横道にそれ始めましたけど、すこしレスします。
No5さんは統計、統計と言っていますが、No5さんの紹介されているサイトを見ても、秋田の気管挿管で救命率に差が出なかったという「統計学的」データは示されてないですね。
秋田の件に関しては、検索サイトで検索すれば、肯定的サイトと否定的サイトが共にいくらでも出てきますが、統計的な数字が出ている者はほとんどありませんね。
母集団が少ないので仕方がないのでしょうが、秋田の件は、肯定もできないし否定も出来ない状態だと思います。
>> ここに書かれている統計は何処に発表されているのでしょうか?
統計は知りません。
しかし私は現場で、必要だと思う機会にたびたび出くわします。救命士の措置が拡大方向に進んでいるのは、必要性に迫られているからだと思っています。
>>秋田の場合、ラリンジャルマスク等を使用した気道確保の処置を飛び越して気管送管を行う意味は何処にあったのでしょうか?
この点に関しては正直、俺も多少疑問があります。
LMやWB、EGTAより気道確保が確実に出来ることや長時間の搬送に向いていたり、ということもあるんでしょうが、それほど多くの適応例に遭遇するとは思いませんね。
まぁ、もし自分がCPAになったら、少しでも確実な気管挿管をして欲しいと思いますけど。
>>アメリカ心臓協会によって2000年に提唱された世界標準の救命処置であるADLS
ACLSのことですか?
ACLSには気管挿管や薬物投与が含まれてると思います。
>> #5さんは両方が大切と言われますが、自分は一般の方が行う救命措置の普及が最も重要な事と思います
誰が何を考えようと、それは自由なんでそれでいいと思います。ただ、一般の方が行うCPRと救命士の措置拡大は、同時進行できない訳ではありませんし、同じ土俵で語る話でも無いと思います。
ADCの設置は・・・厚生省か?
応急救護の普及は、各自治体消防局
救命士の措置拡大は、総務省消防庁
それぞれの団体が、救命への努力をしなくてはいけないと思います。
また、一般の方へCPRが浸透すれば、CPAの救命率は上がるでしょうし、救命士の措置拡大をすれば、CPAはもちろん、CPA以外の重篤症例への救命率が上がるでしょう。