熱中症予防グッズで皮膚障害が生じて苦しんでます。

質問

熱中症予防グッズで皮膚障害が生じて苦しんでます。販売元の会社とどのように交渉を進めていけば良いのか分からず途方に暮れています。
どうか助けてくださいませ。以下、経緯を書きます。
先日、熱中症予防の為「冷た~いクールタオル」を100円ショップで購入しました。「防腐剤を除く為、水を含ませ絞る工程を2~3度繰り返してからご使用ください」と書いてありました。3度水洗いをした後で、この商品を首に巻いて使用しました。約6~7時間使用したのですが使用後、首回りが真っ赤に腫れ上がり猛烈な痒みを伴う症状が出ました。このような経験は初めてでしたが、症状を和らげる為に皮膚の炎症を抑える塗り薬(アンテベートクリーム→3ヶ月前に頭皮に炎症を起こし皮膚科で処方された薬です)を塗っていたのですが炎症と痒みが治まらなかったので、皮膚科で受診しフルメタ軟膏とオロパタジンを処方され、現在治療中です。「冷た~いクールタオル」を使用した直後に前記の症状が出たので、100円ショップを通して(株)◯◯◯◯に電話して経緯を話しました。担当者から「因果関係を記載した診断書を皮膚科で作成してもらい会社宛てに送って欲しい」と言われましたので、その通りにしました。診断書には「冷却剤と接触したことによる皮膚障害の疑いあり」と書かれていました。診断書を作成するにあたって皮膚科の先生から「パッチテストを行わなければ、因果関係を記載した診断書は書けませんよ！」と言われ、「冷却剤と接触したことによる皮膚障害の疑いあり」といった診断書になったのです。皮膚科の先生から「うちではパッチテストが出来ないから因果関係をはっきりさせる為にはパッチテストをやっている病院へ行って、パッチテストをやってから因果関係を記載した診断書を書いてもらうしかない。」と言われました。(株)◯◯◯◯の担当者には「パッチテストをしなければ因果関係を記載した診断書は作成出来ないそうです。」と伝えたのですが、担当者から『診断書の記載内容は「冷却剤と接触したことによる皮膚障害の疑いあり。」でも構わないので至急、会社宛てに送って欲しい』と言われました。最初は「因果関係を記載した診断書を皮膚科で作成してもらい、会社宛てに送って欲しい。」と言っていたので、正直なところ「何故なんだろう？パッチテストをやらせないで因果関係をうやむやにするつもりなんだろうか？」と疑念が生じました。
皮膚炎症が生じてから一ヶ月が経過しました。現在、皮膚の腫れ上がりは薄れてきており痒みもマシになってきてますが、色素沈着はしばらくの間残ると主治医がら言われています。「盆休みが終わった後で保険担当者から改めて連絡する。」と(株)◯◯◯◯の担当者から言われました。今後どのような展開になっていくのか皆目分からなくて不安なのですが、どのような展開が予想されるでしょうか？現状では泣き寝入りさせられる方向へと進んでいるように感じています。正直なところ、このまま泣き寝入りはしたくありません。判断材料が乏しい内容の質問だと思いますが、ご回答をお待ちしています。よろしくお願いします。
因みに「冷た~いクールタオル」は中国製です。「冷た~いクールタオル」を使用するにあたって、使用前に水洗いをしたにも関わらず、使用後に激しい皮膚炎症が生じた原因は限度量(許容量)を超えたフェノキシエタノール(防腐剤)が使用されていたのだと確信しています。残存していたフェノキシエタノールが皮膚の激しい炎症を起こしたのだと思います。現在も通院中ですが、未だに治らない皮膚炎症が災いしてイライラしてしまい、日常生活で為すべき事柄に集中出来なくて困っています。保険の知識も法律の知識も無い自分が情けないです。どうか智恵をお貸しください。

回答No.3

videocam · ベストアンサー

カネボウの美白化粧品が問題になっていますが、消費者がメーカーや販売店に苦情を言うだけでは納得のいく対応が得られないばかりか、被害が拡大することを知らなくてはいけない事件となっています。

タオルについては、最初の取り扱いに問題がなかったのか、これが最大のポイントです。
水洗い回数は３回で、条件を満たしているようでも、どれだけの力・時間で絞ったのかが気になります。
素材はＰＶＡスポンジとポリエステルクロスで、一般的には合成セームと呼ばれることが多いものです。長く使用していると、縁から糸くずが出てきますが、それがポリエステルです。無数の微細気泡が多量の水を吸う性質があるため、洗車直後の水分拭き取り用としても販売されています。吸水性能が高い一方、手で絞るだけでどれだけ絞り切れるかという点で曖昧さが残ります。男性より女性のほうが力が弱い傾向があることや、個人差もあるでしょう。絞り過ぎれば製品を傷め、よく絞らなければ、防腐剤が残ります。

フェノキシエタノールは、化学工場から、いくつかのグレードに分けて出荷されます。一般的に化学製品は、その純度・濃度によって用途が異なるからです。タオルは人の肌に長時間触れることを考慮して、防腐剤の濃度が低いほうがよいと考えます。水を絞った後の残留濃度が適正な範囲だったのか、実際に測定しないことには判断できません。

