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分解能と精度の関係
お世話になります。 電圧を発生する装置があるとします。 この装置の出力する電圧の分解能は、10mVステップです。 装置自体の出力精度は、±100mVの性能だとすると、どうでしょう。 出力精度より細かい分解能があっても、それは意味がないのでしょうか? この場合、精度に対する分解能はどうあるべきでしょうか?
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>分解能は、10mVステップ 、出力精度は、±100mV これは、例えば1.00Vを設定した時に出力される電圧は0.90V~1.10Vになるという事ですね。 そして、1.01Vを設定した場合は0.91V~1.11Vです。 この場合、1.00Vの設定に対して1.00V、1.01Vの設定に対して0.91Vと言う逆転現象が起きる事が有ります。 大抵の場合、逆転が有ると意味が無い使い方になります。 逆転が無い、すなわち設定値が大きい場合には必ず出力電圧が大きくなる場合には単調性が有ると言います。 用途によっては単調性が有れば良い場合も有るのでそういう場合には意味が有ります。 http://www.analog.com/static/imported-files/jp/overviews/ADI_Data_Conversion_Poster_F.pdf
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一般的には分解能とその精度は同程度であるべきです。調整目盛りの精度がいくら細かくても、その信頼性が20目盛りの間でアバウトであるならばその目盛りは無意味です。 ただ、使用する側では、その分解能に追従性があれば別の精度の高い計器を併用することで意味をもたせることは可能です。というよりコスト的にうまく使うことも出来ます。 発電器ではありませんが、経験的に上記の方法で良く似たことをしました。廉価な温熱水槽で2桁以上の温度的な精度が必要な作業をこなしたことがあります。温度と電圧とは比較できないかも知れませんが。 ご参考まで。
これは、顕微鏡においての「分解能」を指しているのでしょうか?
- tetsumyi
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使用目的にもよりますが、出力精度より細かい分解能でも意味はあります。 部品や外的要因で出力電圧が一定でないとしても、特定の条件や出力電圧を測定しながら細かい調整ができるのですから、この装置は充分使うことが出来ます。
- foobar
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絶対的な値がそれほど重要でない場合、例えばその出力を何か別の装置Bに入れて、Bの出力を見ながら「もうちょっと上げる、下げる」みたいな操作をするときには、確度は伴わなくても細かい分解能がある方が有利です。