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格差の拡大について

経済のグローバル化・自由化による経済格差の拡大とは何でしょうか? また、世帯構成の高齢化による構造変化とは何でしょうか?

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回答No.2

学校の授業ででて来た言葉なのでしょうか。   > 経済のグローバル化・自由化による経済格差の拡大とは何でしょうか? 「経済格差」という言葉を使う多くのケースは、所有する富の差(比率)、所得の比率のことだけをいおうとしているのではないです。 ポジションの交代、ランダムな変動が少なくなり、貧乏と富裕が固定化し、分かれ・遠ざかってしまい、生活から文化まで別の世界になっていくようなことを問題にしています。 個人差や能力差、資産差、ネットワークの差が、仕事ができる/できない、成果を多く出せる/成果が出にくいという結果をもたらす傾向があります。(偶然でも左右されますが、偶然は両方向にばらけるので、結果としては、個人差や能力差、資産差、ネットワークの差が結果を決める傾向が出ます) 実社会は連続し継続するものですから、一つの社会が安定して継続する場合は、身分制社会でも、自由平等をスローガンにする社会でも、格差は拡大します。 社会が大きくなるほど、上部への集積量が大きくなるので、格差の拡大速度が上昇します。 経済のグローバル化は、経済活動の範囲をグローバルに広げることなので、上部への富の集積量は従来にはなかったほど大きくなります。 個人や1地家族でも1年間に数十億円以上の蓄積をするのが容易になります。 そうした個人や家族、そうした企業はグローバル・全世界から富を富を集めるので、今までとは比較できないほどの速度で経済格差は大きくなり、思想や文化も変わっていきます。    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ > 世帯構成の高齢化による構造変化とは何でしょうか? 個人の加齢による変化や、世帯の状況変化のことではなくて、市場構造、労働力/非労働力、社会での需要の内容構成の変化のことでしょう。 たぶん、人口構成の高齢化のことも含めて、世帯構成の高齢化による構造変化と考えているのでしょう。 人口の年齢別構成の高齢化要因で生じる構造変化は別にして、世帯構成の高齢化だけの特殊性を問題にしてはいないと思います。 というのは、高齢者世帯が増加していること、高齢者世帯の比率が高まっていることは社会問題とされ注目されているけれど、世帯の中での年齢構成を問題にすることはあまりなく、同じようなことなのに、問題にされるのは、三世代世帯の減少、高齢単身世帯の増加、夫婦のみの世帯の増加、少子化などだからです。 人口の年齢別構成で、若年者が多い、高齢者が多いなどの状況が異なると、人口総数が同じでも需要品目・市場の状況が変わります。需要品目・市場の状況が変われば、産業の状況が変わります。 また、人口の年齢別構成が同じでも、三世代世帯が減少し、高齢のみ世帯が増加すると、高齢者の介護やケアが外部経済・ビジネスとして産業になっていく変化が生じます。 高齢化による構造変化を、高齢化の変化を何の変化とみるかで、影響がどう出るかの見方も変わると思います。  学校の授業ででて来た言葉であるなら、「世帯構成の高齢化」と聞こえたのは、なにを言っているのか、どのような変化に注目しているのかを考えて、それから、その変化でなにが起きそうかを、身近なことから想像すればイイと思います。

skyblue0427
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • fujic-1990
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回答No.1

(1) 経済のグローバル化・自由化による経済格差の拡大  人と人の間の経済格差なのか、国家と国家の経済格差なのかわかりませんが、人と人の間の経済格差でしょうね。経済がグローバル化すると、国と国の経済格差は縮小するはずですから。  ということであれば、「経済格差の拡大とは」所得の差が大きくなる、ということです。  経済のグローバル化とは、簡単にいうと、各種の取引が国家の領域を超えて行われるということです。  すると、誰にでもできるようなことは、教育を受けていない労働者がたくさんいるような所に委託されます。  甲国では技術も学問もないようなAさんでも、例えば最低賃金制度などがあって、働けばそこそこの給料をもらえるようになっています。  乙国には人が余っていて、同じことをしても甲国の三分の一の給料で済むとすれば、甲国の企業は乙国の人に仕事を頼むわけです。  すると、甲国のAさんには仕事そのものがなくなります。  他方、Aと同じ甲国国民でも、すばらしい技術をもっていたりするBさんは、代わりをしてくれる人がいません。  すると、引く手数多。甲国国内はもちろん、あちこちの国から組織から「○億円の報酬を払うから来てくれ」というような勧誘がたくさん来るという話になります。報酬額はつり上がります。  グローバル化していなければ、甲国企業は無能で高給取りのAさんに仕事をしてもらうしかなく、Bさんは甲国企業が払える程度の報酬で我慢するしかなかったものが、グローバル化するとそうではなくなるので、AとBの所得には大差がついてしまいます。  これが経済のグローバル化による経済格差の拡大、です。 (2) 世帯構成の高齢化による構造変化とは何  うーん。これはなんの構造変化のことか言ってもらわないとわかりませんねぇ。  いろんな構造変化がありますよ。  例えば、家計「収入」の構造変化なら、若年・壮年世帯では労働に対する対価すなわち給料や報酬が収入のメインだったものが、高齢化世帯の場合は、年金とか預金利息、配当など、労働とは関係ない所得に変化していきます。  さらに進めば、生活保護費に移っているかもしれません。  「支出」構造の変化なら、若年・壮年世帯なら遊興費・飲食費や、ローンなどの住宅費や子供の教育費などが中心であったものが、高齢化世帯では医療費などにウェイトが移っていくでしょう。  そのほかにも、消費構造(対象)の変化とか、変化するものはさまざまありますよね。  世帯構成の高齢化による、なんの、構造変化なのか、は質問者さんが考えるべきことだと思います。変化するものを全部、回答者側が指摘するのは無理ですから。