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家出した親に対する幼児の心理について
ある家庭の話です。父と幼稚園児以下(チビ達)と中学高校の子供(上の子達)を残して母親が家出をしました。1年後、母を見つけ出しましたが、母は誰にも会いたくないと言いました。しかし、子供達がどうしても母に会いたいということで、子供達だけ母に会える事になりました。上の子達は「会いたくない」と、チビ達は「うれしい」と会いました。ところが、実際会うとお互いしばらくの沈黙の後、上の子達から母にしがみつき泣きじゃくり、チビ達は黙って見つめるだけで近寄ろうとしません。後で、母があなた達の事を忘れた事はなかったと財布から子供達の写真を出して見せました。すると、初めてチビ達から笑顔がでました。これは、どういうことでしょうか。上の子達はなんとなくわかります。しかし、幼児の心はまだ意地を張ったりせず素直で母を恋しがるものだと思えるのですが、すぐに母に抱きつかないどころか無表情。すぐに親のいない寂しさを忘れたのでしょうか。チビ達の心理を教えてください。
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こんにちは。 下のお子さんたちは幼稚園児以下だったんですね? それで1年ぶり、ということは、お母さんが「誰」なのか判らなかっただけではないでしょうか? 意地っ張りとか、そういうのではなく、純粋に「これは誰?」という感覚じゃないかと思います。 無表情だったのは「正体の判らない人に対する自己防衛の気持ち」が顔に出たのであって、お母さんに対してマイナスの感情があってのことではないでしょう。 おにいさん、おねえさんたちの態度や、お母さんが写真を見せてくれたことで、ようやく安心できたのじゃないかと思います。 小さい子なりに、ちゃんと物事を考え、事態に対応しようとしていただけだという気がします。
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- eoc
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勿論推測です。 1)お兄ちゃんたちが突然 お母さんにしがみついて泣きじゃくったので、あっけにとられた。 2)チビ達は人生経験が浅い分、久しぶりにお母さんの顔を見ても、思い出す出来事が無かった。だから感情も湧かなかった。お兄ちゃんたちは小中学生まで育ててくれた分、頭の中を今までの思い出がよぎったのではないでしょうか。 3)お兄ちゃん達は、お母さんがいなくなってからいろいろと辛い思いをした。チビ達はお兄ちゃんたちが、寂しい思いや辛い思いをさせないように努力したので、チビ達はお母さんがいなくても幸せだった。だから、顔を見ても甘えなかった。
お礼
回答ありがとうございます。 >チビ達はお母さんがいなくても幸せだった。だから、顔を見ても甘えなかった。 そうですね。それは私にもわかります。
- o-syou
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幼児は、数ヶ月にわたって自分の前に居ない者を親とは認識しません。だからといって、寂しさを忘れたわけではありません。 チビ達は親のいない寂しさを忘れたのではなく、親のいない寂しさで、甘えることのできない我が身を閉ざしているだけです。 「チビ達から笑顔がでました・・・」とは、過去の思い出に対してのものでしょう。 恋しい母に抱いてもらえなかった記憶は一生消えません。
お礼
回答ありがとうございます。 >「チビ達から笑顔がでました・・・」とは、過去の思い出に対してのものでしょう。 はぁなるほどぉ。言われるとそうですね。
- myeyesonly
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こんにちは。 それは多分混乱しているのでしょう。 「家出」という状態がまだ理解できないので、突然いなくなって一年もたってからまた突然現れたという現実に戸惑ったのだと思います。 わけのわからない現実に巻き込まれて一度は母を失ってしまったので、本当にその人が母なのか、証明する物が欲しかったのではないかと思われます。
お礼
回答ありがとうございます。 >それは多分混乱しているのでしょう。 そういうことがあるのですねぇ。そうですよね。まだ小さいのだから。
お礼
回答ありがとうございます。 忘れていました、幼児の脳は未熟だと言う事を。 つい、大人は感情面で考えてしまいがちですが、幼児にとって感情の問題ではなく記憶などの単純な問題なのですね。恨みとか悲しみとかの複雑な感情もまだしっかり育ってないですよね。 母がいなくても家族はいたのだし。一番つらかったのは、チビ達ではなく、しっかり物事を理解できる上の子達ですね。 納得できました。皆さんありがとうございました。