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文春の判決について

田中議員の長女のプライバシー侵害で 30,000部差し止めの判決ありました。 新聞によると「今後は出版の言論の自由」 に大きく影響する・・・とありましたが そもそも、ひとつの判決事例がつくられると、 その後の類似訴訟に対してもそうなる可能性が 大きいということですか。 ひとつの判決というものは「事例」となり、その後の 類似審判は右に倣え・・・というセオリーが法曹業界では一般的なのですか??

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  • ベストアンサー
  • DoubleJJ
  • ベストアンサー率34% (127/367)
回答No.5

>>そもそも、ひとつの判決事例がつくられると、 その後の類似訴訟に対してもそうなる可能性が 大きいということですか。 その可能性が高いでしょうね。 特に東京地裁、高裁は実務的な処理能力が高い、法曹エリートが集まってくるなどの理由から、東京での判決は事実上の判例として下級審を拘束する力があるとされています。ですから今後は今回の決定に従い、地裁高裁レベルにおいては処理されることになると思われます。 しかし、今回の件が言論の自由に影響するとは思えません。なぜなら今回の判決、決定はあくまでも今までの判決の流れを踏襲しただけであり、目新しいものではないからです。にも関わらず、マスコミがこれほどまでに表現の自由の侵害と騒ぎ立てる姿勢に疑問を感じます。 今回の問題で浮き彫りになったのは、北方ジャーナル事件以来プライバシーの侵害は違法であるとされていたにも関わらず、知る権利と適当な理由をつけて、収益のために好き勝手な報道取材を続け、判決で違法と咎められると表現の自由の侵害と言いがかりをつける盲目的かつ傲慢な態度、及び違法な取材被害を受けているにも関わらず、マスコミ及び出版者の横暴に対して被害者は泣き寝入りせざるを得なかったという実態ではないでしょうか。 マスコミや出版者は「真実を伝える」という名の元に活動していることになっていますが、彼等も生活があり、利益をあげるために活動している営利企業の一員であるということを改めて認識する必要があります。マスコミ全体が表現の自由の侵害だと反発すると、私達はメディアの影響力に引かれて、つい同調してしまいがちですが、彼等が行うことは必ず正しいわけではないということを我々は自覚するべきでしょう。

007
質問者

お礼

マスコミをまったく鵜呑みにしてはいけない・・・ ということでしょうか。 新聞、テレビ、雑誌・・・記事も広告も営利追求のもとでやっていることは間違いないし、情報を金で買っているのが消費者ですから、おっしゃることはよくわかります。 個人自身の情報リテラシーをアップさせないといけないですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • akr8696
  • ベストアンサー率37% (87/234)
回答No.6

まず,質問者様はじめ皆さんに大きな誤解があります。 今回の一件はあくまで仮処分決定であり,判決ではありません。 確定判決と本案の民事訴訟の前段階である仮処分の決定では自ずとそれの持つ意味合いは異なってくると思います。 出版差し止めの是非やプライバシーの侵害についてはある程度の時間をかけて本案判決を待つ必要があると思いますし,今回の裁判官の判断は妥当であると思います。 また,当然今回の決定にあたっては長女側に相当額の担保を立てさせていると考えられます。 文春側は今回の騒動を宣伝に利用し,またその他のマスコミも必要以上に騒いでいるように感じます。

007
質問者

お礼

このこと自体が、またまたマスコミにとりあげられているので、なんだかマスコミにとっては一石二鳥かもしれなかったですね。 あくまで、結論にいたるまでの途中段階ということですね。 回答ありがとうございました。

noname#35690
noname#35690
回答No.4

類似訴訟は公平に同様に処理されるでしょう。 ただ、今回は私人であることや、私生活事項であることが、重視されたので、即、言論統制というのは、あてはまらないですね。 言論の自由と同じくプライバシー権も憲法で保障されてるとかんがえられていて、両者を調整する必要があるからです。他者の人権との関係では言論の自由も制約されるのです。 誰でも、交際相手や部屋の中等を、さらされるのは、嫌でしょう。人に知られたくない事は私にもたくさんあります。 出版に影響が出るのは明らかですが、私人の私生活を書きたてないことは、本来メディアが自律的にやるべきなのに、怠って、他者の人権を侵害してきたから、 裁判所が調整したのではないでしょうか。

007
質問者

お礼

やはり田中真紀子さんのお子さんでも私人でしょうか。 先達、木村拓也の弟がアエラで取り上げられていましたが、親族が有名人だと当人もそういうふうに なってしまうのですね。 今後有名人のプライバシー制限でも法律化されれば いいかもしれませんね。 回答ありがとうございます。

  • nyazira
  • ベストアンサー率21% (56/256)
回答No.3

判決は出ましたが、文春側は上告しております。 まだ、確定判決ではないと思います。 そのまま確定するかもしれないし、ひっくり返る 可能性もあります。 仮に今の判決が確定したとしても、まだ一例です。 それを前例(判例)として踏襲するには、まだ長い 時間がかかると思います。 暫くの間は、同種の裁判でも判断がぶれ続けると推察 しております。 その中で、判例が形作られていくのではないでしょうか。 したがって、直ちに右に倣えとはならないと思います。

007
質問者

お礼

この答え、ほっとしました。 長年の論議を経て、結論が下されるのですからね。 でも、アメリカみたいに一般の大衆の意見を とりいれてみるのもいいかもしれませんね。 それが陪審員制度ですか。 ありがとうございました。

noname#118466
noname#118466
回答No.2

法曹界に詳しいわけではありませんが、常識の範囲で・・ 一番の方もいわれているとおり裁判所や判事によって判決が変わるようでは国民が困ります。判事によって判決が大きく異なった場合は上級審の判断を仰ぐことになり、最終的には最高裁判所の判決を求める制度になっているので、今回の判決だけで「今後に大きく影響する」という解説は踏み込みすぎのような気もします。

007
質問者

お礼

ですかね。 まだ上告がありましたね。 でも、最高裁が同じような判決をすると 世論が動きかねないですね!! ありがとうございました。 ところで、最高裁でも不服があった場合は どうすることもできないのでしょうか??

  • rmz100
  • ベストアンサー率32% (339/1047)
回答No.1

そのとおりです。 裁判所は「前例」があればそれに順じます。 逆に同じような裁判で毎回違う判断をしていると「法の公正性」が失われます。

007
質問者

お礼

そうなんですか。 一度「前例」ができれば、それに従う・・・ なんだか恐ろしい世の中ですね。 ありがとうございました。

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