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GF30PP材の機械物性

GF30PP材(ポリプロピレン、30%ガラス繊維配合)の成形直後と時間経過した後では 機械物性値が変化するとの話しを聞いた事があるのですが、これって本当にある事なのでしょうか? PP材なので、吸水は殆どしない材料ではあるので、吸水(自然吸水)による時間経過での 強度変化は無いとは思っています。 成形直後から全く変化が無いとは言い難いとは思いますが、変化があるとすれば 形状による差はあるでしょうが、概ねどの程度変わるのか教えて頂きたいです。 宜しくお願いします。

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  • Kaya-fia
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回答No.1

金型射出技術部門で働いている者です。 PC-GF30は扱っておりませんが、10,20 は扱っているのでそのことから予測できること で良ければ答えます。 樹脂が成形後時間経過で機械物性値が変動するという話は、あまり聞いたことがありません。 どの物性値が というところが書かれて居ないので検討しようがありませんが 成形品の脆化という原因ならばいくつかの原因があります。 ・乾燥不足 ・金型温度が低い、射出圧力、保圧の高すぎ ・偏肉、離型不良による内部応力の発生 ・ノッチ効果 ・加熱分解 ・異物混入 などです。 また、材料の予備乾燥等が不足していると内部の水分で強度は変化します。 まず、その製品を試し打ちしてみないことには難しいとおもいますが 大抵のPC材は様々なものに使用されていますので、参考にされるといいと思います。

slotstick999
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 具体的にここがといった質問内容となっていませんでしたが、考えられる原因を挙げて頂いた事。感謝します。 機械物性値が変動する話しはあまり無いとの事で了解しました。 機械物性値の何がといった所では、単純には強度(破断強度)です。 ご指摘頂いた中で一番考えられるのは、成形直後の残留応力かなと思います。時間経過と共にその残留応力が緩和され強くなることがあったりするのか? とは思った次第です。 その他の項目に対しては、可能性は無い(少ない)と考えております。 他にも参考になるものがないか探してみたいと思います。 ありがとうございました。

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