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種の起源
私は生物化学を勉強してきましたが、生物はあまりに完璧な精密マシンであることを実感させられました。 生物の起源には深海の火山活動から発生した説や、ウィルス宇宙飛来説など諸説ありますが、偶然にしてはできすぎているようで、創造主の存在を信じたくなってしまいます。 哲学分野では種の起源がどうなっているのか教えていただきませんか。
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今日は、気になっていたのですが、上手く回答できそうもなくてご回答できずにいましたが、良い回答が有りましたので、安心してお邪魔させていただきます。 哲学は、科学的な証明の不可能性が、それでも、なおその問題を断念することが出来ない場合に必要になるのではないでしょうか。 種の起源に関しては、歴史や実験による事実の証明ではなく、種とは何か?生命とは何か?といったことになりそうです。 お役に立ちそうもない回答を敢えてしたのは、ご質問文の中に以前から気になっていたことがありましたので、便乗質問をさせていただきたく、ご挨拶がわりということでお許しください。「[種の起源]便乗」 このタイトルを使ってもルール違反にはなりませんよね(笑
- SCNK
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かつては自然哲学の範疇の問題であったかもしれませんが、もはや完全に生物学の範疇に移行した問題でしょう。哲学はこれについて扱っていないと思いますよ。 そもそも科学自体が17世紀ごろから、旧来の自然哲学の中から発生したものです。もっとも完全に独立するのは19世紀前半ではあります。 また種の問題は、キリスト教の影響で哲学から無理やり切り離されたともいえます。むしろ神学の分野が扱った問題ですね。 結局、グレコローマンの時代、すなわち古典古代までさかのぼらなければならないでしょう。 詳しくは覚えていませんが、人間は雌雄一体の生物だったという話がありましたね。それを切り離して男女ができたというものです。でも種の起源についてはあまり聞きません。 哲学というのは、一つ一つ真理を考えて行くものです。量子論の元となったような考え方を提供した成果はありますが、こと生物となると頭で考えてもわからなかったのでしょう。 それを神学が埋めたのが実態ではないでしょうか。 むしろ哲学は種の起源の探求を諦めて、如何に生きるかという問題にシフトしているようです。
お礼
なるほど、哲学ではこの問題を扱うことはないんですね。 疑問に思っても、その答えは仮説の域を出ないだけに気になってしまいますが、ロマンがあっていいですよね。 哲学に関するやさしいご説明、ありがとうございました
お礼
ほんと、私たちはどこから来たんでしょうね? 科学が発展してこの問題も解決できるといいんですが… こんな変な(!?)ことを考えているのは自分だけじゃないと少し安心しました。