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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:夢診断・夢の解釈をお願いします。)

夢診断・夢の解釈の一般的な立場と現実と夢の関係について

このQ&Aのポイント
  • 心理学の多くの学派では夢解釈を研究分野としていないが、夢は各学派で異なる解釈がある
  • 夢の中の出来事に現実が影響されることは通常の現象であり、感情的に影響されることもよくある
  • 動物も夢を見ている可能性があり、夢と現実の区別は個体によって異なる

質問者が選んだベストアンサー

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  • ruehas
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回答No.3

こんにちは。 #2です。丁寧なお礼を度々恐縮であります。 ちょっと取り留めのない回答になってしまいますが、夢を現実と思うことと、現実と夢を履き違えるのではその意味が異なります。当たり前のことですが、それは起きているか寝ているかですね。 深く夢を見ているとき、我々はそれを現実と思っています。ですが、目覚めれば大概夢だったと知ることができます。これは、眠っているときには外界からの情報が遮断されているからです。ですから、ひとたび目覚めるならば、今現在の状況を嫌でも把握することとなり、このため、それと比較するならば先ほどの現実が夢であったことは程なく自覚されます。 脳といいますのは、環境からの入力に反応し、与えられた状況に適応した行動を選択するためのシステムです。これがどういうことかと言いますと、我々の行動は感情に支配されているのではなく、環境に支配されているということです。 何の入力もなければ辺縁系に情動反応は発生しません(仮に眠っていても入力がゼロということはないのですが)。感情といいますのは入力に対してYES・NOの判定を下す機能であり、理性とはこれに基づき、状況に応じた適切な行動を選択するための規範です。従いまして、感情が発生しなければ理性も働きません。我々は夢や感情に支配されているのではなく、与えられた現実に支配されているのです。ですから、心の奥底でしばしば様々な不満や願望が夢に表れるのではないでしょうか。 非理性的な行動といいますのは、理性的な考えによって判定される結果です。従いまして、これが自覚できるならば回避するというのが通常、人情です。私にはちょっと想像も付きませんが、薬物中毒や統合失調症といったものは、脳内でこの秩序が乱れてしまっているのではないかと思います。そして通常、何の理由もなくそのような精神状態に見舞われるといことは恐らく、まずないと考えて構わないと思います。 夢占いではお告げとかラッキーサインなどと書かれますが、夢判断ではしばしば「メッセージ・ドリーム」という言葉が使われます。 夢にはそのひとの不安や願望が投影されます。それを不満を自覚しているならば普通、現実の世界で回避する手段を探すでしょう。ところが、社会生活というのは極めて複雑であり、不満に思うよりは我慢するのが当たり前と何時しか知らぬ間に心の奥に押し込めてしまっているのではないでしょうか。ですから、深層心理はこれを何とかしなさいと夢の中に信号を送り出すのです。これがメッセージ・ドリームですね。 もちろん、夢には未来を予測する機能はありませんから、それが上手くか否かは自分の選択しだいです。ですが、行動を起こさなければ結果は出ません。ならば、リフォームでも投機でも、夢に表れた自分の本当の気持ちが知れたならば、それに向かって進んでみるのも良いのではないでしょうか。私は、夢のお告げとはこのようなものと考えます。 爬虫類以降に進化した哺乳類や鳥類の脳は構造的にはヒトと同じであり、犬や猫などの比較的知能の高い動物は我々と同様に夢を見るのではないかと考えられています。 昔飼っていた犬が時々寝言を言うんですよ。犬なんて何か気配を感じればすぐに飛び起きるはずなんですが、このときばかりは気持ち良さそうに爆睡状態。それでも、声を掛けるとパッと起き上がり、いかにも不思議そうな顔をします。恐らく、夢と現実が一瞬にして入れ替わったことに戸惑っていたのではないかと思います。 寝言といいましても、犬は喋れませんから、鼻でポコポコとのんきな音を立てるんです。もしかしたら、我々が視覚で夢を見るように、犬は嗅覚で夢を再現しているのではないか、というのが私の根拠のない仮説であります。 幸い寿命でした。バカ犬でしたけどね、まあ、いい犬でした。

lalikkuma
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました! 犬の夢の話、なんだかわかるような…。臭覚の夢というのは気が付かなかったですが…。 この他、今回も色々お礼を書きたいと思っていたのですが、心の内にとどめておくことにしました。(^^;; また機会ありましたら、ぜひよろしくお願いします。

その他の回答 (2)

