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ボルタ電池について

ボルタ電池は正極からはH2が、負極からはZn2+と2e-が生じますが、正極からCuではなくてH2が でる理由はイオン化傾向がH2のほうがおおきいからだと習いました でも、どうしてイオン化傾向がH2のほうがおおきいなら CuではなくH2がかわりに電子をうけとるのですか 逆に、イオン化傾向がH2のほうが大きいなら 陽イオンでいたいので電子なんてうけとらないんじゃないですか

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回答No.1

ボルタ電池に使用される溶液は、希硫酸ですね。 つまり、溶液中の陽イオンは水素イオンしか存在しません。 ちなみに、あなたのイオン化傾向の考え方は正しいですよ。 イオン化傾向大=イオンでいたい。ですね。 ここで簡単にボルタ電池の確認です。 希硫酸に亜鉛と銅を投入します。 イオン化傾向は亜鉛の方が銅より大きいから、亜鉛の方がイオンになります。この時、電子を放出しますね。その電子が導線を伝って、銅の方にやってきます。溶液中には、負極側から出た亜鉛イオンと、希硫酸(と水)が電離して出てきた水素イオンが存在します。 イオン化傾向はHの方が亜鉛より小さいですから、Hの方が銅側にある電子を受け取り、水素となります。 ついでに、正極側の銅ですが、銅の周りに水素がおおうことにより、「分極」という現象が起こります。電池の起電力を下げます(およそ1.1V→0.4V)。これを防ぐために、過酸化水素を入れたりします。過酸化水素をこの場合「減極剤」といいます。学校でも習ったと思います。センター試験や大学入試でもよく出ます。起電力(約1.1V)も出るのでついでに覚えておきましょう! この電池の仕組みの中で、銅イオンは登場しません。ダニエル電池と混同していませんか? 勉強頑張ってくださいね!

nonstylelove
質問者

お礼

なるほど!電池のところを一気にやっていたら、 電池の種類がゴチャゴチャになってしまっていました。 ありがとうございます!

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