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JR東海の中間決算について
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決算報告書は、収入-支出=利益(黒字)、収入-支出=損失(赤字)でしょう。収入や支出の発生時点で計上します。ただ利益は現金だけではなく小切手や手形(後日現金)も含まれるので、利益額分の現金が増えたということではありません。 確かに中小企業だと、利益があっても現金がまだ入っていなくて、資金繰りがつかずに倒産(黒字倒産)してしまうケースはありますね。でも大企業は内部留保(貯金)があるので大丈夫ではないですか。 (1)営業収益(収入) 7.898億円 (2)営業費(支出) 5.461億円 (3)営業利益((1)-(2)) 2.436億円 本業での利益 (4)経常利益(収入) 1.847億円 本業以外の損益(株や土地などの売買や配当など) (5)純利益((3)+(4)) 1.142億円 法人税などを支払い後の、最終的な利益。配当金はここから支払います。 いい数字ではないのでしょうか? キャッシュ・フロー計算書は、単にお金(現金・預金やCPなど)の流れを示したもの。現金の回収・支払時点で計上します。 (1)営業CF 2.694億円 本業の儲け (2)投資CF △1.278億円 設備投資や固定資産、株などの売買 (3)財務CF △1.581億円 株主への配当金や自社株買い、借入金返済をするとマイナス。逆に、無配や新株発行(増資)、社債発行、借入金をするとプラスになります。一般的に業績が悪い会社はここがプラスになってしまいます。 このトータル△165億円が気になるみたいですが、 例えばお金が減ってしまうので設備投資((2)投資FC)は控えよう。『あそこのトンネルの天井が老朽化で落ちる可能性があるけど、お金がもったいないので、事故が起きたら考えればいいや』というわけには本来いきません。 企業と言うのは、社会貢献をしてお金を稼ぐ集団です。JR東海で言えば、人やモノを安全に正確に目的地へ運ぶことでお金を稼いでいます。 この投資FCの金額が低いと、安全性も低くなるかもしれません。以前『東海』ではなく『西』の方で人身事故を起こして、社長が辞任したなんてことがありましたよね。 はたまた、お金がもったいないので株主の配当は無しにすれば、88.7億円(197.001千株×45円、自社保有分は除く)も(3)財務FCの赤字は減少するし、公募増資で株を発行すればさらに赤字を減らせます。 安全性を犠牲にし、株主を財布すれば、こんな△165億円なんて簡単に黒字(現金増)になりますよ。それをしないというのは経営基盤(体力)があるからでしょう。気になる数字では全くないと思うのですが…
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- 4649D
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No3です。少し補足。 (1)営業CF 2.694億円 (2)投資CF △1.278億円 (3)財務CF △1.581億円 増減 △165億円 ですが銀行から200億円借りれば、200億円現金が増えます。 (3)財務CF △1.381億円となり、 増減 +35億円 に変わります。 つまり新たな借り入れをするほど資金難ではないことを表します。 (1)営業CF 2.694億円=全財産ではなく、内部留保(貯金)があるからです。
- makookweb
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本業で十分利益が出ているからですよ。 そりゃ、現金170億円しかないところから、165億円減ってるなら大変ですけど・・・ あくまでも去年の期末より減ったってだけで、財布にはたんまり残ってる。 そして、設備投資も出来てる、借金の返済も出来てる。 素晴らしい状況じゃないですか??? もし、これが問題だと思うのなら、会計の基本の勉強をやり直した方が良いと思いますよ・・・
- ohkinu1972
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投資キャッシュフローと財務キャッシュフローが マイナスになっていますので、 設備投資や借金を返済したために現金が減ったということでしょう。 JR東海が借金できないということはないでしょうから、 意図的に現金を減らしたのだと思います。 中小零細でも、しばらく貯めていた現金を使って 設備投資すればキャッシュフローはマイナスになりますが、 当座の資金繰りに問題なければ、首をつる事態にはなりません。