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体重の変動について

1日だけケーキを数個食べたとします。 食事も普段通り。 実際、脂肪として身体について、体重に反映されるのって いつくらいですか?数日経ってから? また、そういう時って食事の量を普段より減らしたりして 調節しないと、太ってしまいますか? そのまま普段通りの食事・運動量でも 1日どか食いしただけじゃ体重は増えませんか?

みんなの回答

noname#168366
noname#168366
回答No.2

あえて超簡単に説明します。 生物の成分の大部分は水で、湿度は人体や活動に大きな影響を与えます。 しかし、人間は空気中の水分を吸収することで水分補給をすることはできません。 瞬間的な体重は、食べたり飲んだり排泄したモノの質量相当分だけ増減します。 ところが、人間の生活単位である24Hで考えると、体脂肪の増減はそうではありません。 ルブネルのエネルギー等価の法則で、総消費量<総摂取量の状態では、最終的に過剰エネルギーは体脂肪として蓄積されます。逆に、総消費量>総摂取量の場合は体脂肪が減ります。 栄養素の種類による違いはありません。なぜなら、炭水化物1kcal≒脂肪1kcal≒たんぱく質1kcalなんです。 追記:人間の代謝は遺伝子、ホルモン、その他の間接要因も絡んで非常に複雑です。厳密に言うと筋肉や骨なども増減するのですが、話が複雑になるので割愛しました。興味があれば別途質問を立ててください。

tkengo
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり摂取カロリーが増えるといけないですね。

  • Mio9000
  • ベストアンサー率27% (193/710)
回答No.1

ちょっと計算してみましょうか。1日だけケーキを数個食べた+食事も普段通り、というのは、物凄くたくさん食べた、ということですね。 物凄くたくさん食べたとして、そうですね。4,000kcal摂取したとします。ケーキ5~6個+普通の食事ってところでしょうか。 普通の人(体重60kgの成人男性)の一日の所要栄養量は2,000kcal。つまり4,000kcalの半分は普通の生活の代謝で消費されます。 消費しきれない2,000kcalは将来の飢餓に備えて身体に蓄積されます。目安になるのは7,200kcalで体脂肪1kgに相当するということですね。2,000kcalなら2,000/7,200×1kg=280gの増加となります。 体重への反映ということならば、この280gだけの影響というのがベストシナリオです。280g程度の増加なら、身体の水分が何かの拍子に減ってしまえば相殺されて体重計では測定できない程度の変化です。 ベストシナリオがあるということは悪いケースもあります。ケーキで摂取した炭水化物がグリコーゲンとして蓄積される場合を考えます。 現在のあなたのカラダのグリコーゲンの枯渇状況にもよりますが、からっぽに近い状態なら最大1,600kcalまではグリコーゲンとして蓄えられる可能性があります。重さにして400g。ただしグリコーゲンを1g蓄積するために、水4g必要だとされています。グリコーゲンは水とともに身体に蓄積される性質があるためです。そうすると400gのグリコーゲンを蓄積しようとするには1600gの水が増えることになります。合計で2kgの体重増加です。 こちらはワーストシナリオに近いでしょうね。現実にはグリコーゲンを一気に蓄積することはできません。ある部分は体脂肪として蓄積、ある部分はグリコーゲンとして蓄積、ということになります。多分ほとんどは体脂肪となって、一部のみがグリコーゲンとして蓄積される感じになります。だから体重の増分は280g~2kgのどこかで落ち付く、ということになりますね。もちろん体重計が示す値は、これにさらに水分の増減を加えたものになります。水分が減っていれば見た目の体重は減ったように見えますし、増えていれば体重はさらに増えてみえるでしょう。 驚くべきこと、というか知っておいてほしいことは、余った栄養は「脂肪として蓄積してくれた方が体重の増加が少なくて済む」ということです。これは脂肪は少ない量で大量のカロリーを内包できることを意味します。逆にいうと一旦脂肪が増えてしまうとアンダーカロリーの状態を長く続けない限り脂肪はなかなか減ってくれない、ということです。 一方、グリコーゲンですが、こちらはハードな運動を行えばかなり迅速に減らすことができますし、ちょっと炭水化物の摂取量を抑制しただけでもどんどん減っていきます。つまり長期的な減量という観点では「グリコーゲンになってくれた方が減らすのは楽」ということになります。 だから 「翌日体重計に乗ってあまり増えていなかった(ああ、よかった)」 というのは実はあまりいいことではありません。体重があまり増えていないということは、大部分が体脂肪となって蓄積されてしまった、ということであり、なかなか減らないということですから。 むしろ 「翌日体重計に乗ったら、やっぱりドンと増えていた」(がっかり) の方が歓迎すべきです。体重が増えてしまって心理的には大変ですが、実はこれはグリコーゲンとして蓄積された部分が多かったと考えられるためです。つまりちょっと頑張れば、すぐに減らせます。 さてこの影響がいつ表れるか、ですが、食べたものは大体12時間くらいかけて小腸を通過します。身体の中にグルコース(糖)の状態で留まっていられるのは数時間でその後はグリコーゲンや脂肪として蓄積されます。大体24時間後には食べたものは蓄積されると思われます。 さて、もしあなたがケーキを本当に食べ過ぎてしまったのなら、明後日の朝体重がドンと増えているといいですね(^^)。

tkengo
質問者

お礼

なるほどですね。 とても詳しく教えていただき、ありがとうございました。 今後の為にも参考にさせていただきます。

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