ありえへん話・なかウッの坦々うどん編
日が暮れてからのこと私のよく知る人が、とあるうどんチェーン店に行き季節限定の坦々うどんをテイクアウトで注文いたしました。その日は忙しく、その人は1日食事をとる暇もなく働いての、帰り道でその店に寄ったのです。家に帰って蓋を開けてみると、中は坦々うどんではなく、ただの素うどん・・・抗議しようとしたその人ですが電話番号も登録されてないためホームページに記載された本社あてに電話をして店の電話番号を訊いたのですが教えてもらえず、店のほうからかけ直すというので待っているとやがて店員からの電話。
その人・坦々うどんをたのんだのに、中身素うどんですよ。うちすぐ近くですから持ってきて交換してください。
店員・持って行くことはできません。レシートはありますか。注文内容はどうなってます。
その人・素うどんって打ってますねぇ。
店員・だったら素うどんの料金しか頂いておりませんので、今日のところはそのままお召し上がりください。
疲れ果てているその人ではありますが、さすがに素うどんでは物足らず、せっかく帰った家を再び出てコンビニへ、そのついでに素うどんを、店に持参、返金を請求。それに対して返金を渋る店員、本社に連絡、本社の**モトと言う者とその人との会話。
**モト・あんたしつこいねぇ。こっちは素うどんの料金しか貰ってないんだから、もういいでしょう。私忙しいんだからこんな事にかまってられないんですよ,何なら警察呼びましょうか。
その人・呼んでもらっていいですよ。
店の前で立ちすくむその人のもとへ、やがてパトカーが・・・警察官とその人との会話。
警察官・通報受けたんで来たんですけど、どうしちゃったの
その人・これこれこういう理由で返品に着たんですよ。
警察官・うどんはどこ?
その人・さっき店員に渡したよ。
警察官・じゃあもう放っときましょうよ。こんな店すぐ潰れますよ。
うどんは渡したが、料金は返されないまま、もう3ヶ月。その人は自宅から目と鼻の先にある、そのうどん屋に、2度と行くことはなかった・・・
このノンフィクションの登場人物の中で、最も悪いのは誰ですか?聞かせてください。