最近よく見かけるのは、
おかずを先に食べつくし、ご飯にフリカケ、という方ですかね。
何と言いましょうか、世代がバレてしまいますが・・
私が子供の頃はいわゆる「三角食べ」を小学校の給食で学びました。
でも実は、最近の小学校はそう教えられないようです。
詳細は失念しましたが、ソレを深く考察されているサイトがありまして・・
要するに「食の多様化」というのが一つ要因となっているようです。
洋風化もそうですし、ファストフードの普及もそうですし、
つまり「三角食べをしない国の食文化」の影響が出ているようですね。
ファストフード店で
「ハンバーガーを一口、ポテトを一口、ナゲットを一口、バランスよく食べなさい」
とも言い辛いですし、
料理が一品ごとに運ばれてくる洋食のコースで
「全て揃ってから、交互に食べなさい」
とも言えないわけです。
コレが昂じて(拡大解釈され)「三角食べ」の概念が薄れた、
とそのサイトには書いてあった気がします。
(探してみたんですが、見つかりません。すいません。)
もう一つ要因として挙げさせていただきたいのが・・
「食べる順番ダイエット」なるものの流行なのかなぁ、と。
母親がコレを実践していれば、必然的に子供は真似するわけで・・
そこに「三角食べ」なんて概念は存在しませんから。
日本人の食文化・・と言うのは・・
「口の中で味(旨味)が変わっていくことを楽しむ」
と言うことだと思っている私にとって、
質問者さまもおっしゃる通り、味気ないことこの上ないとやはり思ってしまいますよね。
なんせ焼き肉の時に、肉を焼いて、たれをつけて、ご飯の上にチョンチョン・・
コレが「気持ち悪い」と言われる時代ですから。
先日、ファミリーレストランで遭遇した親子のお話で締めくくります。
お子さん(5歳くらいかな)がオムライスを、父親さん(20代後半くらい)がトンカツ定食を、
それぞれ頼んでいらっしゃいました(さぁ、どこのファミレスでしょう。)
とりあえず、お子さん。
オムライスの「オム」の部分を真っ先に平らげ、そのあとで「ライス」を召し上がってました。
「おいおい、一緒に食べてこその、オムライスでしょうよ」と心から思いましたが・・
父親さんは、さらにその遥か右斜め上を言っていらっしゃったのが衝撃でした。
なんと・・「カツのコロモだけ」を先に食べ、「トン」の部分をソースで食し、
「ご飯に塩を振って」食べ、最後に味噌汁。
山盛りのキャベツは手つかず・・仕方なさげに母親さんが召し上がっていらっしゃいました。
(・・・と言うか、この母親は何を注文していたのだろう?ソレが謎だったりもします。)
「あー・・この親にしてこの子あり」そう思わざるを得ないひと時でしたね。
こういうのを見ると「カレーとライスは一緒に食べるクセに」と
私のようなひねくれものは思ってしまうんですけどねぇ(笑)。
お若い方々にとっては、コレは別物のようですね(大笑)。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >私が子供の頃はいわゆる「三角食べ」を小学校の給食で学びました。 ありましたね。私も小学校の時、躾けられました! 最近は教えないんですね。 >要するに「食の多様化」というのが一つ要因となっているようです。 なるほど、日本も昔と比べると食生活が多様化し、その影響がこのようなところに現れているのかも しれませんね。 >「あー・・この親にしてこの子あり」そう思わざるを得ないひと時でしたね。 すごい家族ですね。つくづく、親というのは子の鏡ということを考えさせられます。