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仕組み債購入の適否とユーロ・ストック50指数の下落リスク
- フィンランド地方政府保証機構保証付の仕組み債を購入するべきか否かについて、ユーロ・ストック50指数の下落リスクを考慮する必要があります。
- ノックイン価格はユーロ・ストック50の終値の65%に設定されており、ユーロ・ストック50指数が2018年7月18日までに35%以上下落する可能性があるかどうかを検討する必要があります。
- リーマンショック時の安値1810を再度下回るリスクがあるかどうかを確認するため、専門家の意見を参考にすることが重要です。
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仕組み債と言うのはほぼ全てそうですが、利益が出る時は上限が付くけど、損失を被る時は際限なく損失を負担させられると言う構成になっています。これもそう。(その時点で私だったら買う気が喪失しますが・・・。) きちんとボラティリティから計算した訳ではないですが、直観的には、ノックイン価格の設定は良心的な方だと思います。 しかし、この仕組み債を売り出していると言うことは、これと正反対の条件での買い手が存在していると言うことです。(=「ユーロストックス50が、一度でもノックイン価格を下回り、かつ最終評価価格が当初価格を下回った場合に、当初価格からの下落を全て損失補填してくれるのであれば、年利4~9%の手数料を支払ってもかまわない」と思っている人が存在する。)しかも、この「買い手」は殆どが機関投資家(いわゆるプロ)です。そのことを忘れない方が良いと思います。 また、これもよくある話ですが、ユーロストックス50が今後下落して、ノックイン価格に近付くと、反対側に居る機関投資家は、間違いなく、ノックインを下回るように、株価を操作してきます。 更に、仕組み債の場合は、ふつうは償還前の売却は不可能だと考えておいた方が良いです。その意味で手元流動性は極めて低い商品です。これが何を意味するかと言うと、ユーロストックス50が今後どんどん値下がりしていっても、途中で売り逃げすることはできないと言うことです。(ユーロストックスは先物市場が存在するので、空売りでヘッジすると言う手はありますが、そんなことのできる人は、そもそもこんな仕組み債は購入しないでしょう。) まあ、その辺も考えてご検討された方が良いのではないでしょうか。
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- simotani
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私が云いたいのは一旦株価指数が1000程度迄落ちた後に3000に上がった場合です。 勿論一度も下がらない場合には元金のまま償還されるのは当然です。
お礼
この仕組み債は、いかなる場合も額面金額を越えて償還されることはないと理解しています。
- simotani
- ベストアンサー率37% (1893/5079)
可能性と云えば全く無いとは言い切れません。 但し、ノックイン後の株価上昇の際に株価連動で上がるならば買う意味はあります。
お礼
この商品は株価指数がノックインを割った場合のリスクを購入者が負うものですが、株価指数がどんなに上がっても購入者には額面金額で償還されるだけです。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 リーマンショック時の指数を下回る危機があると思う機関投資家がいるということですか。ドラギさんはうまく対処してくれると思うのですが。 なにせ、なじみのない指数なので、もう少し考えてみます。
補足
年利率が5.8%に決まりました。