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統一球に関して
統一球に関しての謎 (1)加藤良三はなぜボールの変更を隠してた?のか (2)そしてなぜ今頃になって変更があった事を発表したのか? (3)それらの問題を解決するための第3者委員会はどういう組織でどういう人間がなるのか? もし(3)の関係者が加藤の息のかかった人間なら解雇することはできないのでしょうか?
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1.についてですが、どうやら本当にあのジイさん(加藤氏)…知らなかったらしい、という話が球界の中での意見として多数になってきているようです。むしろそちらが大問題で、球界の法的・倫理的な後ろ盾となるべきコミッショナーが、ボール変更というプレーに直結する問題を「知らされていなかった」。実は知ってて隠しているよりこちらの方が問題なのです。コミッショナーの権威丸潰れですから。コミッショナーはただプロ野球界の神輿でもお飾りでもありません。極論、コミッショナーが一言「今シーズン、これで終了!」と決めてしまうと、そこでシーズンは終わってしまう、圧倒的な権限があるのです。 前にも他の質問に書きましたが、コミッショナーの球界での権限の前では、悪名高き某新聞社主筆の暗躍など鼻息で吹っ飛ばす、この程度造作もないのです。コミッショナーが仮に悪逆非道な人物で、某主筆にプロ野球継続の条件で公共電波の前でコミッショナーの前で土下座しろ、とかとんでもない要求をしても、権限上は呑むしかないのです。さすがにあの主筆があのコミッショナーの前で土下座して、はあり得ないですが(主筆は表向きほど野球は好きではないので、その時は遠慮なく球界潰しに同意するでしょう)。そのくらいの力があるということです。だからこそコミッショナーという仕事は、プロ野球界の隅から隅まで知る必要が有るのです。毎日の各球場の試合内容から入場者数、各球団コスト、それこそ本来秘密裏に進められるべき移籍情報さえ、コミッショナー事務局にまず入るわけで、下手に隠してトレードを決めても、コミッショナーがダメといえばトレードは消えます。 となると、2.は当然ですよね。今頃知らされたのが球界全体どころかコミッショナーまでもが、であったら…WBC監督選定時のやたら口を挟むあの態度から見て、何か新しいことを知れば話したくてたまらない、そこで名前の上がった事務局長とメーカー担当者が斯く斯く然々でボールを変えました、と聞かされて「何~!?」と発表に踏み切った、そう考えると今頃の発表に何の違和感もなくなります。世の中全て、意表とか突然はあり得ません。すべては必然です。ただ辞めないとゴネるのも、球界に対しては「テメエらだって知らなかったんだろ?」というアタマがあるからで、そりゃ辞めるなんて言えるわけがありません。自分に責任があるとは到底思えない話だと理解しているからでしょう。 3.については、予定では3名程度の法曹界関係者(実はここがクセモノ)とオーナー会議から担当数名、そして選手会から幹部クラス数名、という陣容になるらしいです。元々プロ野球コミッショナーは、法曹界と政官界からの順送りで就任してきた歴史があります。よって、おそらくは法曹界からやってくる面々も、過去にコミッショナーを務めた、あるいはコミッショナー事務局で法的実務を担当した人間が来るのでしょう。つまり、コミッショナーから見たら身内に近いのが来るはずです。第三者委員会といえども、情報がなければどうにも調べようがありません。昨今では柔道の不正受給や大相撲の八百長問題でも、第三者委員会を立ち上げた結果訳の分からぬ結末で火消しに走る(大相撲は結果的にそれで裁判沙汰ですが)傾向があります。今回もあくまで「真相究明をしました」というアリバイのための組織にすぎないというのが概ね球界全体の評価です。それさえ済めばコミッショナーが辞める筋合いはなくなりますから。 第三者委員会自体をコミッショナーが立ち上げる、という事実を考えれば、親加藤派の人間が加わっていたとしても、排除は出来ないでしょう。もしそれが他者によって可能なら、そもそもその前にコミッショナーをクビに出来ているはずです。日本野球機構に「コミッショナー解任」の権限は「一切ない」のですから。病気か自らの進退でない限り、コミッショナーは任期満了まで務めるもの。だから、前述のように法曹界・政官界からの「天下り先」に利用されてきたわけですから。
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- ゆのじ(@u-jk49)
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加藤が隠していたというのではなく、そんなことは、選手もファン(コアなファン?)も承知していたこと。アレッと思う妙な打球がスタンドまで行っちゃったりしていたからね。で、妙だから、選手たちが、道具の提供など受けたりして、懇意にしているミズノを捕まえて、一度、調べてよということになった。そして、検査したら、下限ギリギリの反発係数に設定されていたはずのボールが、そうではなかったというだけのこと。 ミズノは、コミッショナーサイドからの要請により、反発係数を上方修正し、それを口外無用と厳命されていたと真相を語った。 それを受けて、規定されている許容の範囲内でのことなのだから、加藤は「不祥事だとは思っていない」と言い張った。 加藤は、何の権限も与えられていない日本のコミッショナー制度の馬鹿馬鹿しさを世間に公表したいのだと思う。「裁定」を下す権限はなく、ただ「要望」として意見を述べることだけが許されているので、「不祥事とは思っていない」という馬鹿げた意見を述べただけ。 コミの任期は二年、既に、任期は延長されているので今期限りの退任というのが今後の見通し。そういうことはオーナー会議によって決する。そして、加藤は、オーナー会議では、単なる立会人でしかない。
お礼
ありがとうございました。
- m9131337157
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報道や会見からまとめてみました。 (1)加藤良三はなぜボールの変更を隠してた?のか A.加藤良三はボールの変更を知らず、もし知っていたら直ちに公表すべきだったとの発言。 後に事務局内部の意思疎通を欠いていた、これまでの説明と食い違う形になってしまった、結果的に混乱を招いてしまったことを謝罪しながらも隠蔽や不祥事でない事を強調。 ボールの変更は下田事務局長の独断で変更、現場の混乱を避ける為に公表せず。 1回目の会見で加藤コミッショナーに昨夏相談して決めた、「生活の知恵というか」と在庫消費を目的と匂わす発言をするも以後混乱していたとして撤回。 (2)そしてなぜ今頃になって変更があった事を発表したのか? A.選手会にただされた為、公表するに至った。 (3)それらの問題を解決するための第3者委員会はどういう組織でどういう人間がなるのか? もし関係者が加藤の息のかかった人間なら解雇することはできないのでしょうか? A.明日メンバー発表。 ※そもそも第三者委員会とは当事者とは関係の無い第三者による委員会の事です。 公にされた事は以上です。 加藤が知らなかったとか、選手会にただされた為とか、混乱避けるためとかちょっと無理があるように思えますが。。 今後新たに公表されることがないとなると全て憶測止まりですので真相は闇の中、でしょうね。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。非常に興味深く面白い内容でした。