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健康保険と税金について
企業の健康保険組合の財政と税金との関係についてご教示お願いします。 健康保険組合の財政(収入)は、概ね次のとおりと理解しています。 1..社員の給料から天引きされる分 2.企業が一定額を負担する分 3.国の社会保障費(税金)から支出される分 上記3はどのような仕組みで、健康保険組合に支払われるのですか? 社員が病院に通った分に応じてか、あるいは、年度当初に決められてしまう等でしょうか? よろしくお願いします。
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こんにちは。 「企業の健康保険組合」では回答するのにかなり大雑把な回答になってしまうので、一般企業が加入出来る健康保険2種類の財政について回答したいと思います。 一般企業が加入出来る健康保険は「協会けんぽ」と「健康保険組合」があります。 協会けんぽは数年前まで、社会保険庁という省庁が運営しておりましたが、現在は年金と健康保険に分割され、それぞれ「日本年金機構」と「全国健康保険協会(協会けんぽ)」として独立した民間組織になりました。 他方、健康保険組合は、会社や業界団体などが組織して、独自に健康保険組合を立ち上げた組織になります。 基本的に健康保険は、その種別を分けることなく、加入者や事業主から徴収した保険料で、運営することが基本となります。 ご存知の通り、保険料は各自の収入により変動しているので、高収入の加入者がたくさんいる健康保険は保険料収入が潤沢になり、低収入の加入者が多ければ、保険料収入が少なくなるという現象が起きます。 対する支出(医療費)は加入者の収入に関係なくかかった分が支出されますので、保険料収入があまり多くない健康保険は政府からの補填を受けるほかないのですが、現在政府から補填の受けられるのは、全国健康保険協会(協会けんぽ)しかありません。本来、赤字の健康保険は廃止になるようになっているからです。 全国健康保険協会は、中小企業の会社が数多く加入しており、制度上廃止することが出来ませんし、この不況の折、加入者の収入も下落していることから、保険料収入があまり多くありません。 そのため毎年保険料率を上げて何とか対応していますが、政府からの補填があるから故の状態といっても過言ではないでしょう。 他方、組合健保は、政府の補填がほとんどないため、赤字になれば解散ということになるので、毎年保険料率の改定などを行ってしのいでいる組合がほとんどでしょう。 トピ主さんも、どちらかの健康保険に加入しているのであれば、ご自身が加入している健康保険の収支状況を一度把握してみるのもよいと思いますよ。組合からの広報誌などが発行されていると思いますので、参考にされてはいかがでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまい申し訳ありません。 恐縮ですが以下の件についてもご回答いただければ幸いです。 全国健康保険協会(協会けんぽ)の場合、毎年、どれくらいの額が政府から補填されているのですか?