炭酸塩の沈殿反応について
Mg,Ca,Sr,Baイオンの存在する各水溶液に、それぞれ炭酸水素アンモニウム水溶液を加えたところ、Ca,Sr,Baの水溶液ではすぐに反応し炭酸塩と思われる白色の沈殿が得られました。
しかし、Mgの水溶液では反応が確認できなかったため、各溶液の濃度をかなり高くしたところ、同様に白色の沈殿が得られました。
次に、Mg,Ca,Sr,Ba全てのイオンの存在する水溶液に、炭酸イオンが不足しないように炭酸水素アンモニウム水溶液を過剰に加え白色の沈殿を作製し、得られた沈殿の元素分析を行ったところ、Mgがほとんど沈殿していないことが確認されました。
上の結果のようにMgがアルカリ土類金属と比べて反応性が乏しい具体的な理由がわかる方がいれば、説明をよろしくお願いします。
お礼
再々度のご教示ありがとうございます。 教科書にも、化学I・IIの新研究(三省堂)にも、アルカリ金属の炭酸塩は、分解しないと、理由もなく記述してあったのは、専門家の間でも、結論が出てないからかなと、思いました。 たくさんのサイトを教えていただきありがとうございました。