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哲学 心理学 美学
現在高校二年生のものです。 私は、どういうものに人は美しさを感じるのか、それはどのような効果があるのか等を勉強して、 将来、難民キャンプ内で芸術活動やコミュニティデザインを行いたいと思っています。 この場合、大学ではどのような学問を学ぶべきでしょうか? 哲学か心理学のどちらかではないかと思っています。美学という学問もあるそうですがなかなか耳にしません。 よろしくお願いします。
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- kanto-i
- ベストアンサー率30% (180/596)
難民キャンプでの活動と、芸術活動とどちらが主なのでしょうか。 難民キャンプでの活動が主であれば、相手が必要なものを提供するのがベストであり 芸術活動が主であれば、芸術活動がやりやすい場所を選ぶのがベストだと思います。 難民キャンプでは民族性もあるでしょうが、彼等は難民と言う立場です。 まずは「安全・安心」が第一であり、生活の基盤がしっかりしていないと 高い芸術を楽しむどころではないのが人間です。 難民ではない状態ではないと、楽しめるレベルではないと思います。 難民として楽しめる芸術であれば、音楽でありできれば自分たちの音楽だと思います。 民族として心に響くからですね。 心理学では絵画療法というものがあります。 しかしそれは難民の方に描いてもらうものであり、支援側が描くものではありません。 言葉にできない思いが絵に出ますから、描いてもらうことで相手の心を汲み取り どういう支援をして行くかの指針の一つになるにすぎません。 人間は、安全で安心があり、安定した仕事に就き一定レベルの生活にならないと 芸術やデザインを楽しむ気持ちはおきませんので、難民キャンプと芸術活動は 両立できない物と言えると思います。
- moto_koukousei
- ベストアンサー率54% (331/606)
何を快いと感じるか、美的、魅力的と感じるかは、民族によって違います。 踊り、音楽、彫刻、絵画などでも、民族による好みがずいぶん違います。 違う文化圏から来て「コミュニティデザイン・芸術活動」をされても迷惑なだけだと思います。 また、自分が経済的に余裕があれば、難民キャンプを訪問して何かして帰国するのも出来ますが、難民キャンプ側からすると迷惑かもしれません。(支援者が来てくれるのは良いけれど、支援として感じられないということもあるかもしれません) 難民キャンプでも、飲料水、食料、医療、住宅、教育、土木、農業などのインフラ整備だけでなく、芸術的な面も充実させる方が良いと思います。しかし、今から5,6年後なら、基本的に難民の状況は改善されていることはないでしょうから、メインの活動を芸術活動やコミュニティデザインにした支援では、受け入れ側の要求と合わないでしょう。 出来れば、現状でも難民キャンプで求められているような技術や知識をもつことを重視して大学か専門学校などで勉強して、それとともに自分の好きな方面の芸術をやるのが良いと思います。 http://www.peace-winds.org/jp/knowhow/refugee.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A3%E6%B0%91%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97 http://afpk.japanplatform.org/voice/ http://www.jica.go.jp/volunteer/outline/publication/results/jocv/index.html#a03 児童教育、医療看護、精神医療などでも、良いと思います。
- meteo226
- ベストアンサー率43% (75/173)
貴方のやりたいことは複合領域的なので、 どのように関わるかは複数の方法があります。 1・難民キャンプを支援する側として国際組織に就職し、その中で芸術による支援活動を発案し、芸術家に活躍の場を与える 難民に関わる活動を行う場合、国際協力分野での修士号を持っている事を必要とする機関が多いですが、 日本には貴方が希望する活動を行う国際協力団体は殆どないでしょう。 なので、海外の大学院で修士号を取得し、国際組織に就職したうえで影から芸術的活動を影から支える、というのがプラン1です。 国際組織では語学力はもちろんのこと(アフリカ諸国で活動する場合はフランス語の技能が望ましい)、 組織の活動を支援するには会計や、法的な知識ももちろん必要です。 この場合、大学は国際系組織のインターンに参加しやすいよう首都圏の大学に進学することをお勧めします。 大学ですとICU、学部ですと早稲田大学政治経済学部国際政治学科、 大学院ですと立教大学21世紀社会デザイン研究科などが適任でしょうか? 国際機関の就職支援については津田塾大学が千駄ヶ谷キャンパスでよくやってます。 2・難民を支援する専門職としての訓練を受ける カナダやアメリカの心理学の大学院では、中東やアフリカからの難民やPTSDになってしまった退役軍人を対象にした心理療法が盛んです。 このようなところで心理学者としてトレーニングを受ければ、難民キャンプ内でアートセラピーによる援助を行えるかもしれません。 この場合も高度な語学力が必要でしょう。「国境なき医師団」に臨床心理士の募集要項があるので参考にしてください。 ・・・・ほかにもいろいろなやり方があると思いますが、ポイントは、 ・難民支援についてインターンシップができるような環境に身をおくこと (国際系学部への進学、首都圏への大学に進学) ・語学を身につけつつ、専門機関で働ける分野の勉強をしておくこと (単に喋れるだけでは意味がないでしょうし、語学ができれば貴方のやりたい事を本当に学べる海外の、学費の安い大学院なども視野に入れられることができるようになります。)
- manuke22
- ベストアンサー率54% (19/35)
私が何かを美しいと感じるとき、その何かはいわば感じる主体の客体なわけですから、哲学で言えば認識論、心理学であれば認知心理学が重要になるでしょう。 文化によってなにを美しいと判断するかも多かれ少なかれ変わりますので、コミュニティデザインも考慮に入れると、コミュニティの一種である社会やその根底にある文化について学ぶのも役立つでしょう。もっとも、活動を実施するために活動地域の文化などを下調べしたりするわけですから、大学で学ぶのは認知心理学や認識論で事足りるかもしれせん。 製作活動をその地域の人たち自身に楽しんでもらうためのワークショップを実施するならば、教育心理学とかも役立つでしょう。子どもがいるキャンプならなおさら。 哲学か心理学のどちらかなら心理学、とくに認知心理学がベターに思われます。