  • ruehas
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回答No.2

こんにちは。 #1です。回答をお読み頂き、ありがとうございます。 ご質問は、夢の中の出来事に現実が支配されてしまうことはあり得るか、ということで宜しいでしょうか。 何とご返事を差し上げたら良いかと色々と考えたのですが、まず、取り敢えず夢の出来事がどのようにして現実の行動に影響を及ぼすかを整理してみたいと思います。 我々が日常に用いる記憶情報と言いますのは、脳内では大雑把に二つの機能によって処理されています。ひとつは大脳皮質であり、一般に「学習記憶」と呼ばれるものです。 もうひとつは「大脳辺縁系」ですが、ここでは入力された情報に対しYES・NOの判定を下し、その結果を記憶します。こちらは無意識の領域であり、深層心理に分類されるのですが、ここで行われる判定を大脳辺縁系の「情動反応」と言い、いわゆる感情と言いますのはこれを基に発生します。そして、この感情が常に我々の行動選択を左右します。 脳内で感情とは、それは「行動選択の動機」です。このため、脳は身の周りの様々な情報に対して必ずや何らかの感情を発生させます。夢の中で発生した感情も一様に深層心理として保管されます。 大脳皮質の記憶を辿るならば、それが現実の出来事なのか夢であったの判別はできます。ですが、こちらではそのような判断はしませんので、夢で記憶された感情が現実に対して再現され、これが行動選択に影響を及ぼすというのは十分に考えられると思います。 但し、言うまでもありませんが、夢と現実ではその性質が異なります。我々脳は普段、外界の目まぐるしい情報をリアルタイムで処理しており、現実の世界では感情の起伏はそれほど大きくありません。これに対して、夢の中で与えられるのはそれが全てであり、しかも、その情報は夢主の深層心理から一元的に投影されたものです。そして、夢と現実で感情の起伏が異なるのは、それは理性と感情の比率が違うからです。 架空の夢であっても感情は発生します。ですが、現実の世界にその感情を再現する対称はありません。ですが、質問者さんの場合は、それが現実に対応していとうことですね。 結論を急ぎますと、夢の出来事が感情を通して夢主の人格に働き掛けるというのは考えられます。ですが、それは夢に支配されているのではなく、結果的には飽くまで自分の感情に支配されているということです。果たして、一時的に感情的になるというのは誰にでもありますが、日常生活がそれに支配されてしまうなんてことは、精神的に正常であればちょっとあり得ません。つまり、質問者さんは夢に支配されてるのではなく、ご自分の心の中にある、ご家族に対するわだかまりのようなものに戸惑っておられるのではないでしょうか。そして、それに違和感を覚えるというのは、これは質問者さんの理性が感情と戦っているからであり、果たしてこの時点で、質問者さんの精神は至って正常ということになります。 質問者さんはご両親に復讐をしたいということですが、やり方は完全犯罪でも構いませんか。如何にも唐突ですが、つまり完全犯罪でしたら誰が何の目的でそれを実行したのか最後の最後まで分からないということです。それでも、ご両親に復讐ができれば質問者さんはそれで満足ですか?  さもなくば、質問者さんがおやりになろうとしているのはご自分の主張をご両親に伝えるための反逆です。ならば、果たして質問者さんの心の願望とは、妹さんに自分を認めさせたい、ご両親に分かってもらいたい、これが本当のお気持ちなのではないでしょうか。 事情も分からすにおせっかいなことを申し上げますが、宜しければこの辺りも一度ゆっくりと考えてみて下さい。

lalikkuma
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございました! 夢の出来事と現実の行動についてかですが、大脳皮質の記憶をたどることで判別はできるとのこと、微妙なようでいて、根本的な違いがあるようで、ほっとした感じです。 荘子の胡蝶の夢の寓話ではないですが、自分自身が現実と夢の中の出来事とがわからなくなってしまうような時があり、とても不思議に思うことがあると同時に、夢の中の感情に現実の生活でも支配されるが多く(実際はご指摘のように、現実の感情の投影?かもしれませんが)、どうしたものかと思うと同時に、愛犬が寝起きに機嫌が悪い時、私についての悪い夢を見て機嫌が悪くなっているのではないかと心配になったり…いろいろな感じです…(^^;; 両親に復讐したいという思いは、今でもわかって欲しいという気持ちが隠れているのかもしれませんが、真綿で首を絞めるように、些細な意地悪をして困っているのを密かに楽しんでいるような感じです(^^;;

lalikkuma
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 1:夢の中の出来事と現実の出来事の区別が付かなくなることは、なんかありそうでいて(私自身は、しばしば心配になっているのですが)、脳の構造からしても、通常の精神状態であれば、あり得ないこと、という風に理解してもよいのでしょうか? 2:私は、自分が夢の中の感情に支配されてしまっているのでは…と思うことがよくあるのですが、それは自分の深層心理が投影されたもので、言い換えると、私自身が、理性的でない行動をしたいと思う時に、言い訳というか、口実にしている感じなのでしょうか? 3:私は、他の人間や動物も、夢の中の感情に支配されて、非理性的な行動をとるのではないかと心配しているのですが、正常な人間においてはそのような行動をすることは、ほとんどないと考えられていて、そういう方面の研究も目立ったものはないと考えてよいのでしょうか? 4:私は感情面だけでなくて、夢に出てきたことを、何かのお告げ(深層心理のお告げ?)のように思って、現実の行動に移すことがあるのですが(メールを書く内容であるとか、リフォームのプランであるとか、どこを掃除しようかとか、投資行動であるとか…)、こういったことはよくあることなのでしょうか? それとも、そういうことに支配されている人もいるという感じのものなのでしょうか? 質問ばかりで申し訳ないのですが、もしよろしければ、ぜひ・・・

