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至急 誘導機について質問です。
誘導機は固定子がつくる回転磁界の速度よりやや遅い速度で回転するのはいったいなぜでしょうか? また、定格電圧が200V定格電流が6.2Aだとすると、三相全体の電力はいくらか?定格有効電力が1.5kWとすると求めた三相電力と異なるのはいったいなぜなのか? が考えてもどうしてもわからないので、教えてください。お願いします。
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- foobar
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誘導機は、固定子が作る回転磁界と回転子電流の作る磁界の相互作用でトルクを発生します。 回転磁界と回転子の速度が一致していると#1さん回答にあるように、回転子からみた磁束変化がなくなるため、回転子導体に誘導電圧dψ/dtが0になって、回転子に電流が流れず、トルクが発生しません。(回転子巻き線を超伝導線にすると、誘導電圧0で電流が流れ続けることができるので、回転磁界と(ほぼ)同じ回転数でまわるのだとか。) 電圧200V,電流6.2Aだと皮相電力が√3*200*6.2=2130kVA。 誘導機に書かれている定格出力は軸出力なので、この皮相電力に力率と効率をかけたものになります。
- sou_tarou
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回転子の電流は固定子の回転磁界によって誘導されます。 誘導されるということは、変化があると言うことになります。 例えば、回転子が停止しているとき 固定子の回転磁界に対して回転子は全く動いていない。 相対的に見て回転磁界の速度で磁束の変化が起きていることになります。 次に運転しているとき、固定子の回転磁界に対して回転子が遅れて回ります。 このときの変化は固定子の回転磁界の速度と回転子の回転の差分になります。 もし仮に固定子と回転子が同じ速度で回転していると 回転磁界に対して全く同じ速度で導体が動いているのと同じになり、磁束を切ることができず、誘導は起こりません。 回転する力を得ることができません。 このときの固定子の回転次回の速度と回転子の速度のずれをすべりと呼びます。 止まっているときはすべりが1です。 100%すべっています。 同期して回転しているときはs=0です。 >定格電圧が200V定格電流が6.2Aだとすると、三相全体の電力はいくらか? P=√3VIcosθ なのですが、cosθ 力率がわからないので、皮相電力で =√3・200・6.2 =2147(W) >定格有効電力が1.5kWとすると求めた三相電力と異なるのはいったいなぜなのか? さっきの式のcosθ(力率)が考慮されていなかったから