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インフレ、デフレ、スタグフレ、生活
日本は現在デフレ気味で、消費税アップ、電気代上昇で、 不況は改善せず、物価が上がるスタグフレーションにまっしぐら、 という感じがします。 インフレ、デフレ、スタグフレ、どれならガマン出来ますか?
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- fujic-1990
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そりゃあ、インフレでしょうね。 わずかなインフレなら、我慢するというよりは、「望ましいこと」と思っております。 インフレは、名目上のものではあっても、利益の増加を伴いますので、投資意欲、勤労意欲の向上をもたらします。 多少は性格に問題があったり、能力に問題があったりしても、勤労の場が与えられますので、生活保護世帯などは減り、逆に税収が増えますので、国家としても万々歳。 デフレは逆で、名目上のものであっても、利益の減少を伴い、投資意欲、勤労意欲の減退をもたらします。 旧大蔵省の馬鹿な役人が、後先も考えずにバブルに「総量規制」というミサイルを撃ち込んでバブルと一緒に土地神話をぶち壊しました(バブルは崩壊したのではなく破壊したのです、役人と政治家が)。 土地所有者などが困っているのを見て拍手喝采したのは不動産を持たない人たちや、リスクをとってまで働く意欲のないような消極的な人たちでしたが、いま、一番困っているのはそういう人たちです。 バブルなど、機を見て積極的に儲けられるだけの能力と意欲のある人は、いまでもそこそこやっていて、それほどには困ってない。 土地を持っていても貸してもらえないので、投資できない。 投資できないから働く場ができない。働く場がないから、どんどん解雇され、収入がなくなるから高いものが買えない、高いものが売れないから物を安く作って余剰人員は解雇・・・ という悪循環に陥っているのが現在です。 この、デフレの傾向が好ましくないのは一目瞭然でしょう。 スタグフレーションは、インフレの悪いところと、デフレの悪いところを兼ね備えたような現象ですので、これが最悪。 日本は、税務署員が優秀で、インフレで名目利益・名目賃金が増えればその分徴税額も増えますので、「有識者」が言うようなハイパーインフレはおきません。 世界史的に、ハイパーインフレなんて、戦後とか、内乱とかで無政府状態になったときにしかおきてないはず。 デフレもスタグも我慢せず、インフレターゲット政策を実行すべきです。
お礼
ありがとうございます。 オイルショックのインフレを経験した私にとっては、物価が上がるインフレやスタグフレは悪です。