度か滞納したらしく、「裁判手続の通告書」という文書が送付され、期日までに支払いのない場合は法律上の手続きを進めるとあります。
誰かを連帯保証人にしたり、何かを担保にしているわけではありませんが、この場合「法律的な手続き」とはどのような手段になるのでしょうか？

・失業中で再就職の見込みがありません。失業保険を受給できる予定ですが、差し押さえられることはありますか？
・来年になると年金を受給できますが、年金は差し押さえられますか？（年金は差し押さえできないと聞いたことがあるのですが）
・持ち家をしていますが競売にかけられるようなことはありますか？

母が新たに借金をして一括返済してから、働いて返す方向で検討しているのですが、父が同じことを繰り返す恐れがあります。
住んでいる家を追い出されると困るのですが、ある程度は大事にならないと本人も懲りないと思います。
そこで、このまま返済が滞った場合に、どのような手順で、どのような手続きをとられるか知りたいと思います。

回答No.1

been · ベストアンサー

法的な手続きとは、先ず支払い督促、次いで民事訴訟を意味しているのが普通です。督促を受けた場合、キチンと異議申し立てなどの対応をしないと強制執行されてしまいます。異議申し立てをすれば督促手続きはそれで終了するので、正式裁判に訴えるかどうか、相手方の出方次第です。

督促を無視したり、民事訴訟で敗訴すれば、借金は強制執行で取り立てられます。年金を差押さえることはできませんが、自宅があれば、差押さえは必至です（自宅以外にも借金の回収に十分な財産があれば別ですが）。借りた金を返せなければ強制執行で取り立てられる、これは社会の一般常識というものです（差押えるべき財産が無ければ別です）。

なお、返済の見込みもないのに別の借金をすることは詐欺に等しい行為です。返済できなければ、結局、自宅などを差押えられることはもちろん、詐欺罪の罪責まで問われることになりかねません。絶対にやめましょう。