ＰＶＡスポンジは、もともと洗車用グッズとして応用されたものだと仮定しますが、ダイソーの商品企画担当者が熱中症患者の多発に目をつけて用途を拡大したとすれば、無理があったのではないかと考えることができるでしょう。

つまり、タオルとしての性能、防腐剤の濃度と使用量・・・こういうところに不備が潜んでいるおそれがあると考えられます。

【タオルとしての性能の評価】
自動車洗車用品として、次のようなコメント記事があります。

・・・撥水基の力が強い被膜のコーティング剤は滑りが悪く、拭き取り時に抵抗が大きく、傷の原因になることがあります。素材自体のボディーへの優しさに関しては良好なのですが、ワイピング性能が非常に良い代償として加圧しなくても接地面圧が高くなってしまいがちなので、異物噛み込みがあった場合には一番傷が入り易く、しかも深い傷になる傾向があります。（ここまでサイト記事より抜粋・転載）

他の材質に比べ「一番傷が入り易く」なることから、肌にやさしくないと考えることができます。顔や首の肌に化粧をのせたことにより、肌表面がすっぴんより撥水性が高まっており、相対的にタオルのゴシゴシ・ゴソゴソ感が強まることで、肌に微細な傷がつきやすくなったと想像することができるわけです。つまり、防腐剤などが肌に染み込み易くなるおそれがあり、タオルとしての性能は有さないと断じるべきかもしれません。

【防腐剤以外への配慮】
前文で、防腐剤などが肌に染み込み易くなるおそれがあると書きました。この「など」をクローズアップします。それは、あなたが使用した化粧品です。パウダーファンデーションなどの化学物質が、肌にできた微細な傷口に入り、炎症を起こしたと考えられます。オーバーに表現しますが、垢すり用スポンジを首にかけ、磨き粉に化けたパウダーで削っているような状態になりそうです。歩いたり上体を動かすたびに、ゴシゴシと垢すりしていたのではないかと考えるわけです。

【防腐剤の残留濃度への配慮】
洗濯機の脱水機能を用いて絞れば、このようなことは起きなかったかもしれません。

【安全性への配慮】
製品包装に警告文が表示されており、この点には不備はないようです。

【体質】
あなたの体質についても、因果関係の有無を調べる必要があります。
ある化粧品に対する消費者の評価が区々であるのと同じで、タオルが万人向けでない点を強調することによって欠陥商品と位置付けることは難しいと思います。

【結論】
タオルは、用途に適さない材質であることが指摘できます。
これは１００円ショップレベルの品質であって、一般的に、この程度のことは覚悟して購入されることを前提とすれば、欠陥商品と呼ぶほど悪質ではないと思います。

安価な商品のほとんどは、中国製品です。経験上、１００円ショップで購入したものは、安かろう悪かろうです。ごみ同然のレベルの製品も見られる中で、まだいいほうかもしれません。

クレームは、国民生活センターへあげるとよいのですが、何らかの行動が引き出せる保証はありません。

【参考】

水分拭き取りクロスの性能比較
http://car-coat.net/2008/03/post_230.html

『ダイソー』で買った『ひんやりエアーまくら』と『冷た～いクールタオル』中国製
　http://kingpcfx.up.d.seesaa.net/kingpcfx/image/2013-07-20_CoolTowel_14.JPG?d=a1

中京テレビ紹介商品　（日本製）
冷たいタオル！クールタオルセットが割引中！熱中症や節電対策に！
水にぬらすと冷た～い！タオル　キシリトールタオル
http://www.amenitystyle.com/gift/eco/item/xili-towel.html

独立行政法人　国民生活センター　アレルギー
　http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/allergy.html

お礼

とても丁寧な回答をして下さり、ありがとうございます。大変参考になり、助かりました。

昨日「国民生活センター」に電話して「皮膚障害」に至った経緯を話しました。
いよいよ(株)◯◯◯◯の保険担当者と話し合い(交渉)を始める日が目前に迫ってきました。

相手の担当者は保険のプロであり、交渉力も長けていると察します。
正直なところ、私は交渉下手なので先のことを考えると気が重いです。

唯一救いなのは、国民生活センターに電話した時「交渉内容と交渉結果を逐一知らせて欲しい」と言われたことです。この一言で意気消沈していた自分は勇気づけられました。

国民生活センターの方から「重篤な皮膚障害ですね。」と言われました。

後は(株)◯◯◯◯が誠意を持って対応してくれることを願うだけです。

ありがとうございました。

回答No.2

Oubli

認可された薬だと副作用救済制度があるのですが、今回の場合はPL法（製造物責任法）の範疇だと思います。

病院としてはパッチテストは健康保険がとおりませんので、検査できるとしても自費になります。販売者に対する民事訴訟を踏まえて検査をした方がよいでしょう。まずは保健所を通して健康被害の可能性を訴え、同様の被害が広がることを防ぐべきでしょう。損害賠償については弁護士と相談してください。

お礼

ありがとうございました。とても参考になりました。

回答No.1

hideka0404

そのタオルを検査して貰えば？

最終的にはパッチテストしないとどうにも補償されないと思います。

お礼

ありがとうございました。参考になりました。