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V-22オスプレイは救急医療活動に不向きでは?
こんちには、質問です。 自衛隊にV-22オスプレイを導入して南西諸島などを対象とした救急医療活動に当てるアイディアがあるそうです。自衛隊は平時から医療設備が整ってない離島にヘリコプターなどを派遣して、他の医療設備がある場所へ一般人を運ぶなどの活動を行って来ました。 ただドクターヘリの類は単に病人を迅速に運べればいいものでは有りません。緊急時においては適切な応急手当が非常に重要になって来ます。適切な応急手当の有無によって生存率などが大きく異なってくることは数値からも明らかです。 ただV-22オスプレイは振動が酷く病人を運ぶには適さないのでは? 普通のテイルローター機でさえ振動が酷くて注射を打つのが困難だと言われています。このため多くのドクターヘリの類に低振動なノーター機が採用されて来ました。ノーター機は空力特性の面でテイルローター機に劣るので速度が低下する傾向があるにも関わらずです。 V-22は振動が激しく、これが原因となった事故も発生しています。よってV-22(ここでいうV-22とはV-22ファミリー全般を指します)は救急医療活動に不向きなのではないでしょうか?
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おっしゃるとおり、真の敵は我々の中に紛れ込んでいるのかもしれませんね。 例えば、オスプレイの事故率の偏向報道をするマスコミやそれに同調する団体などです。意図しているかどうかにかかわらず、足を引っ張っています。 オスプレイがゆりかごのように安全とは言いません、オスプレイは兵器です。銃は暴発するかもしれない危険なものですが、銃口を味方に向けているのではありません。危険性は甘受する必要があります。 もちろんテロや、サイバー攻撃など、新しい脅威はありますが、クラシックな武力による威嚇で挑発してくる国へはそれなりの対処方法を考えておかなければなりません。侵略をあきらめさせるための準備は必要です。 話がそれてすみません。 オスプレイを導入するための口実として、(自然災害などの)救助活動に使えるからというのは、私は納得できません。 ただ、本来の用途である防衛のためになら積極的に導入すべきです。 心情的に、アメリカに儲けさせたり、アメリカに主導権を握られるのが悔しいというのはありますけどね。
>テイルローターもなくノーター機でもないV-22オスプレイが、隆起珊瑚で形成された起伏が多い南西諸島で問題なく活躍できるのですか? 必ずしも救助作戦で着陸する必要はありません。振動が云々などより、制空権の確保と最低限武装していることが重要です。 >正直、この手のタンデムローター機は山岳地帯など起伏がある地形では運用が難しく、斜面に着陸するとしても相応の危険が高くなってきます。尚且つ、振動が激しいV-22は救助活動には不向きだと思えます。 それは憶測ではありませんか? だからー、あなたと同感だと言ってるじゃないですか。 平時においての心臓が停止しそうな民間人の救助活動は、ほかに手段がない時は仕方ないとしても、自衛隊ではなく、ドクターヘリに任せればいいのです。 救急患者の輸送は自衛隊の従たる任務です。主たる任務ではありません。 あなたと同様、憶測でものをいってすみませんでした。
補足
んー、正直、コメントしにくいです。 一定以上の航空優勢があったとしても現在の第四世代戦争では安全を確保できるとは限りません。 頭から否定するような補足は私も避けてるのですがスミマセン。 現在、アフガニスタンでは米英などが航空優勢を確保していますが、有人ヘリコプターの飛行に危険が伴う場所は現実に存在しています。なので米海兵隊などはK-MAX無人貨物システムなどを使用して輸送におけるリスクを軽減してるのが現状です。 また現在の戦争は正規軍同士の殴り合いだけでなく、統合電子戦(サイバー&電子戦)、通貨戦争、非対称戦争、ニューロ(神経)戦争、情報戦など多種多様な角度から行われます。