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地震速報の誤報について
本日地震速報の誤報がありましたが、この誤報をさも気象庁の責任のような報道があることに違和感を感じます。 国民の生命財産を守るため、日夜調査・研究・監視している気象庁が何故謝罪するのでしょうか? 私は個人的に気象庁関係者に対して敬意の気持ちを持っておりますが、「狼少年」を恐れあまり必要以上にナーバスになっているように感じます。 この実態は報道の「悪」と国民のあまりにも「甘えた考え」がそうさせているように思えます。天変地異は気象庁の責任ではありませんし、正確な分析は人知を超えたものだと思うのですが・・・ 専門家のご教示いただければ幸いです。
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専門家ではありませんが、…。 どうすべきだったか、によるのではないでしょうか。 ○○すべきところ、それをしなかったということならば謝罪が必要かもしれません。 ○○に入る最善手は何でしょう。 地震センサーからの信号をノイズと分離する技術的手段がなかったようなので、 地震センサーからの信号を受けて、降水確率みたいに地震が発生した確率△△%みたいな 発表するしかないように思います。 その発表を受けて、リスクを判断した上で、鉄道会社や工場が自己責任で停止するしかないでしょう。 結果的に止めるしかなかったのではないでしょうか。(気象庁の責任とは関係なく) できることなら、センサーの耐ノイズ性向上や、複数センサーや周波数分析を用いて、 誤検知確率の低減を図って貰いたいところです。
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稼働中の機械やプラントを緊急停止させるのはボタン一つで一瞬にできますが、再起動させるのに数時間かかるものも少なくありません。 納期が迫っていたところにこの数時間が仇となり、納品期日が守れず取引停止になりそうだ、なんて零細企業の話を読みました。 取引停止になるだけなら良いのですが、銀行からお金を借りて資材を購入している場合も少なくないので、仕事に取りかかってからの取引中止が即会社倒産に繋がりかねない場合もあるのです。 そのような立場も規模も経営状態も良くない会社は少なくないですし、今回は範囲が非常に大きかったので、似たような工場は他にもあるかも知れません。 「もっと余裕のある経営しろよ」と言われればその通りですが、なんとかやり繰りしてきた会社が突然閉鎖され、従業員全員解雇になるなど洒落にならないケースもあるのです。 件の会社に関しては気象庁に損害請求すべきなんて意見もありますが、まあ無理でしょうね。 そんな訳で、ニュースで取り上げられることはないと思いますが、頭の一つも下げてくれないと収まらない人は実はすごく多いことも判ってあげてください。 個人的には地震速報の9割は誤報になると思っているので「誤報は仕方ないよね」とは思うのですが。
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ご回答ありがとうございます。 私も機械設備関係の設計業務を生業としておりますので、おっしゃられることは確かに・・・多種多様な業界の方々に多大な損害がでることは理解しております。 私の知り合いに気象庁の仕事をしている方がいます。その方からいつも耳にするのが、「気象庁の方々は学者肌の方が多く、他の省庁に比べると俗欲的な部分がほとんどない。」そうです。 結果的に毎年予算が減らされる傾向にあるとか・・・ そういったとを考えると、「頭の一つでも下げないと」ということも大人としては理解しなきゃいけないと思いつつ、一方ではスケープゴートにされている感が否めないのです。 国が、望みのない海洋資源開発に莫大な予算をつぎ込み、それに群がる役人・学者・業者がたくさんいます。国民が真実を知らないところでめちゃくちゃなことをやっているこした連中と気象庁の関係者をどうしても比較してしまうのです。 そういうわけで気象庁の関係者は損な役回りだといつも感じています。 あくまでも私は気象庁関係者でもないし、関連する仕事をしているわけでもありません。
- kyo-mogu
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専門家じゃないけどね。 まず、緊急地震速報の仕組みを理解出来ている人がどれだけ居るのかもあります。 ノイズとありますが、そのノイズがどこから来たのかが大切でしょうね。恐らく地震の揺れと似た感じだったのでしょうね。常にノイズが出ているのか、たまたまなのかも。 それと、誰かが謝罪しないと納得しません。それに今回は鉄道が止まったりなども影響も大きかったのでなおさら必要に成ります。もしここで、問題無いのだと言えば、不信感が募りむしろ気象庁を信用しなくなります。誤報であったことを正式に説明しないと、デマを流す人も出てきます。陰謀説が好きな人も居ますから。 こういった事から分析しさらに精度が上がることを期待したいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 素人の私でもノイズというものがいかにやっかいなものかは理解できます。(私が理解できるノイズは職業柄、機械系・制御系に乗っかってくるノイズのことですが、) それだけに地震速報を発する判断の難しさはいかほどか・・・気象庁の関係者の方々は常に重責の念に駆られておられるのではないかと察しております。 社会に対して、詳しい説明はもちろん必要だと思いますが、謝罪をすることに違和感を感じるのは私だけでしょうか? ぶっちゃけ今の最新の技術の範囲でできる限りの調査・分析・監視をして努力しているのにどうして謝らなければならないのか理解できません。あくまでも説明だけでよいと私は考えます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 NO.3さんのご意見に私も賛同します。地震速報を発表する側はリスクを負いつつ国民の安全を最優先に考えているはずです。自ら「狼少年」になり、悪者になろうと望むはずもなく、基本的に善意での行動であるはずです。 「今回のことは、誤報でよかったです。以後さらに観測精度を上げていただき、今後も国民の生命財産を守るためにご尽力ください。」と気象庁関係者の方々の労を労いたい気持ちです。 私も素人ですが、東日本大震災がもたらした数々の甚大な被害の中には天災が人災をもたらしたケースが数多くあると思います。重大な判断を迫られるケースではトップに立つものは躊躇は許されず、「石橋を叩いて渡る」が基本ではないかと私は考えております。それが被害を最小限に食い止める最善の策ではないでしょうか、 今後地震観測に必要な予算が適切に配分されることを願って止みません。