  • ruehas
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回答No.1

こんにちは。 夢判断といいますのは元々は深層心理学から産まれたものです。この深層心理といいますのは、本人にも自覚することのできない無意識の領域です。ところが、にも拘らず実は我々の日常生活のほぼ七割ほどがこれによって司られています。ですから、これを調べることにより、人間の様々な性格や行動などを分類し、把握するというのは、現在でも心理学における基本的な研究手法だと考えて構わないと思います。 具体的には性格診断、適性検査、深層心理テストといったようなものです。ですが、これを実用化するためには多くのひとに共通するデータを集め、個人差によるバラツキを排除しなければなりません。 一方、そこには人それぞれの個人的な体験や思いというものがあります。例えば、心の中にあるちょっとした不満や願望といったものですね。本人は別に不満などとは思っていませんから、普段はあまり表に出てきません。ところが、寝ているとき、それがしばしば夢に表れます。 ですから、これを憶えておいて身の回りの様々な出来事と組み合わせて整理をすれば、自分でも気付かなかった、心の奥にある本当の気持ちを見付け出すことができます。 夢判断の第一条は「夢は全て夢主の頭の中で作られる」です。これがどういうことかと言いますと、果たして妹さんは夢の中で色々と不愉快なことをします。ですが、これは夢ですから、妹さんが実際にやっているわけではありません。全て質問者さんの想像です。 では、質問者さんはどうして妹さんを悪者にしようとするのでしょうか。それは、悪いのは妹なのだから自分は正しい、これは「正当化」です。そして、このようにして心の不満を穴埋めするために無意識に作られる架空の筋書きを「代理補償」と言います。 それにどのような名前があるかどうかは知りませんが、夢といいますのは夢主の心の想いが反映されたものです。従いまして、目覚めたあと、夢の中の出来事に感情が動揺して戸惑うというのは、それは心の奥にある自分の気持ちに質問者さんご自身がきちんと気付いていなかった、ということになると思います。 夢に実在の人物が現われる場合、これはそのひとに言いたいこと、して欲しいことがあるということです。ここで妹さんやご家族は恐らく実在の人物なのですが、その大学の先生といいますのは架空の人物です。このひとは、夢の中で質問者さんの願望を代行するための人物です。 つまり、質問者さんは「架空の助っ人」を引っ張り出したわけなのですが、これがどういうことかと言いますと、果たして実在の人物の中には質問者さんの味方をしてくれるひとがいない、ということになります。 家族なのですから味方がいないというのもおかしな話ですが、心の何処かにそれが引っ掛かります。ならばそれは、「自分は何時も正しいのに周りはちっとも分かってくれない」、質問者さんの心の中にある不満というのは、妹さんの言ったことやしたことではなく、本当はこちらではないでしょうか。 そして最終的には、質問者さんは卵でしくじり、助っ人の先生にまで鼻を摘まれてしまうというのが結末ですが、このように、夢の中で自分の願望が上手く達成できないというのは、それは質問者さんご自身に中々解決の手段が見出せないでいる、ということです。 この夢の筋書きは比較的にストレートであり、そこには質問者さんの心の不満が表れているというのはほぼ間違いないと思います。ぶっちゃけた話、これでは質問者さんが妹さんに焼餅を焼いているという構図になってしまいます。ならば、それはご自身の気持ちの問題であり、妹さんに対して幾ら抗議したとしましても、果たして根本的な解決には至らないのではないでしょうか。何故ならば、妹さんの不愉快な行為は実際に行われたことではなく、全てが質問者さんの夢の中で作られたものだからです。 この私の解釈が本当に合っているかどうかは分かりませんが、思い当たる部分がありましたら参考にして下さい。

lalikkuma
質問者

お礼

詳しいご解説有り難うございます。妹を悪者にしたい理由・・・実は、今、私の方が妹にちょっと意地悪をしておりまして、それを正当化しようとしているのかも知れないと思ったりしました。 大学時代の指導教官には、つい先日、お目にかかったところだったので、夢の中の来客をその先生のことだと思ってしまっただけで、別人だったような気もしてきたのですが、大学院時代に両親が私の進学を妨害したことがあり、その恨みを暗示しているような気もしてきました。 実は、その他にも様々なこともあり、妹だけでなく、父や母にも復讐したい気が強くあり、今、一部それを実行に移している所なのですが、それで私が被害者になっている夢を見て、自分の行為を正当化したいと思っているような気もしてきました。 ところで、夢の中の出来事と現実の出来事が混同してしまって、夢の中の現象に、現実の行動が影響されてしまうことは実際にあることなのでしょうか? 私の今回の夢の場合、なんとか夢の中ので出来事だというという意識はあるのですが、現実と夢の境が紙一重のようで、自分自身、夢と現実の区別が付かなくなってしまっていることがあるのではないかと思ったり、また、他の人も、夢と現実の区別がつかなくなって、夢の中の出来事に現実の生活が支配されてしまうことはないのだろうと気になっているのですが、そのへんは、どんな風に考えられているのでしょうか?

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