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自動車のスモールオーバーラップ衝突試験について
Q1.米国で実施されているというスモールオーバーラップ衝突試験とはどんな試験ですか? Q2.これから新車を購入する場合、安全性能を重視するならスモールオーバーラップ対応ボディーの車を選ぶべきですか? Q3.日本でも同様の試験が既に実施されていますか?あるいは、実施する計画がありますか? Q4.手ごろな価格でスモールオーバーラップ対応ボディーの車を手に入れたいのですが、スモールオーバーラップ対応ボディーの国産車はありますか?あるいは、スモールオーバーラップ対応ボディーは非常に高価ですか?
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既に回答があるので、Q4に関して回答します。 スモールオーバーラップ衝突に対応した国産車としては、 アコードのほかにスズキ キザシがあります。 受注生産のレアな車ですが、スズキのフラッグシップです。 米国IIHS(道路安全保険協会)の発表では、 GOOD(良):Volvo S60、Acura TL、アコード2013(4ドア)、スズキ キザシ :ACCEPTABLE(良)、VW パサート、Infiniti G、アコード2013(2ドア)、日産アルティマ、スバルレガシィ、起亜オプティマ MARGINAL(可)、:Acura TSX、VW CC、VW JETTA、BMW3、リンカーン MKZ、ヒュンダイ ソナタ POOR(悲しい):メルセデス Cクラス、Audi A4、レクサス ES・IS、カムリ、プリウスv 25%オフセット衝突試験は、自動車の補強しにくい部分を狙って衝突をさせる試験です。 車を設計する立場からすれば、意地悪な実験です。 25%オフセット衝突試験で高評価を得た車は、センターピラー、Aピラーなどにホットプレス製法の素材を使用してます。 これは金属の焼入れと同じ原理で、熱した鋼材を急冷しながらプレス加工する方法です。 国産車ではプリウスが最初に実用化したと思います。(軽量化のため) ホットプレスで成型されたメンバーは、ハイテン(高張力鋼)の2倍近い強度を得られます。 しかし、熱して急激に冷やす工程が増えますから、 工場内部に炉が必要になる。 生産サイクルが長くなる。 鉄は熱により変形しますから、高出力のレーザー光線で修正する必要があります。 したがってコストを要求される車種には未だ採用されていないのが実情です。 25%オフセット衝突試験の結果に衝撃を受けたメルセデス、レクサスなどは現行のホットプレス製法を増やしていく方針です。 ただ、衝突して閉じ込められた場合、ホットプレス製法でできた素材はレスキューのカッターで切れない場合もありますから、一概に安全とは言えません。
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- andy_kun
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>> Q3.実施されていません。されるかは国土交通省次第でしょう >自動車メーカーがhその気になれば商品設計時にできる衝突試験に思えます。 >技術者の安全に対する意識が低いのでしょうか。もしそうなら、残念なことです。 この部分は意味不明です。 当然アメリカで試験が実施されているのですから設計時に対応するように 設計はするでしょう。 ただ、日本で統一基準として試験が実施されるかは別問題です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 > 技術者の安全に対する意識が低いのでしょうか 正面からの衝突と40%重なりに加えて25%重なりにした途端に落第点(poor)になったという文書を読むとすごくお粗末な印象を受けました。消費者の立場からすれば、実際にあり得る範囲でどのような方向から衝突されても安全な車に乗りたいと素直に思います。車体を設計する技術者なら、正面衝突や40%重なりでの安全性を検討した際に、「もっと端っこにぶつかったらどうなるか?」「斜めからぶつかったら大丈夫か?」ということに関心が向くはず、ではないでしょうか? スモールオーバーラップの弱点はかなり以前に把握していて、とっくの昔に自主的に対策をしているはずではないでしょうか? でも実際はこの期待を裏切る結果になっている。技術者に想像力が欠けているのでしょうか?経営者に良識が欠けているのでしょうか?なぜ公的機関がテストするまで対応が遅れたのか疑問(というよりはいらだち)を感じてしまいこのような表現をしてしまいました。 私は自動車メーカーの社内事情について知らないので配慮に欠ける表現をしてしまったかも知れません。もし不快感を与えたのでしたらお詫びします。
- andy_kun
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Q1:今までは40%のオフセット衝突だったのを25%程度の オフセット衝突にした試験 Q2できるなら Q3:実施されていません。されるかは国土交通省次第でしょう Q4:今の所はアコードHVだけ
お礼
ご回答ありがとうございます。 > 今の所はアコードHVだけ どのような車種を選んでも安心という時代が早く来て欲しいと感じました。メーカーの今後に期待します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 安全性という面では、日本車が優れているわけではないのが良くわかりました。 それから、プリウスの低い評価に驚きました。燃費だけで無く、安全にも配慮した車づくりをしてもらいたいです。 > Q3.実施されていません。されるかは国土交通省次第でしょう 自動車メーカーがhその気になれば商品設計時にできる衝突試験に思えます。技術者の安全に対する意識が低いのでしょうか。もしそうなら、残念なことです。