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恥ずかしいとされた作品・ジャンル
- 過去に恥ずかしいとされた作品・ジャンルを教えてください。その作品やジャンルは現在高く評価されていますが、当時は読んだり好んだりするのが恥ずかしいとされていました。
- 恥ずかしいとされた作品やジャンルは現在でも高尚なものとして評価されています。当時は読んだり好んだりするのが恥ずかしいとされていた理由も教えてください。
- 作品やジャンルの中で、昔は恥ずかしいとされていたものが現在では高い評価を得ています。その変化した評価の理由を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
そりゃ「チャタレー夫人の恋人」 同時は女房の浮気なんて大罪ものだった。でも最近の作者ロレンスの評価は、男女を平等に描いている名作家ということになっている。 実際、英文は分かりやすく、読みやすい。 あとは恥ずかしいわけじゃないが「モビーディック」は出た当時はただの冒険小説。いまでは人生に果敢に立ち向かう生き方を描いた名文学。 先物買いになるかもしれないが冒険小説「女王陛下のユリシーズ号」北海を戦闘航行するユリシーズの冷気を肌で感じ取れる名作。SF小説「スターシップトルーパーズ」一人の悪ガキが一人前のプロの軍人になっていくまで、いわば青春物語。
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- DESTROY11
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恥ずかしいというほどではないですが、 ・寿司 もともとは、屋台で1-2個つまむようなファストフード。 トロなんて猫すら食わないといわれた、産業廃棄物。 それが、いまでは日本食の代表格。 ・能 原型は猿楽という庶民の娯楽。 それを「世阿弥」という人物が「能」という芸術にまで練り上げた。
お礼
お礼が遅れてしまい申し訳ありません。 寿司ははじめて知りました。 今度、寿司好きの外国人の知人にドヤ顔して話してみます(笑)。
- DESTROY11
- ベストアンサー率23% (805/3491)
>同人誌は……今でも、むき出しのまま持ち歩かれたら、けっこう嫌がる人や恥ずかしいと思う人が多そうですが、あと百年もすれば美術展とかに並んでいたりするんでしょうかね(笑) 大英博物館には日本のマンガが展示されていますよ。 「聖☆おにいさん」単行本が置かれてるのをみたときは、マジでフリーズしましたし。
お礼
お礼が遅れてしまい申し訳ありません。 >大英博物館には日本のマンガが展示されていますよ。 >「聖☆おにいさん」単行本が置かれてるのをみたときは、マジでフリーズしましたし。 キリスト教圏で「聖☆おにいさん」は中々クールですね。 サブカルがメインになる日も近いのかも……。
- booter
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恥ずかしいとは少し違う例になるかと思いますが、いくつか回答させて下さい。 かなり個人的な意見なのですがご容赦下さい。 フォークグループの赤い鳥が、1971年に「竹田の子守唄」のB面曲として、今では有名な「翼をください」をリリース。Wikipediaでは「既に1970年代後半から学校教育の場でもよく採り上げられるようになっていた。」と記載されているのですが、私が聞いたところによると、リリースされた当時、学校でこれを歌おうものなら「そんな曲を歌うものではありません! 」と倫理的側面から教師に怒られたのだそうです。それを聞いた人が「ええーっ そんなばかな」と驚こうものなら、これを話している当時の学生であった男性は「それはこっちが驚きだよ。今こんなにスタンダードになるだなんて思わなかった」と回顧していたのを思い出します。 私は未だ信じられませんので反証ある方がいらっしゃいましたらお話しを伺いたいと思っています(別にうちの学校ではそんなに怒られなかった、などなど・・・)。 また、近年、色々な記事によって「日本人の芸術感が昇華している」というような錯覚を覚えるのですが、実質においては低下しています。