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「子守どろぼう」という昔話をさがしています。

昔話を素語りする方が、「子守どろぼう」という、日本の民話を語っていらっしゃいました。私も覚えたいなあと思ったのですが、今まで、本に載っているのを見たことがありません。どなたかテキストをご存知ではないでしょうか? 筋は、こんなかんじです。 百姓夫婦が裏の畑で仕事をしているあいだに、家にどろぼうがはいります。 どろぼうは米びつから米を持っていこうとしますが、家にひとり寝かされていた赤ん坊が泣き出します。 夫婦が帰ってきては大変と、どろぼうは赤ん坊をあやすのですが、泣き止んだと思って米びつのところへ戻るとまた泣き出し、あわててあやしに行く、の繰り返しで、なかなか米を袋にいれられません。 あやし言葉が、いないないばあから始まって、おつむてんてんひじぽんぽん、かいぐりかいぐりとっとのめとどんどん増えていって、しまいにどうしても泣き止まない赤ん坊を負ぶって家の中をぐるぐる。 そのとき、百姓夫婦が帰ってきて、子守のお礼にとどろぼうに米を袋いっぱいくれたのです。 このおはなしの載っている本がありましたら教えてください。

みんなの回答

  • mshr1962
  • ベストアンサー率39% (7417/18945)
回答No.3

「藤田浩子の語りー新しい日本の語り 第1期第4巻」 http://www.yushokan.co.jp/刊行書一覧/人文-歴史-社会-民俗-宗教-思想/藤田浩子の語り-新しい日本の語り-第1期第4巻/ [編]日本民話の会 [体裁]四六判194ページ、DVD付き [定価]1,890円(本体1,800円) [ISBN]978-4-903487-62-5 2013年4月15日発売 目次(全44話) [かたれやまんば1集] 橋役人/子守泥棒/乞食と嫁様/百屁でこりた [かたれやまんば2集] 子だくさん/ことしゃみせん/ばか息子の挨拶/親父を焼く [かたれやまんば3集] 蛙の坊様/風格のある幽霊/うじむしの天気予報/貧乏の神 [かたれやまんば4集] ノミの串刺し/馬の田楽/歌詠み(葬式)/歌読み(硯)小僧と山んば [かたれやまんば5集] 夢長者/貧乏になれなかった男/ごんぼの切り口 [かたれやまんば番外編1] 桃太郎(幼児編)/一寸法師(幼児編)    [かたれやまんば番外編2] にごり川の河童/三軒長屋切り無し話  

DAIMOS
質問者

お礼

詳しい情報をありがとうございました。 たいへん参考になりました。 厚く御礼もうしあげます。

  • chevette
  • ベストアンサー率80% (264/328)
回答No.2

私はこの話を知らないのですが、日本民話の会編「新しい日本の語り4」(悠書館 2013年)に 「子守り泥棒」が収録されているようで、たぶん大筋ではこれではないかと思います。民話は語る人によってバリエーションがありますから、まったく同じものかどうかはわかりません。 語りのテキストは、人から人へコピーで渡っていることが多いそうなので、なかなか元の本をみつけにくいですね。語り手のかたにおたずねになるのが一番早いと思います。

DAIMOS
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 語りを聞いたのはもう何年も前のことなので、この本はテキストではなかったと思いますが、きちんと文章になったものを本で見ることができ、ありがたいです。 当時語ってくださった方に、あつかましくテキストを訊かなかったのが悔やまれます。コピーをいただけたらよかったのですね。 いろいろアドバイス、ありがとうございました。

回答No.1

語り手たちの会というNPOで「語りの世界」という冊子の45号に載ってるみたいです。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~katarite/publication/magazine/index.html 45号は2007年発行なので今も販売しているか分からないのですが問い合わせてみてはいかがでしょうか。

DAIMOS
質問者

お礼

回答、ありがとうございました。 手にいれるのがむずかしそうですが、そのような語り手の会があることを知っただけでも収穫です。 語りを聞いた時期から考えて、これがテキストである可能性は高いと思います。 厚く御礼申し上げます。

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