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「各論的正義ヒステリー」?

根本的な問題や権威に対する取り組みには消極的でありながら、瑣末なことや手の届く範囲の個々のこと、感情にかかわることに対してヒステリックに正義感を全うしようとする人をよく見ます。 これは社会、特に行政学的に意義の大きい大衆の傾向だと思うのですが、このような学説や、この傾向に付けられた名前等あったらお教え願います。

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  • 100Gold
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回答No.1

「各論的正義ヒステリー」の典型例は例えば違法コピーCDのyahooオークションでの販売を告発する権利者でもなんでもない人々などであると想像します。そうすれば、学園生活で「チクリ」と呼ばれていた行動がこれに該当するのではないでしょうか。これは基本的には権威主義的な他力本願思想を基調にしますので、根本的な問題や権威に対する批判にはつながりません。だから子供社会では軽蔑される行動です。 しかし、社会でこのような行動を排斥してしまうと、法による秩序が乱れ、個人の力によってすべてが決まる北斗の拳的世界になってしまうので、社会的には決して軽蔑してはいけない行為です。なので、バカにしてはいけません。たとえ方向性がずれていても、生暖かく見守るべきです。

shii
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 確かにバカにしては始まらない部分もあると思います。それも言っておくべきでした。補足としても、有意義なご見解ありがとうございます。 ここでは、バカにしているわけではなく、逆に、その傾向(症状)がバカにされるほどの認識対象にもなっていないのかな、という疑問なのですが、この傾向または症状の一般的な名称、またはそれについての、特に社会学・行政学上の論説など、ご存知の方いらっしゃいませんか?とても興味があります。

shii
質問者

補足

わかりやすく例を挙げます。 一度、募金活動をしているという子に「それは何のための募金なの?」と聞いた(決して意地悪ではなく、それが有意義だったら協力しようと思ったから)ら、その子は答えられませんでした。募金活動をやっていること自体が「偉いこと」で、そこで100円とかくれる人それぞれが「いい人」。一方で、その百円を貯めて自分の勉強や研究に使って政治家や科学者になる人やその作る社会規定が根本的な善行悪行に影響を与えるということには「無関心」。 こういう感じの、手の届く範囲には相当アグレッシブでありながら、その背景の権威などについては関心がないというかむしろそれこそ蔑むに近い見方をする人。 行政学・社会学または心理学的に、これに該当する人や傾向に言及する言葉・論説が今までになかったとも思えないのですが…。

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