- ベストアンサー
なぜJR東海はリニア新幹線建設費全額負担に?
JR東海がリニア新幹線のルートと途中駅候補地を発表した。 約5兆円の巨額の建設費は、国税は1円も使わず全額JR東海が負担するという。 いくら東海道新幹線で膨大な利益を上げているとはいえ、なぜJR東海はリニア新幹線建設費全額負担に踏み切ったのか?
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
国が整備すべき新幹線いわゆる整備新幹線ではないからです。 整備新幹線とは、全国新幹線鉄道整備法に基づいて 国が1973年に整備計画を決定した5線の新幹線のことですが その5線とは 北海道新幹線:青森市 - 札幌市 東北新幹線:盛岡市 - 青森市 北陸新幹線:東京都 - 大阪市(長野・富山県経由) 九州新幹線 鹿児島ルート:福岡市 - 鹿児島市 九州新幹線 長崎ルート :福岡市 - 長崎市 そのほかの理由としては 整備新幹線にして政治家が関ってくると ルートの決定や途中駅の設置に利益誘導が入り込み JR東海の思うようにルート設定や途中駅の設定が出来なくなるのを嫌がった というのが大きな理由です。
その他の回答 (7)
- hi6onwave
- ベストアンサー率15% (6/38)
他の方が言うように、政治家の利益誘導を嫌ったのもあるが、技術流失を嫌ったんじゃないの? JRマグレブ(←ググってね)技術は、見方を変えれば日本の町工場の技術力の賜物。 この根本技術流失に神経質になってる。 JR東海会長の葛西さんは、上記理由から信頼をおけない国(中国)への新幹線技術輸出に強硬に反対していたが、結局親中政治家のゴリ押しで決まった経緯がある。 案の定、中国はその後JRの技術を中国独自の技術と言い張り、米国で特許申請を出した。 こんなことがあるから、もうコリゴリなんだろう。 東京~名古屋間であれば、トヨタ関連だけで十分利益確保できるしな。
- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11790)
JR東海としては、政治家の利益誘導や政権の思惑で“我田引鉄”になったり、建設や運用に対して“横やり”を入れて欲しくなかったということです。 一方裏的な見方をすれば、リニア新幹線の消費電力は新幹線のおよそ3倍であり、原発4機分の電力に相当するという試算があります。 政府としては、金を出さないことで横やりは入れることはできないが、原発推進に寄与するということで、黙認したとも言えそうです。
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
No2氏の言われるとおり、整備新幹線ではないから。 そもそも、政治家に任せたから、北陸新幹線のように、在来線より遠回りするような変な線形になった。 この際、民間主導のビックプロジェククトの一つや二つが有ってもいいんじゃないですか? それと、10cm浮上のマグレブ式(上海リニアは1cm)技術は、日本だけ。 こう言う技術は、パッケージとして海外に売れる。 その辺の打算も含んでの事でしょう。
- cubetaro
- ベストアンサー率24% (1290/5172)
国に任せていたら、いつまでたっても実現しないので、しびれを切らして自腹で建設という話です。 本来なら2駅目は「八王子」か「町田」あたりが良かったと思うのですが、公平に「各県1駅」としたので、神奈川県の「橋本」が選ばれたのではないかと。
- fuku15154
- ベストアンサー率14% (96/643)
税金を投入することになれば、国や地方に振り回されていつまでもルートが決まらないですよ。 それよりも1日も早く建設した方がもとがとれると判断したのでしょう。
- mozofunk
- ベストアンサー率39% (503/1279)
民間企業のJRが、政治家の利権を優先した計画の指導の名の下の 誘導に耐えられなかったからでしょう。 にしても橋本付近の駅はいかがなものかという気がしますね。 今後微調整があるにせよ、在来線とのコネクションは利用者にとって重大です。 成田飛行場のようにならないことを祈りましょう。
民間企業だからではないのでしょうか。