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ニホンザルと冬の露天風呂三昧
厳冬に猿たちが露天風呂を愉しむことがあると聞いています。猿達は入湯時にはいいでしょうが、出たらずぶぬれのままで、たちまち凍ったりして死んでしまいそうな気がします。凍えるまでに毛皮の体を乾かすのはどんな方法を用いているのでしょうか。水鳥は分泌する脂を羽根に塗っているということのようですが、写真などを見る限り彼らはずぶぬれのように見えます。ぶるぶるっと身をふるわせるだけで乾くものでしょうか?
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ニホンザルは,世界で唯一寒冷地適応の機能が発達しているサルです。ですから雪国でも生活できるわけでして,欧米人にとっては「スノーモンキー」といいまして驚異の的なわけです。寒冷地適応とは,体表の毛細血管を収縮させ,凍傷等にならないような機能を持っていることを言います。さらに手足等の毛がない部分は,多少皮下脂肪を発達させて凍傷等にかからないようにしています。背中に汗腺がないことも湯冷めしない原因の一つです。 入浴後の体毛は,完全に濡れています。シャンプー後のネコのように毛が張り付いたサルは貧相ですね。しかし,研究者のお話では,濡れた毛は自然乾燥だそうです。特に寒さが激しい日には,直ぐに森に入らないで温泉で温まった石の上で乾燥するようです。
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- mpascal
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回答No.1
テレビで見たのですが、ニホンザルは、皮下脂肪が厚く、汗腺が少ないので湯冷めはしないと言ってました。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。 >皮下脂肪が厚く、汗腺が少ないので湯冷めはしないと そうなんですか。湯冷めしない構造をしているのですね。つまり寒さに強いということなのでしょうか。毛皮も本来はその役割の一端をになっているのでしょう。でもそれがべったり濡れるとどうなのか、相当寒いのではとも思いますが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >特に寒さが激しい日には,直ぐに森に入らないで温泉で温まった石の上で乾燥するようです。 あっ、そうなんですか。このあたりがつぼのようですね。雪の積もった露天温泉でもそういう場所はあるのですね。なるほど。