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海外の本を翻訳して自費出版する場合
海外の本を、著者の許可を得て日本語に翻訳して、自費出版したいと考えていますが、その場合、翻訳者としての資格の提示などを出版社から求められるのでしょうか。 それとも、自分なりの訳し方で翻訳し、自費出版して販売してしまってもよいのでしょうか。
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著者の承諾を得た本の出版であれば問題ありません。翻訳家としての実績を聞かれることはあっても資格などはありません。 問題は自費出版に最低50~100万円の費用がかかり、その回収(販売)が非常に難しいことだけでしょう。売れるような本であれば出版社がリスクを負うか共同出版を申し込んでくると思います。
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- toraneko2003
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翻訳の出版はそう簡単ではありませんよ。 すべての著作には「著作権」がありますから、まず著者あるいは現地の出版社と「版権」の交渉をしなければなりません。著者自らが交渉をするケースは少なく、大抵は出版社と交渉することになりますが、個人は相手にしてもらえない場合が多いと思います。 従って、日本の版権エージェントを通じて交渉することになりますが、こうしたエージェントも個人ではなく、出版社を通じて版権交渉を依頼することになります(不条理だと思われるかもしれませんが、著者にしてみればば、より優秀な翻訳者の手で翻訳され、きちんとした出版社から出版されることを望むのは当然ですよね)。 どうしても出版なさりたいのであれば、とりあえず企画書と試訳(少なくとも一部。翻訳者としてのキャリアがなければ1冊ぜんぶ)を作って、出版社めぐりをするしか方法はないと思います。翻訳ものは「版権使用料」を著者に支払わなければなりませんので、自費出版するとなるとかなり自腹を切ることになるでしょう(自費出版では、著者が断る可能性も大きいです)。 もちろん、著作権が切れている著作であれば(著者の死後50年以上経過している)、版権を気にする必要はありません。
お礼
著者から、翻訳しても良い、と言われている場合はよいということでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 著者から日本語に翻訳して出しても良い、と言われているのならよいということですよね? 安心しました。 特に資格が必要でないと分かっただけでも良かったです。