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英文の文型の判断に迷っています

以下の英文の文型を教えていただけますでしょうか? Lufthansa, which is expected to win the “Doing it All” distinction. (ルフトハンザ航空は「Doing it All」の栄誉を獲得すると予想されている) 例えば、「予想」という行為をしている主語を世間の人々と考えて、 Lufthansaを目的語とし、to winというto-不定詞を、目的語の補語とするような 第5文型の平叙文(下の文を想像しました)を受動態にしたものでしょうか? Everyone expects Lufthansa to win the “Doing it All” distinction. 解説いただければ幸いです。

みんなの回答

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10007/12518)
回答No.3

「補足」の書き込みにお答えします。 >>Lufthansa is expected to win the “Doing it All” distinction. >>(S+V+Cの第2文型) >>のほうが、より適切な解釈と言えるかも知れません。 >につきましては、 >「受動態(be expected)+to-不定詞(to do)」は第5文型のパターンという風に単純に覚えてしまっていたのですが、この目次の場合は「which」が「Lufthansa」を修飾する独立節を導く関係代名詞の主格で、受動態で省略されている主語<S>が(私が便宜上考えるに仮に)「Everyone」で、他動詞「expect」<V>の目的語<O>がwhichの先行詞の「Lufthansa」で、そのLufthansaを意味上の主語とする補語はto-不定詞の「to-win」という構成の第5文型と考えては無理がありますでしょうか。 ⇒よく考えられていると思います。というのも、「本文の深層」を解剖すれば、確かに仰せのとおりの文型になると考えられるからです。すなわち、「変形生成文法」の理論でいう、deep sturacture(深層構造)のレベルでは、おそらくこういう解釈と大同小異の構造が想定されるものと考えられます。 ただ1つ、より厳密に考察すれば次のことが言えるでしょう。つまり、この場合受動態で省略されている主語は、“Everyone”「だれもが」というほど強いものではなく、おそらく“They”「人々が」というほどの、いわば「無色」に近い感じの語のほうがよりふさわしいように思われるのです。 それゆえに、surface sturacture(表層構造)では、ことさらその主語を表わす必要はないと感じられるからこそ受動態形式をとった、という状況ではないでしょうか。(深層構造では「論理や一貫性」が、表層構造では「経済や効率」が優先するので、こういうことが起こるのでしょうね。) 結論として、本文は、 深層構造では:第5文型(S+V+O+C) 表層構造では:第2文型(S+V+C) と言えるものと考えます。

oqkcyrwr
質問者

お礼

Nakay702様 再度お答えくださり、ありがとうございます。 私は文法が苦手で質問ばかりなのですが、まだまだ奥が深いのですね。 参考になりました。 重ねてお礼申し上げます。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10007/12518)
回答No.2

>以下の英文の文型を教えていただけますでしょうか? >Lufthansa, which is expected to win the “Doing it All” distinction. >(ルフトハンザ航空は「Doing it All」の栄誉を獲得すると予想されている) ⇒何かのタイトルか見出しの類でしょうね。あるいは、日本語の「体言止め」のように、強調等何らかの修辞上の理由でこのような名詞節にしたのかも知れません。この語句を文字通りに訳せば、 「 “Doing it All”(全遂行)の栄誉を獲得すると予想されている、そういうルフトハンザ航空」 といったところでしょうか。 >例えば、「予想」という行為をしている主語を世間の人々と考えて、 >Lufthansaを目的語とし、to winというto-不定詞を、目的語の補語とするような >第5文型の平叙文(下の文を想像しました)を受動態にしたものでしょうか? >Everyone expects Lufthansa to win the “Doing it All” distinction. ⇒これでも間違いではないと思いますが、「主語を明示する必要が最初からない」ような類の表現ですから、単純に考えて、 Lufthansa is expected to win the “Doing it All” distinction. (S+V+Cの第2文型) のほうが、より適切な解釈と言えるかも知れません。 つまり、この表現は、「もともとS+V+Cの第2文型であったものを、何らかの修辞的理由で名詞節に書きかえたもの」と言えるでしょう。 以上、ご回答まで。

oqkcyrwr
質問者

お礼

Nakay702様、 早速ご回答くださり、ありがとうございます! 不完全な文を題材に質問を投稿してしまいまして、 誠に申し訳ございませんでした。 また、それにもかかわらず早速のご説明を賜りまして、 大変ありがたく感謝致しております。 これに懲りず、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

oqkcyrwr
質問者

補足

Nakay702様ご指摘の >Lufthansa is expected to win the “Doing it All” distinction. >(S+V+Cの第2文型) >のほうが、より適切な解釈と言えるかも知れません。 につきましては、 「受動態(be expected)+to-不定詞(to do)」は第5文型のパターン という風に単純に覚えてしまっていたのですが、この目次の場合は 「which」が「Lufthansa」を修飾する独立節を導く関係代名詞の主格で、 受動態で省略されている主語<S>が(私が便宜上考えるに仮に)「Everyone」で、 他動詞「expect」<V>の目的語<O>がwhichの先行詞の「Lufthansa」で、 そのLufthansaを意味上の主語とする補語はto-不定詞の「to-win」という構成の 第5文型と考えては無理がありますでしょうか。

回答No.1

>Lufthansa, which is expected to win the “Doing it All” distinction. これだけでは完全な文ではありません。 Lufthansa, which is expected to win the “Doing it All” distinction, will ~. と述語が続くか, They work for Lufthansa, which is expected to win the “Doing it All” distinction. のように,前に SV があるかすれば完全な文です。 ただ,ことがらの列挙とか,前後の続き具合によっては 名詞で言いきっている文の可能性もあります。 which is expected ~という部分の構造はおっしゃるように, expect O to do という「O が~するのを予想する」という 一般的に SVOC と説明されるような文型の受動態です。 これだけでは >ルフトハンザ航空は「Doing it All」の栄誉を獲得すると予想されている。 という文ではなく, ルフトハンザ航空,(それは)「Doing it All」の栄誉を獲得すると予想されている(のであるが) という名詞+その説明にすぎません。 翻訳として文と訳すことは前後によっては可能です。

oqkcyrwr
質問者

お礼

wind-sky-wind様、 早速ご回答くださり、ありがとうございます! 不完全な文を題材に質問を投稿してしまいまして、 誠に申し訳ございませんでした。 また、それにもかかわらず早速のご説明を賜りまして、 大変ありがたく感謝致しております。 これに懲りず、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

oqkcyrwr
質問者

補足

wind-sky-wind様ご指摘の >これだけでは完全な文ではありません。 恐れ入ります。雑誌の目次だったのですが、 記事の見出しは以下のようなものです。 長かったので目次で質問してしまいました。 German government will make the national flag carrier Lufthansa, which is expected to win the “Doing it All” distinction for the year 2012, beloved by passengers around the world. (ドイツ政府は、2012年の“Doing it All”の栄誉を獲得するであろう、母国を代表する ルフトハンザ航空を世界中の乗客達から愛されるようにしようとしている) あらためまして、この場合「government」が<S>、使役動詞「make」が<V>、「Lufthansa」が<O>、 「which~2012」が「Lufthansa」を先行詞として修飾する関係代名詞の継続的用法、 「beloved」が<C>という、間に節が挿入された「入れ子構造」の第5文型 ということになりますでしょうか。

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