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気象制御に関する質問です。
気候制御や地球改造といったどでかい事を夢想するのが好きです。以下質問です。 雨は低気圧即ち空気密度が薄いことであり、晴れは高気圧即ち空気密度が濃いことだと思います。 ならば東京が雨の時、遥か洋上の空気をコンプレッサーで圧縮輸送し、東京で放出させれば、雨は止んで晴れになりますか?
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質問文中の『雨は低気圧即ち空気密度が薄いことであり、晴れは高気圧即ち空気密度が濃いことだと思います』の部分が,根本的な誤認です。 大気の密度は,気温に大きく依存しており,冷気ほど密度が大きく,従って重くなります。 暖気は密度が小さく軽くなります。且つ,湿った空気ほど軽いのです。温帯低気圧は寒気と暖気の接触する境界に発生し,湿った暖気ほど急速な上昇力を得て低気圧を発達させ,悪天候をもたらします。太平洋高気圧は湿潤で温暖なため,大気の密度は薄いながらも,温度による膨張のため軽くなり上空まで勢力を保ちますが,大陸性高気圧は寒冷且つ水分補給が無いため重くなり,上空にまで勢力が及びません。 性質の異なる高気圧が衝突しようとするときに,その性質の差が甚だしい上昇気流を呼び起こし,低気圧を発達させ,悪天候を招くわけです。 密閉された容器内でのボイル・シャールの法則は,自由空間内では適用されません。加えて,海洋上では大量の水蒸気が供給され,温暖・湿潤な大気を形成するため夏は蒸し暑くなり,冬の大陸では寒冷・乾燥した大気が形成されるため,痛みさえ感じるほどの寒さとインフルエンザを流行させるウイルスの蔓延をも招きます。 とにかく,『』内の認識に誤りがあります。
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- manno1966
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> 雨は止んで晴れになりますか? ならない。 つまり、関係無い。 それで晴れるなら、空気を持っていかれた「遥か洋上」は雨になるはずですよね。 こちらも雨になりません。 問題なのは上昇気流です。 空気より重い気体、例えば二酸化炭素を直径2メートルほどの風船に入れて、両面テープで固定し、重さを計る。 この時、何もしない時と、数個の扇風機で上から風を当てた時と、下から風を当てた時、当然に風の強さにもよりますが、数パーセントから十数パーセントの重さの違いが有るでしょう。 > 雨は低気圧即ち空気密度が薄いことであり 気圧とは、言い換えれば計測した地点より上にある空気の重さです。 上昇気流により、空気を持ち上げている結果として気圧が低くなっている=密度が薄くなっているのであり、上昇気流に関係なく密度を上げても意味が無いのです。 地上より上空は気温が低い。 通常、100m上昇すると約0.6℃温度が下がります。 上昇気流により空気が上空に行くと、温度が下がることから空気中の水分が水滴となり降ってくる。それが雨です。 問題なのは上昇気流ですが、「洋上の空気をコンプレッサーで圧縮輸送し、東京で放出」しても上昇気流が強くなる要素にはなっても、無くす方向の対策ではないからあまり意味が無いのです。 上昇気流の原因は、空気の温度が周囲より高い場合というのが多い。 なので、温度を冷やす方向の対策が良い。 また、空気中の水分が問題なので、空気を乾燥させる(相対湿度を低くするのは意味が無い。絶対湿度を低くする対策が有効)のもいいです。
お礼
回答有難うございます。
- kirigirios
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どっちに向けて放出しますか? 上に向けたら上昇気流で竜巻か積乱雲ができ、大雨や雷になって大騒ぎ。 下に向けたら強風で人が飛ばされたり屋根瓦が落ちたりで大騒ぎ。 そんなことより、直接雨雲に風を当てて飛ばすか、ポンプで吸い込んじゃうほうが話が早いと思うけど。
お礼
回答有難うございます。
お礼
回答有難うございます。 >性質の異なる高気圧が衝突しようとするときに,その性質の差が甚だしい上昇気流を呼び起こし,低気圧を発達させ,悪天候を招くわけです。 納得です。