- ベストアンサー
天の海に
万葉集の七巻の、柿本人麻呂の歌に、 天の海に雲の波立ち月の舟 星の林に漕ぎ隠る見ゆ という歌があります。 この歌の「天の海に」の読み方は、「アメノミニ」でしょうか、「アメノウミニ」でしょうか? 私は無意識に「アメノミニ」と読んでいましたが、 本当に正しいのかなと疑問に思いまして、お聞きしてみようと思いました。 本当にささいな疑問ですので、お返事はいつでも結構です。 お願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
イメージが豊かで、いい歌ですよね。私も好きな歌です。 小学館の新編日本古典文学全集の「萬葉集2」(巻第五~巻第九)一八五ページには「天」に「あめ」、「海」に「うみ」と振り仮名がついてます。 googleで検索しても「あめのうみに」で24件ヒットしましたが、「あめのみに」では万葉集の歌の例はヒットしませんでした。
その他の回答 (1)
- zephyrus
- ベストアンサー率41% (181/433)
回答No.2
#1さんの、まったくの補足です。 私のは「萬葉集 訳文篇」塙書房刊(昭和47年)ですが、やはり同じく「あめのうみに」です。 質問者さんみずからおっしゃるように、この歌い出し、「万葉集の大らかさ」規模の大きさを感じますね。
質問者
お礼
ありがとうございます。 やっぱり「あめのうみに」なんですね。 “かたち”に囚われていないのも、魅力の1つなのかもしれないです。 今晩も月が綺麗で、今も昔も変わらないものだなぁと思いました。 わざわざ、ありがとうございました。
お礼
回答をありがとうございました。 私も検索してみたら「あめのうみに」でしか出ませんでした。 そういう探し方もあるのですね。 5・7のリズムが崩れますけれど、 万葉集の大らかさを考えると、 それも良いのかなぁと思えます わざわざ全集まで見てくださって、 本当にありがとうございました。