よって通常戦力だけで対応することが現実として不可能なのです。 従来の「敵」という概念自体が変化しているのです。以前、国家に対抗できるのは国家もしくはそれに準じた組織だけでした。ただ現在、個人もしくは小さな集団でも通貨戦争やサイバー戦争を通じて国家に対して大きな被害を与えることが可能になってきてます。つまり敵は中国や北朝鮮だけではないですし、そのような敵は通常戦力だけでは対処不可能です。 パキスタンではCIAのドローンによる巻き添え被害が大きな問題となっています。軍ではなくCIAが出てくる辺りがこの問題の難しさを表しています。つまり調査が必要なのです。敵と味方を区別するための。残念ながら日本人全てが日本の味方をするとは限りません。もうこれは軍事の枠組みで語れる代物ではないのです。 敵は国家の他に非国家主体も含まれます。その非国家主体とは我々である可能性もあるのです。変なこと言いますけど神の裁きで塔は崩れ人心は四散したのです。
- take-on3
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憶測で応えるなとの事ですが、 それならば自衛隊の広報にでも直接問い合わせてみては如何でしょうか? 回答された人の中にはプロのバイロットさんや 救急医療に携われた方もいらっしゃいますが、 多分オスプレイは経験していませんよね? 運用思想を含め憶測推測で応えるしか無いと思いますが? 病院所有の救急車やドクターカーの救急運転しか した事の無いド素人が余計な回答をしてしまい大変申し訳ありませんでした。
補足
米軍や自衛隊員の方々と話したこともあるのですが、任務で知った知識は教えてはダメみたいです。バレたら処罰されますし私としては無理に聞き出せません。ただ正直、米軍の機密情報に無制限のアクセス権があるとかでない限り、V-22の実像を把握することは困難かと思います。なので推測や憶測の類が多分に交じることは致し方ないとも思います。つまり言いすぎました。すみませんでした。 ただ推測に過ぎないのでV-22の効率云々を主張する際は誰しもが謙虚になるべきだと思うのです。なので私はV-22の効率に疑問を投げかけてますが、それは全て「可能性の域」に過ぎないことを認めます。某軍事ブロガーみたく「優秀な兵器」とか断言するのは現状で想像の域を出ないので「私は精度の低い情報を垂れながします」と言いふらしてるようなものですし。 また軍隊というのは嘘をつきます。これは古代から現代に至るまで変わらない普遍の真理です。敵を包囲するにしても友軍の意図を誤認させる必要がありますし、それなしでは効率的に敵を無力化できません。なので主張内容を鵜呑みにするのではなく、相手の意図を探るような考えをするといいかも知れません。
元海保の救難隊員です。 V-22オスプレイの振動は存じませんが、よく搭乗したのはMH ベル412でしたがそれほど振動は無く応急処置などもスムーズでしたよ。問題は振動より騒音です。ヘッドホン無しでは会話は困難です。 ただ、救助活動においては乗員が5名でしたので救助者は2名まで。担架を使うときは1名が限度でした。 ヘリからのロープを使った降下ではそれほど感じなかった風圧の問題がオスプレイにはあるようですね。要は回転翼の中心近くで降下出来るのがヘリですけど、オスプレイでは一番風圧を受ける後部ドアになりますし、ローターの回転半径の一番外側にあたります。降下はできても収容時にどうかなって思いますね。ホバーリング時のオスプレイの風圧は立ち木をなぎ倒すほどの威力ですので。 すぐれているのはホバーリングができて収容後は航空機並みの速度で搬送できる点です。遭難現場から病院のヘリポートまで最短時間で移動可能ですので急患時には有効ではないかと思います。 ですので、離島での急患にはドクターヘリの代用として使えるのではないかと考えます。診療所で処置をして町の総合病院まで空輸する場合に限られますけど。 全般的には不向きでも特性を生かせば有効ではないでしょうか?
