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昔の文学作品について
ふと思ったのですが、形はかわれど毎年色々な小説がでて、時代を反映し、ベストセラーがうまれていくわけですが、~文庫の100冊とかフェアでは、毎年毎年夏目漱石やヘルマンヘッセ、教科書でならったような方々が出てきます。 中学生ぐらいの読書感想文以来全く読んでないのですが、ネットの青空文庫でも開いて読んで見ようかと思いました。 昔の文学がいまもなおもてはやされるのはどういう面が強いからなのでしょうか?
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逆に言うと今生産されている文学の多くは、マスプロダクション、つまり産業としての大量生産を前提にしています。 この場合、作品の価値とはつまりある程度以上売れるかどうかです。 あえて題名は挙げませんが、最近のベストセラーのなかにも、盗作まがいの題名を持ったものや、なんでこれが、と思うようなもの、話題性はわかるが、内容の練り込みに疑問があるもの、など、作品の価値という点で疑問があるものが多々あります。 でも売れる。宣伝、話題性、売るための作り方、というものがあるから。 売れることを否定するのではありませんが、売れることイコール価値ではないと思うのですが。 そういう意味で「昔の文学」はすでに試され済みなわけです。もちろん優れた作品があまり知られないまま消えてなくなったこともたくさんあったと思いますが、ここまで残ってきたということ自体が時代を超えた価値の証明の一部にはなる(まあ中にはなんでこんなんが、って思うのもありますけど)と考えます。
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- JunYosh
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#1さんがおっしゃる通り、時代・場所・流行を問わず、普遍的な人間像を描く作品は、名作と言えます。 その最たる例が源氏物語でしょう。1000年以上前の小説ですが、今なお色あせることなく胸に響いてきます。 近代では、やはり夏目漱石をはじめとする一連の作家の作品において、人間に対する鋭い洞察眼がうかがえるため、いまだに多くの人に愛読されているのだと思います。 また、唐突ですがこのことは漫画にも当てはまります。手塚治虫の作品は、今でも新鮮に読むことができるという点で優れているのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。文学部の方々で源氏物語を研究している人って、イメージにありますからね、それだけ研究の余地もある作品だからこそ感銘を与えると言う所でしょうか。 手塚氏の漫画は重く深いですよね。 BJの「おこがましいとはおもわんかね」は未だにページを覚えています。
- dido
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【 普遍性 】 が 強いから。 いくら 時代や価値観, 流行が移り変わっても 変わり得ない 人間の 本質。 それを 的確にとらえ 表現しているからでしょう。 時代の変化で忘れられ, 埋もれていく本との違いは そこです。
お礼
どうも回答ありがとうございます。 かわるものとかわらないものは確かにありますが、 本質は変わりようがないかもしれないですね、特に100年くらいでは。 埋もれてない本は、そこが強かったのでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございました。ある程度売れるかどうか、それはどうしても大衆の消費社会ともいえる現在では仕方の無いことだと思います。でも今行われていることは昔も行われたことですからね。残ってきたこと自体が時代の超えた価値の証明というのは本当にわかるきがします。