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成長促進剤としてのエストロゲン
畜産関係の方には基本的過ぎる質問で恐縮なのですが、お教えください。 今、エストラジオールをはじめとする天然由来エストロゲンあるいは天然由来のものの誘導体についてのレビューを読んでいるのですが、その中で、エストロゲンやアンドロゲン(及びそれらの誘導体)が家畜の成長促進や食欲増進剤として利用されているという記述を発見しました(アメリカ人の書いたレビューです)。性ホルモンが成長促進や食欲増進に効く、というのは素人の私から見ると不思議なのですが、アメリカに関わらず、性ホルモンはヨーロッパや日本などでも普通に畜産に使用されているのでしょうか?
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肥育に用いられる性ホルモンは、HGP(成長促進薬)といった名で呼ばれています。 アメリカの場合、ご指摘の通り、肥育には広くHGPが用いられています。 また、メス牛の肥育の場合にも発情を抑制するためにホルモン剤が投与されます。 ヨーロッパの場合は原則、HGPは使用禁止です。 また同時に、オーストラリアなどから輸入される牛肉に対してもHGPを使っていないこと(HGP Free)である事を証明しなくてはなりません。 日本の場合、特に和牛農家などではHGPは用いられていないようです。 輸入牛肉に対しては、天然型のHGPを使用したもののみを認可しています。
お礼
whyallaさん、早速のご回答を有難うございます。 HGPというキーワードを有難うございます。この語を使って詳しく検索してみようと思います。