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腐葉土の水はけがいい理由は?
今自由研究で、土砂崩れについて調べています。 そこで、森林のある山は、腐葉土などの水はけがいい土があることによって 表面に流れる水の量が少なく、土砂崩れが起きにくいという事を知りました。 そこで疑問に思ったのですが、何故腐葉土は水はけがいいのですか? 土の中に隙間が多いから、というのは調べてわかったのですが、 なぜ土の中に隙間が多く出来るのかがわかりません。 どうか教えていただけると嬉しいです。宜しくお願いします。
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>表面に流れる水の量が少なく、土砂崩れが起きにくい 理由は、ご指摘の「水はけ」というより「透水性」と団粒による保水性です。 透水性を保つには、水の通路となる空間の連絡が必要です。、 植物は地上部に不透水性・撥水性のクチクラを持ち、その表面を水が流れやすく できています。また、いわゆるポリフェノールが多く、その抗菌性で枯れ葉は容易 に腐敗しません。 結果、ぺしゃんこな状態になり難く、水の通路となる空間を 保ち、雨水を流すこと無く、下部の腐植・団粒層に受け渡します。 団粒はもうお調べと思いますが、その内部に多量の水を保ちます。一方、ぺしゃ んこな状態(土粒が隙間無く積み重なった状態)にはなりにくく、余剰水を地下に 通します。結果、表面を流れる水の量が少なくなります。 森林の土壌は、昨年積もった落ち葉が透水性を、それ以前の落ち葉から生じた 腐植が団粒構造を形成し、その複合作用で、生き物を育みます。 ミミズなどの役割も調べられると良いでしょう
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noname#185581
回答No.1
>腐葉土の水はけがいい理由は? 「団粒構造」「土団粒化」「団粒土壌」等で、 検索してもらえれば答えが見つかると思います。
質問者
お礼
回答ありがとうございました!調べてみます。
お礼
とても丁寧な回答ありがとうございました。勉強になりました!