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地球温暖化をあらためて考えてみる
今まで地球温暖化に関する様々な議論を見てきました。 自分は専門家でも活動家でも、宗教関係者でもなく、 この問題についてはあらゆる利権団体とも全く繋がりはなく、 慎重に懐疑的に考える理性と一般的な科学知識だけを頼りに、 なるべく公正に判断をしたい願うのみです。 またIPCCという過分に政治的な色を帯びた団体やそれに類する利益団体の言説を 教条的に信奉するのではなく、 一端括弧にいれて懐疑的に考えるということも公正な判断には必要だと思うのです。 また、個人的な先入観や憶測、感想をなるべく廃して、 つまり自分の置かれた環境から、 「最近夏が暑いな~とか「冬に雪が降らないな」等の感覚的なものを除外して、 問題の根本的な地点から考えようとしてみました。 さて、前置きは以上にして、 「地球温暖化」問題、 “人間の活動により排出された二酸化炭素によって、 地球規模で長期的な気温の上昇が継続的に起こっている問題” は存在するのか? という事実確認からしてみたいのです。 上記命題が成立するためには、以下の(1)~(7)について、 (1)が“YES”なら(2)を検討するというように進み、 (7)まで進んだ結果がすべて“YES”でなければならない。 (1)まず気温のデータは正しいのか? ※観測地点、データの取り扱い、計測機器出現以前の気温の推定方法は適切か? ※ヒートアイランドによる都市部の気温上昇は温暖化とは無関係では。 (2)長期的な傾向として地球規模での気温上昇はあるのか? ※ここ十年くらい気温上昇は止まっているという観測もある。 (3)その変化は自然の気温変動のサイクルを逸脱しているものか? ※地球の気温は数十年、数百年、数十万年単位等で大きく変動して来た事実がある。 (4)気温上昇の主要因は二酸化炭素の増加なのか? ※空気の組成比率が0.03~0.04%に過ぎない二酸化炭素が気温を劇的に増加させるのか? ※二酸化炭素の温室効果はすでにほぼ飽和しているという研究もあるが。 (5)その二酸化炭素は人間の活動により増えたのか? ※気温上昇の前に二酸化炭素の増加があるのではないか? (6)そもそも気温上昇や空気中の二酸化炭素濃度の増加は人間にとって悪いことなのか? ※光合成の活発化や現在の寒冷地が農耕可能になるなどによる食糧増産が期待できるのでは。 (7)二酸化炭素の排出量を数%~数十%減らして、気温の上昇は止まるのか? ※100年後の気温をコンマ数度下げれるかどうかに、巨費を投じる意味はあるのか? 一応(7)まで書きましたが、 すでに(1)の時点で現IPCC等のデータには疑問が湧き、(2)に進めるかどうか微妙です。 また(2)~(5)に手放しで“YES”を言うにはかなり乱暴のようにも思えます。 そして決定的なのが(6)ですね。 これは温暖化の逆の寒冷化の方が危機的な状況になりそうです。 地球の動植物の分布をみても、生物にとってはもう少し温暖な方が生きやすいのは確かなようですし。 以上、普通に考えて(1)~(7)の疑問にすべて“YES”と言うのは現時点では難しいように思えます。 つまり、「地球温暖化」問題は成立しない(存在しない)という結果になります。 この結果について意見を聞かせていただきたい。 現在の置かれている立場や今までの先入観を忘れて、 上記の結果が妥当かどうかを教えてほしいのです。
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補足
>公害の様に気候変動をも克服して行くと言う方向が経済的にはベスト という根拠がない主観的な意見にはどうも賛同出来ないようです。効果も不明な対策という名の無駄使いに数十兆円(それ以上か)が経済的?まず、気候変動を「公害」に喩えるのもナンセンスですね。 こちらの意図を正しく理解してないのと、所々論理が汲み取りにくいのですが、要は数が力で、長いものには…ということを主張されたいのですね。まず、科学は多数決ではないということと論理的に考えることを学びましょう。