現在において恥ずかしいと思ってしまう一面をがありますので、例に出してみます。 20年程前、今と比較して韓国というお国柄がまだよく知られていなかった頃のお話です。 まだよく知られていなかった韓国の文化の紹介で、「韓国の歌謡ショー」なるものを雑誌で紹介していました。「これは日本における紅白歌合戦のような位置づけのもので~」と文章が書き出していましたが、その色物臭の強い事強い事。トップスターの扱いを受ける男性歌手の記事が載っていたのですが、完全に笑いを誘う記事になっていました。 よく学芸会などで、人が二人前後に連なって、その上に被せをして馬を作ったりしてますよね? 韓国最高峰の歌謡ショーで、トップスターの男性歌手は、その馬に乗って歌っていたりしたのです。 それを見て私は「まあ、このような文化もあるのか」と笑っていたりしました。当時の日本における紅白歌合戦は、都はるみなどがビシッと着物を着て完璧に歌い上げるスタイルであり、今のような巨大衣装などは無かったのです(それでもこぶしを効かせる演歌であり、大衆文化の範疇からは出なかった)。そこからすれば、何故フォーマルな歌謡ショーに馬が必要なのか? という違和感があり、「いくら歌謡ショーとは言え、もうちょっと格好よくやった方が良いのでは・・・」とてもおかしかったのを思い出します。 また、雑誌も韓国の文化を笑う事を許容し、韓国自身もそれに対して目くじらを立てるような時代ではありませんでした。 (今では韓国の話題には自主検閲っぽいものがあって、腫れ物に触る扱いですね・・・。言論の自由が無い嫌な時代です。) 日本の歌謡ショーでは歌手にプライドがあって、それを規定する文化もあり、見ている人達もそれを求めている時代でした。 ただ、現在は巨大衣装やきらびやかな衣装が好まれます。そして恥ずかしい事にこれが当の韓国人に笑われています。 http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/21871910.html ここに来て、もし今後韓国がフォーマルな歌唱をする歌番組を作り上げてしまうと、日本の文化は韓国以下という事になります。 視聴率を取らんが為にこの方向性を選択したNHKも、歴史における大衆文化の先導者として罪深い事この上ありません。しかし、それ以上に日本人の文化性・芸術性も、巨大衣装を見ようとして紅白を見る、それが低下している証左に他なりません(そしてそうした時流に対してNHKがあわせただけとも取れる)。 大衆文化なぞ、もともとこんなもんだという意見もあると思いますし、巨大衣装がスタンダードになってしまった感も否めません。 しかし、芸術云々の前に <<「紅白で小林さんの豪華衣装をみると試験に落ちない」という噂がネット上などで頻出。>> <<2011年も当初は震災の影響から豪華衣装は封印自粛を検討していたそうだが、被災者からの『私達を元気付けるつもりなら紅白出場決定時にはぜひ豪華衣装をやってください』と>> (「小林幸子 - Wikipedia」より) とあって、これも有りなのかな、とも思っています。 私自身、巨大衣装には反対派なのですが、紅白には芸術的側面とお祭り気分を盛り上げる大衆文化的側面があるので、まあ巨大なねぷたに人が乗っかっていると思えば腹も立たん事は無いと言うような感じです。
お礼
お返事ありがとうございます。 「翼をください」に関しては当時の教育関係の資料などで言及がなければ、調査などは難しそうですね。 たいへん興味深いのですが、リリースされてから教科書に載るまでの時間が短すぎますし。 ただ、たまにこの歌の歌詞を現実逃避の現れと取る人もいますから、教師の中には「そんな曲を歌うものではありません!」という人もいたかもしれませんね。 紅白に関しては、巨大衣装の変遷を見るのは面白そうですね。 年代における衣装の大きさや種類の統計を取っていけば何か分かりそうです。 近年の韓国は、国をあげて色物ではなく笑われない文化を作ろうと躍起になっている印象ですね。 ときたまちょっと急ぎ過ぎな感じがありますが。 一概にどっちが悪いとは言えませんが、その熱意がうらやましいと思うことはあります。
- FEX2053
- ベストアンサー率37% (7991/21371)
