営業スキルと履歴書上の箔、どちらが大事?
現在30歳、転職半年、不動産会社で営業をしています。
前職は非正規のエンジニアでした。営業をやるのは今の会社で初めてになります。
未経験から初めて半年で、新年会で優秀社員の表彰も受ける程度には運よく結果を出せています。。
会社の面倒も手厚く同僚にも不満はないのですが、自分の心が日に日に営業に集中できなくさせています。
私が営業に不安や疑問を抱く理由は、営業部署の資格取得率の低さです。
私の会社では金融、経済、資産運用、相続税などの勉強が多岐に渡って行われています。
中でも宅建の取得に熱心なのですが、バックオフィスの部署の人間の取得率が80%に対し、営業部署の取得率は25%程です。
FP二級に至っては、70%と10%ほどまで開いています。、
私は両親がいないために身元保証人を立てられずに大学も学費自己負担で入ったり、ずっと非正規雇用でしか働けなかったり、将来の保証というものがありません。なので入れてくれた今の会社で一生食うのに困らないようなスキルをつけたいという考えが強く、その目的のために多角的な勉強ができる今の会社に入ったと言っても過言ではありません。
私の考える「一生食うのに困らないスキル」というのは、不動産業界にいる以上は履歴書に書ける「宅建を持つこと」がまず第一歩だと考えています。不動産業界にいて宅建を持っていないことは、この人は努力していないと見られることと同義だと考え、今の会社で会った経営者や業界人全てに言われたからです。
不動産業界に入ったからには宅建をしっかりとり、その上でFPなり不動産鑑定士を目指しつつ業界でやれることを増やしていく…というのが、今後今の会社がダメでも生きるのに困らない生き方だという印象が強いです。営業のスキルは結局会社が変わればやり方も変わるし、私は半年やっても、スキルより運の要素の方が強いと感じており、抽象的なもののように思います。
しかし今の会社では営業部は皆毎日の仕事に追われ、コミットが足りなければ負担が増すばかりでとても勉強どころではないのは、未取得者は全社員受験必須の宅建の合格率を見ても明らかですし、営業部の現在の取得者も3~4浪が当たり前の状態です。
その歴然とした数字の差がどうしても自分を焦らせています。
私はもう若くないので、今年の初受験でまず確実に宅建を取りたいのですが、営業にいて、そこで3~4年もつまずいたらと思うと、先行きに不安を感じてしまうんです。
仕事のやる気もありますし、今も営業でとれる成長はどんどん取り入れているという自負もあるのですが、営業はお客様あってのことなので、自分の努力で必ずしも成功する保証はありません。
宅建やFPなど、自分の努力次第でとれる成長に関しては早めに今のうちに取りたい、営業のスキルはその後磨いても遅くないし、むしろ結果的にそっちの方が早いのではないかということで悩んでいて、最近では営業の仕事が嫌ではないのですが、結果を出す毎に拘束され、ルーチンワークが増える現状に、時間の浪費、無駄を感じてしまい、日に日に焦りを感じるようになってしまいました。
仕事のやる気はあるし、学びたい意欲は日に日に高まっているのですが、この焦りを感じてから、この半年で進んでいる商談などが立て込み続けているのもあり、日々の業務負担は日に日に増し、疲労感も強くなっており、精神的な疲れを感じるようになっています。
結果を出さずに辞めたという気はないのですが、現在は自分が1億円以上売り上げたら、営業をやめてバックオフィスで勉強したい、不動産の勉強をもっとしたいという希望を出し、数年は不動産のエキスパートを目指したいと考えているのですが、私の考えは単なる現実逃避や絵空事なのでしょうか。
金にならない履歴書上の評価よりも、営業でお金を稼げる道の方が役に立つのでしょうか。
営業歴、不動産業界歴共に半年で、まして今変な焦りでちゃんとした思考でロジックができているかも判別できない状態になっており、非常に苦しいです。
客観的な意見やアドバイスを頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。