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一流の人々がシャーペンを使う理由

学生時代、美術の授業と言えば鉛筆でした。 鉛筆のみの描画が授業では義務付けられており シャーペンが机の上にあるだけでも、大変な注意を受けました。 そういった経緯から美術の世界は鉛筆が最高の道具だと思っていたのですが 最近出版されるデッサン本等を見るとシャーペンや芯ホルダーの 使用を推奨するモノもあります。鉛筆との併用を進める意見もあります。 またカリスマアニメーターと呼ばれる一流の 作画マンも、鉛筆に加えて今ではシャーペンを使っています。 色々なプロの現場で 近年急速(?)にシャーペンが 使われる理由は何でしょうか。 また鉛筆を超えるメリットがあるのでしょうか。

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回答No.2

まずは、鉛筆を100%使いこなすことが前提にあると思います。基本ができてなければ応用はできません。 鉛筆で描く「鉛筆画」は、Hまでのやわらかい鉛筆で、 そのやわらかさ、滑らかさ、即興性などを生かした「ブロードストローク技法」という方法で デッサンであったり、下絵を描きますよね。 そのソフトタッチが前提である方法で、溝をつくりやすかったり、筆圧がどうしても高くなりがちなシャーペンは向いてません。 鉛筆画を基礎として学ぶ場において、シャーペンはふさわしくないのは当然のことだと思います。 鉛筆でできないことは確かにないと思います。 しかし、「鉛筆でなくてはいけない」「シャーペンでなくてはいけない」理由もないと思います。 この二つの理由の根拠は、使用者の技術力にあります。弘法筆を選ばずというやつですね。 そして同時に、楽できるところは楽する(効率よくすすめる)のがプロというものです。 時代が進むにつれ、絵も細密になっていますから、細い線はシャーペン使ったほうが楽なのかもしれませんね。

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  • Postizos
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回答No.3

その絵を見ていませんし、シャーペンで絵をあまり描いた事が無いので推測なのですが おそらく芯の性能が向上したのが一因だと思います。 以前も製図に使う人はいましたが、絵に使うには色とかあまり使いやすいものとは言えなかったように思います。 それと一般の静物デッサンなどに較べて細い・均一な線を使いたいのでしょう? とても細かいとか絵の大きさそのものが小さいのではないですか? 持ち方も静物デッサンのように手の中に入れるような持ち方ではなくて、字を書く時のように持つのではないですか。 シャーペンにはシャーペンの(味の)線がありますからそれを求める人もいるのだと思います。 それと普通の鉛筆を併用もできますから使い分けもしているのでは。 あとアタリ・輪郭線を取るだけに使うなら以前からもありましたが。 特にトレーシングペーパーに鉛筆を使うとすごい勢いで芯が減るのでシャーペンや芯ホルダーの方が具合が好いのです。

  • CC_T
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回答No.1

鉛筆でもシャーペンでも何でもいいんですけど、シャーペンなど「新しい画材」を使い慣れた年代の人が実力をつけて有名になってきたってだけのことでしょう。また、そういう人が教える側に立てば使い慣れたものを奨めるのも当然です。 鉛筆削りより芯削りの方が手軽に扱えるとか、省スペース・低コストってあたりも理由になるでしょうが、今はシャーペンやホルダーも、芯の太さや濃さ、本体の形状や重量、とにかく多数の中から手軽に選択・入手できるし、手に馴染みやすい物が選択しやすい状況になっていますから、そのへんも理由でしょう。 こだわる人は鉛筆でも消しゴムでも、メーカーや型番を決めてそれしか使いません(弘法筆を選ばずと言いますが、やはり最高の仕事をするときの筆は選ぶべきです)。 絵画界の「センセイ」が技術を身に付けた頃は、教える側は鉛筆しか使った事が無かったはずですし、同時期のシャーペンなどは機能や描き心地も鉛筆と大きく違ったから使い勝手が悪かったのでしょう。普通の筆記具シャーペンは線が細いので、消しても紙に後が残り易く、あまり使い勝手がいいとは言えませんしね。