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全巻の終わり。

1968年の古いアニメ(ゲゲゲの鬼太郎)を見ていて ネズミ男が『全巻の終わりだよ~』というシーンがありました。 一巻の終わり、というのならふつうに言いますが 全巻の終わりというのは今まで聞いたことありません。 使いますか?

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  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.5

「全巻の終わり」 懐かしい言葉ですね。 水木しげる氏や私のような化石人?が子供のころ 無声映画がありました。 今の人には想像出来ないでしょうが、音声無しの 映画の上映です。 画面だけでは何だかわからない、そこで映画館に 雇われる弁士なる者が、マイクで画面にあわせて ストーリーをしゃべるのです。 その弁士が映画の終わりを告げるきまり文句が 「これにて全巻の終わりィ」です。 なぜ全巻なのかよくわかりませんが、想像するに、 当時は映画一本を一巻に納める長いフィルムが 造れず何巻にも分けたといいます。 映写機二台で切り替え映写し、それがわからない ようにするのが映写技師の腕とかあまり信用出来 ませんが、そんな話を聞きました。 とにかく何等かの理由で全巻終わりが使われたの です。(前巻でなく) 当時今と同じく音声の出る映画(トーキー)も始まって いて、無声映画は間もなく消滅して弁士は転業し、 成功した一人が徳川夢声です。 映画の全巻の終わりも消えましたが、紙芝居屋には 真似て使う者もいました。 これも戦争が激しくなった昭和17,8年頃には消えた ようです。 今では「全巻の終わり」は殆ど見られなくなりました。 まさしく一巻の終わりでしょうか。

hiyodorijougo
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 由来が本当によくわかりました。 弁士の言葉なんですか。 フィルムの説も納得です。 そう考えると弁士独特の盛った言い回しのようにも 思えますね(*^_^*)

その他の回答 (4)

回答No.4

使いません。 今は知りませんが、昔見ていたポケモンのアニメでは、たまにそういうのがありました。 「貰える給料はポッポの涙」(雀の涙?)とか。

hiyodorijougo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ポッポだとスズメよりは多いのでしょうか。

回答No.3

使っても構いません。 但し,それ以降続巻が放送されなければの話しです。 ドラマ・アニメの放送で,1回を書物の1巻と見なせば,1巻の終わりはその回の終わり,全巻の終わりは放送終了を意味します。 古文書は,紙が無かった頃には竹簡が用いられ,その頃には紐で編んだ一連の文章を『篇』と呼び,長文では初編から終編までで,全編と言いました。 紙が使用されるようになってからは,巻物の文書が作られるようになり,長文は幾つかの『巻』に分けられました。 このことから『一巻の終わり』も,『全巻の終わり』も有り得た訳です。

hiyodorijougo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 全巻の終わりも有り得ますか。

noname#176668
noname#176668
回答No.2

使いません。 漫画やアニメの世界では、時折「頭痛が痛い」とか「死んでも死守する」とか「日茶番事(にっちゃばんじ)」とか「むしり取った衣笠」とか、あからさまに間違えた言い回しが出てきます。 これらと同じで、冗談の類ではないでしょうか?

hiyodorijougo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 アニメ独特の冗談、というのもありですね。

  • AVENGER
  • ベストアンサー率21% (2219/10376)
回答No.1

使いません。検索したら、いくつかのサイトが引っ掛かりましたが。

hiyodorijougo
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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