逆に「遺伝子が近い場合」を考えてみましょう。
例えば「父」とか「兄」とか「弟」とか「息子」とか。
血が繋がっているので、これらの異性は「遺伝子が非常に近い」です。
近親相姦願望とかの変な趣味でもない限り、これらの近親者との性的交わりには「嫌悪感」を抱くのが普通です。
この事を、無理矢理に
「目の前に居る男性の遺伝子情報を瞬時に読み取り、自分の遺伝子と合わない場合(遺伝子が近過ぎる時)に嫌悪感を感じるようにできている」
と考えても不思議ではありませんよね?
これをひっくり返せば
「目の前に居る男性の遺伝子情報を瞬時に読み取り、自分の遺伝子と合っていた場合(遺伝子が遠い時)に魅力を感じるようにできている」
と言う、ちょっと無理矢理な言い方も出来ます。
世の中には「父親に似た男性を好きになる女性」も居るので、その「とあるサイト」の主張は、かなり「まゆつば」だと思います。
なお、そのサイトの記載は「まゆつば」ではありますが、完全に嘘って訳でもなさそうです。
生物学の観点から、人間も「性フェロモン」を持っている筈で、女性は、そのフェロモンを無意識に嗅ぎ取って、嫌悪感や魅力を感じているって可能性もあります。
ですが、現代の人間のオスは「きれい好き」なので体臭(フェロモン)を消しちゃってるので、フェロモン説もアテにはならないですけどね。