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発熱と食作用の関係
ウイルスなどの異物が体内に混入すると好中球ら白血球がもっているリソソームにより食作用をします。その時のタンパク質を加水分解する発熱反応による熱が俗に言う風邪を引いたときに出る熱であると考えて問題ないのでしょうか?参考文献等の紹介を願います。
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- myeyesonly
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こんにちは。 局所的に熱の要因になるかどうかと言われればなるでしょう。 ペプチド結合の水解反応の他にも、病原体を殺す作用を持つ過酸化水素の分解などもかなりの発熱を生じます。 ただ、これらが通常のクエン酸回路での代謝に対して何パーセント位かというのは判りません。
- inoge
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教科書的にはインターロイキンを出すのはマクロファージです。 最近の文献によると好中球もIL-8を出すものも有るということです。↓ そういう意味では相互作用的です。 活性でいうと圧倒的にインターロイキンが好中球への分化を誘導する作用のほうがメインです。
補足
発熱する原因が内因性発熱物質によるもの以外の要素でも「熱がでる」という話にならないかどうかを質問の主旨としているので、生化学的にどうなのだろうかということなんです。相互作用というのは生化学的及び生理学的に相互作用があるのかどうかということなんで。マクロファージや好中球がインターロイキンを出すということ自体でも熱が出るのかどうか。物質を生産することは発熱反応かどうかということも含まれます。つまり、視床下部に行ってから発熱する前の段階の生化学的にどうなのか?ということなんです。
- myeyesonly
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すいません。No1 です。 参考URLを忘れました。m(__)m こちらが判りやすいと思います。
補足
その件については調べ済みですが,それ以外の要素として「白血球の食作用そのものから出る発熱」というのは考えられないのか,ということなんです。加水分解は発熱反応ですが,食作用が多ければ多いほど熱もでますので相乗効果があるのではないかと思ったのです。内因性発熱物質であるインターロイキン等が視床下部に作用するしくみについては医学書院の生理学にて調べ済みです。
- myeyesonly
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こんにちは。違います。 顆粒球、マクロファージなどが、ウィルスなど病原体を食べると、食べた細胞がリンフォカインという伝達物質を出します。 これは、他の免疫細胞などに、入り込んだ病原体の情報などを伝える物質ですが、中枢神経にも作用して、体温を上げるように作用します。 これは、体温が少し高い方が免疫活動が活発になるからです。 体温上昇は、主にこのリンフォカインの情報を受けた脳の体温調節中枢の指令に基づき、交感神経、ホルモン分泌の調整によって行なわれます。
お礼
そうですね。その割合がどうなのかなと思います。まだまだ勉強不足なのでがんばります。ありがとうございました。