補足
いえ、恐らく知ってるかと存じますが、応急手当の重要性を意図的に無視してる感じがします。上記の意見に応急手当の効率云々を添えて、尚且つ、V-22の利点と欠点を中立的に答えて下さっていたら、たぶん、私は敬意すら頂いてたと思います。その上で「総合的に判断してV-22に有利だと思う」という意見だったら参考意見として有り難く熟慮します。 ただ現状では考慮すべき幾つかの重要な要素が抜け落ちていると存じ上げます。可能であるなら将来的にティルトローターが時代遅れになる可能性、山地など起伏がある場所でのタンデムローター機の効率、救助など医療行為を伴う任務での利点、他のリソースを割いてまでV-22に投資する目的、ユニットコストと整備性の悪さに対する配慮、応急手当に不向きなV-22を配備する上での離島民の不安、戦略/作戦/戦術レベルでのそれぞれの効率などなどを添えてお答え下さい。 上記の主張だけでは参考意見として少し弱いです。
>緊急性が低く安定した患者ならV-22でもいいかもですが、その場合、V-22である必要性が全くありません その点については全く同感です。そもそもオスプレイはでかすぎます。せまい空地に着陸することは困難です。ドクターヘリ用途には専用のドクターヘリを使えばよいのです。 この間、ひゅうが型ヘリ空母2番艦「いせ」の見学をしてきました。旧海軍の航空戦艦日向と伊勢から、名前だけ受け継いでいます。 格納庫から航空機用エレベーターでフライトデッキまで上がってみました。甲板強度などの関係でジェット機やVTOL固定翼機には使えませんが、オスプレイ数機なら余裕で運用できます。 尖閣諸島など島嶼防衛での人員派遣や救助活動にこそ有用だと思います。
補足
テイルローターもなくノーター機でもないV-22オスプレイが、隆起珊瑚で形成された起伏が多い南西諸島で問題なく活躍できるのですか? 正直、この手のタンデムローター機は山岳地帯など起伏がある地形では運用が難しく、斜面に着陸するとしても相応の危険が高くなってきます。尚且つ、振動が激しいV-22は救助活動には不向きだと思えます。 そもそもヘリボーンするにしても従来のヘリと連携を取る必要性がある以上、V-22は持ち味の高速性を生かしきることは難しいですし、ロシアなどはKa-90などの800km/hの速度を発揮可能な高速ヘリコプターを開発中で、V-22の高速性に追随出来るV-280バローなどが出現する頃には、ティルトローター自体が時代遅れになっている可能性もあります。 このようにV-22のようなティルトローター機はリスクが山積みで現状で「絶対に問題なく活躍する」とは断言することは推測の域を出ない主張に過ぎないでしょう。
以前ヘリに携わってましたが、川崎BKも振動相当酷かったですよ。 パイロットはアレじゃ助かる患者も死んじゃうよって…
補足
ですよね。私としては振動が小さいノーター機を導入することを推奨したい思いです。ただノーター機そのものの種類が少なく空力学的な限界もあるので、全てのヘリコプター若しくはティルトローターをノーター機で代行できないことも知っています。 ただ戦後日本では戦死した(朝鮮戦争などで機雷処理してた日本人が死亡している)人よりも震災や台風などで死亡した人の方が圧倒的に多いので、私としては救助用に適しているノーター機を数多く自衛隊や米軍は揃えるべきだと思ってます。 ノーター機とまでは行かなくても可能な限り振動が少ない機体が好ましいかと。そういう意味でV-22は人命救助の観点から最適な機体とはお世辞にも言えませんし、タンデムローター機でも比較的振動が少ない機体あるのでそっちを採用して貰いたい気分です。 国家は国民の財産と生命を守ることが目的のはずで、それを軽視してまでV-22は採用すべき機体かなと。抑止力の観点としては従来のヘリコプターでも事足りる筈ですし。V-22にある必要性を理解することが出来ないというのが私の本音です。
オスプレイは救急医療活動のために設計したものではなく、あくまで軍用輸送機です。 ただし、戦時や災害時の救助活動にも有用なのではないでしょうか。
補足