まあ、ビートルズの音楽がそうですよね。解散するまでは 社会的には全く認めれていなかったですから。今で言うと AKB48よりずっと地位が低かった。 同じ理由で手塚治虫のマンガも言えるかな。手塚作品で 卒論が書けるとか、トキワ荘のドキュメントがNHKで放送 されるなんて、昔は思いもよらなかったです。そうそう、 ウルトラ7に込められた反戦・反差別メッセージなんかも、 ずいぶん長い間認められていませんでしたからね。 ちなみに、江戸時代の浮世絵も全く同じで、庶民の低俗な 娯楽だったんですよ。欧州で価値が再発見されるまでは、 風呂の炊きつけに使われてたそうな。 もういっちょ。をたくが胸を張って世間を歩けるようになるまで どれだけの時間がかかったか・・・。コミケが晴海でやってた 時代、同人誌は帰りにカバンに入れて、見えないように持ち かえったものです。
お礼
回答ありがとうございます。 当時のビートルズが、AKB48よりも評価が低いと言われて驚きです。当時の若者となんとなくひとくくりにして考えてしまいますが、若者の中でもやはりファンの熱狂を冷めて見ていた人は多かったんでしょうか。 手塚治虫、トキワ荘、ウルトラ7に関しては、たしかに今では真面目に学術的な研究ができますね。 漫画自体が子どもの娯楽以下扱い(見ると馬鹿になるとか)などかなり厳しい時代を考えると、すごい進歩ですよね。 小説も昔は若者の勉学を妨げるからよくないと言われていた時代があったそうですから、基本的に新しい娯楽やメディアは軽視される運命にあるようですね。 浮世絵もまさにそんな感じですね。 同人誌は……今でも、むき出しのまま持ち歩かれたら、けっこう嫌がる人や恥ずかしいと思う人が多そうですが、あと百年もすれば美術展とかに並んでいたりするんでしょうかね(笑)
- johnnyblues
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たとえば「ライ麦畑でつかまえて」。 当初は発禁になることすらあったようですが、現在はアメリカの教科書に載ったりしているらしい。 ナボコフの「ロリータ」なんかもポルノ扱いされたこともあったようです。 マルキ・ド・サドなんかも再評価されるまでは、単なる変態の書いたポルノ扱いだったのではと思います。 ジャンルが違いますが、ビートルズなんかも当時は不良の聴く音楽(ロック自体がそう言われていた訳ですが)で、単なる騒音とする人たちも多かった。
お礼
回答ありがとうございます。 「ライ麦畑でつかまえて」が批判にさらされたことがあるとは聞いていましたが、発禁にまでなったんですね。そこから教科書にまで載るとは、冷静に考えるとすごいですね。 「ロリータ」にせよ、サドにせよ、性的なことを連想させるものを含んでいると、やはり他に優れた要素があっても、社会的立場は得にくいんですね。 ビートルズは他の方もあげていますね。 当時のビートルズに関する論争は、若者VS体制……というイメージがありました。 ビートルズを好きじゃない人たちからすれば、恥ずかしいものせるべくレッテル貼り(不良の音楽)をしたってことですかね。
お礼
回答ありがとうございます。 「チャタレー夫人の恋人」自体は裁判で知っていましたが、作者の方も今では名作家として評価されていることをはじめて知りました。貴重な話ありがとうございます。 「モビーディック」は映画でのみ知っていましたが、原作は見る人によって意見が変わるなど……文学としての深みがあるようですね。たしかに恥ずかしいというわけではないですが、これはこれで興味深いです。今まで読んだことがなかったので、今度読んでみようと思いました。 「女王陛下のユリシーズ号」と「スターシップトルーパーズ」は、名前しかしらなかったので、wikiとかで見ましたが、たしかに娯楽性と文学性をあわせ持っていそうですね。単なる娯楽としての読み物ではなく、これから先さらに多くの人に評価されることで、文学史に名を残すかもしれませんね(実はもう残っているのかもしれませんが)。 たいへん素晴らしい先物買いだと思います。これから先、読書するうえで参考にさせていただきます。
補足
No.1の方と迷ったのですが、色々なジャンルの小説について説明してくださった点、チャタレー夫人の「作者ロレンスの評価は、男女を平等に描いている名作家」ということが驚きだった点から、こちらをベストアンサーとさせていただきます。