プロテスタントの中にも進化論を許容する教派はあるよー。
ニッキやルーテルなどといった、堕落した……おっと、じゃなくて、
世俗化した教派の中にはリベラルな立場をとる教会もあって、
それらの教会では創造論も単なる宗教上の物語として理解されることがある。
そもそもプロテスタントの教会群じたいがそれぞれの教区で
幾らか独立性をもって発展し、その発展過程で離合集散を繰り返している
という複雑な経緯をもつので、ひとくちに教派教団といっても
平等無差別の特徴があるんだろうと思う。とまれ、
進化論に対する立場の違いという点に限って言えば、改革派の教会は、
これら自由主義神学の立場をとる教会とは対極に位置する傾向が見られる。
日本の福音派なんかは極右…おっとじゃなくて、伝統主義的教派といえるか。
彼らにとって進化論は罪人のためにつくられた異教に見えるかもしれない。
もっとも、繰り返しになるが、これらはあくまで一般的傾向の問題で、
それぞれの教派の信者個々人が進化論を(創造論を)どう考えるかは、
なかなか一概には即断はしにくいかもね。何せ心の問題だからさ。
にしても保守×リベラルの対立の構図ってアメリカの大統領選挙みたいね。
知らなかったけど、天保年間にダーウィンって来日講演とかしたのか?
織田信長が地動説を即解してイエズス会の伴天連が腰を抜かしたっていう話は
どっかで聞いたことあるけど(ほんまかいな~?それ)。
それとも、むかし阪神にダーウィンっていう投手がいなかったっけ?
補足
改革派教会に限定したのは、それが「これぞプロテスタント」という印象を与えるからです。ウェストミンスター信仰告白によれば、「聖書のみ」だそうです。岡田稔ならば、私の質問にどう回答するか、それが知りたいと思います。