それは誤解です。V-22はSAR(捜索救難)などを行なうことを当初から想定されてます。また米海兵隊のヘリコプターはハイチなどで人命救助活動を行ってまして、民間人に対する医療手当も任務に含まれています。 そもそも私は命を救う効率の話をしてるので物理的に可能か否かの話ではありません。緊急性のある患者はV-22では応急手当の問題と事故率の高さで、現実として死亡率が高くなることが十分に予想されます。沖縄県民は緊急時には自衛隊のヘリコプターで輸送されることが平時からあるので、内地に住んでる方とは切実さが違います。 緊急性が低く安定した患者ならV-22でもいいかもですが、その場合、V-22である必要性が全くありません。費用や周囲の迷惑の観点からも一般の定期便を使用した方がいいでしょう。一般便が使用できない状態でもV-22よりも他の機体の方が医療活動に適切です。 憶測で回答するのは止めてください。
- mrkato
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運用によっては医師抜きで安定した患者が飛ぶのに、使ってよいかもしれません。 医師が付かない緊急空輸は内地でも実施例はあります。 ウィキペディア「田中健三」のURL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%81%A5%E4%B8%89 これの中身が、伊集院光のラジオの放送で聞いた通り (ウィキペディアは有志がポッドキャスト書き起こし)なのですが 「偶然、午前中に緊急搬送演習していた地域で起きた事故」のため 頚椎損傷の重体患者を合流地点まで救急車で搬送、 そこでバートルに直接乗り込んで、演習をした指定病院まで空輸され、 現在は回復し、医療界で名が残った若手お笑いコンビを解消、健在との事。 (関連としてコンビ名が出ますが未編集、現存の相方芸名は記載有り)
補足
すみません、沖縄の某島に住んでたことがあるのですが、安定した患者は普通に一般の定期便に運んでいました。なので自衛隊や米軍の航空機をわざわざ使用する必要性を全く感じません。出来れば単に可能か否かではなく現実性を考慮して頂けると嬉しいです。
- take-on3
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航空機による救急医療活動が機内でも医療行為が行えるドクターヘリに限られるのならそうかもしれません。
補足
失礼ですが憶測だけで回答すべきではないと思います。確証が得られない情報、単なる個人研究、推測または憶測の類はデマを拡散させる可能性があるので・・・。
補足
V-22の事故率については現状では「わからない」と判断するのが妥当だと思います。事故のAクラスなどは平均以下の事故率ですけど全体としては平均以上といえます。これを独自に解釈してBクラス以下の事故率は確かに高いが、乗ることが殆どない民間人には関係ない数値だとする意見もあります。ただハイチの救難活動のように万が一の際は民間人も乗ることが考えられるので、迂闊にそのような判断をすべきでないと私は思っています。 また発表されてる事故率以外にも気になるニュースは有ります。複数の海兵隊員の証言として「MV-22の事故率が正確に反映されていない」とする報道が米国であるのです。軍事を判断する際に重要なのは公式ソースを鵜呑みにするのではなく「嘘か本当か?嘘または本当だとして意図はどこにあるのか?」を考えることです。 軍隊は嘘をつきます。湾岸戦争でもイラク軍に対する陽動として、大体的に「海岸からの上陸部隊は侵攻作戦の本命である」と米軍はメディアを通じて印象操作しました。そしてイラク軍を含めて我々一般人もそれに騙されました。陽動部隊によって敵を欺瞞して包囲を完成させるなどカンネーの戦いなど紀元前から行われてる古典的手法だったのにも関わらずにです。 意図がどこにあるのか考えてください。私の意図、中国の意図、米国の意図、日本の位置、メディアの意図、自衛隊の意図、マニアの意図、一人一人それぞれの意図を。信じたいからという理由で根拠の乏しい何かを鵜呑みにするのは真実から遠のきます。すべてを疑ってください。少なくても真実に近づきたいなら。