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公募増資で下落する理由
- サンフロンティア不動産(8934)が公募増資を決議したニュースが流れました
- 公募株数は4万9000株であり、オーバーアロットメントによる追加売り出しも可能となっています
- このニュースの影響でサンフロンティア不動産の株価は15%値下がりしています
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単純に、売れ残るのを恐れて先走ったのだと思います。 公募増資であるからには、きちんとお金を受け取るのでしょ? 今1株=114,600円で、さらに1株=114,600円で増資するなら、株数が何倍になっても、1株=114,600円です。 その増資が原因で、「計算的」に値下がりするなんてことはあるはずがないと思いますよ。 今回の問題は、公募価格が発表されなかったことですね。 で、「安く公募されるのではないか」、「売れ残るのではないか」、「こんな不景気な時代に金を集めても投資するところがあるのか」と心配したが故の、不安からの値下がりだと思います。 今より安く(例えば半額で)公募されれば平均株価は下がります。安く売るということは、経営者が今後下がると見ていることの証です。不安です。 売れ残れば、買いたたかれて当然値下がりしますが、いくらまで値下がりするかなんてわかりません。怖いです。 とりあえず売っておきましょう、みたいな「気分」で「15%」という数字まで下げたのは偶然でしょう。10%で下げ止まっても、20%まで下がっていてもべつに「理論的に」不思議なわけではありません。 ちなみに、株式分割みたいな「無償」なら、発行株数に応じて、下落率を計算できます。 1株1万円の株を、1株→2株に分割すれば、あるいは1株につき1株の新株を発行する場合は、1株5000円になり、下落率は・・・ 。こちらは計算できる話です。 しかし、実際は、若干値上がりします。 極端な場合は、2倍に株数は増えたのに、ちょっとたったら1株1万円にもどった、なんてことも、過去にはありましたね。仕手絡みの会社でしたが、上がったまま戻らなくなった。 すぐ6000円になった、なんてことはそれほど珍しくはありませんでした。 なかなか机上の計算通りは行きません。だから儲けられる人と損する人が出る社会です。
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- 佐藤 志緒(@g4330)
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発行済株式数37万株 公募増資49000+7000=56000株 (370000+56000)/370000)=1.15 株数が15%増えるのだから価値が15%減るのが妥当な値段です 公募増資をしても企業価値は変らないのだから時価総額は一定です
お礼
回答ありがとうございました。 とても参考になりました。 今日の昼買ってしまった人は無条件で15%の価値を失ってしまったのですね。
お礼
回答ありがとございました。 とても参考になりました。