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会話のない夫婦・会話がない夫婦
はじめまして、 日本語を勉強している台湾人です。 1、会話のない夫婦 2、会話がない夫婦 この二つ文の違いが分からなくて、文型の本も調べたんですが、 載っていなくて、 特に「会話のない夫婦」の「動詞+の+名詞」の文型の構成が分からないです。 使い分け、または感覚的に違いがあるでしょうか? 又、同じのように「形容詞+の+名詞」の使い方もありえるでしょうか? どうか、説明できる方をおりましたら、説明をお願いいたします。
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「会話」は名詞です。 「の」には、「が」の意味になる用法(「主格」といいます)があります。 「私の本」のように、「名詞+の+名詞」で使われる場合の「の」は「連体修飾格」といいます。 名詞を詳しく説明する部分(文節)を作る用法という意味です。 ちなみに、「動詞+の+名詞」、「形容詞+の+名詞」という形はないと思います。 「走るのが得意だ。」「大きいのをください。」のように、「動詞(形容詞)+の+助詞」の形で使われることはあります。これは「の」が「もの〈こと、人)」の意味で使われる場合です。この「の」を「準体言」といいます。 また、「彼が私にこう言うのです。」「「~したのです。」のように、「活用語(動詞・形容詞・形容動詞・助動詞)+の+助動詞」の形もまれに見られます。 さて、「会話のない夫婦」と「会話がない夫婦」ですが、実質的な意味は変わりありません。感覚的なものですと、「が」が濁音であるため、「の」のほうが柔らかい感じに聞こえ、その言い方を好んで使うことも人によってはあるでしょう。 蛇足かもしれませんが、最後の「説明できる方をおりましたら」は、「説明できる方がいらっしゃいましたら」ですよ。
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- kine-ore
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1、会話のない夫婦 {会話(名詞)の(連用格助動詞)=連用修飾}ない(形容詞)夫婦(名詞) 「会話の」は「ない」という形容詞を修飾しており、簡潔な表現として一般的。 2、会話がない夫婦 {会話(名詞)が(主格助動詞)ない(形容詞)=連体修飾}夫婦(名詞) わざわざ「会話がない」という「主語+述語」の文節をとることで、格助詞「が」が「取り立て」として強調の意味が加味されていると見なせます。
- mo6644
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1、会話のない夫婦 2、会話がない夫婦 例文のように、名詞を修飾する節の中では {名詞+(が/の)+述語}+名詞 と「が」と「の」は自由に交替することができます。 名詞修飾節では昔は「の」が多く使われていましたが現代ではどちらも区別なく使われています。 名詞修飾節でも2つの形があって、例文のように実質的な主語であっても「の」を使う場合と、並列した連体修飾語として使われる場合があります。 例えば、「私{の/が}書いた本」では 1.「私の本」に「書いた」を挿入し、「私」も「書いた」もどちらも直接「本」にかかる連体修飾語と考えることができます。 2.「私が書く」の文を連体修飾形に使う場合は「私が書いた本」となります。昔はこのような従属節には「の」が使われていたわけです。 「会話{が/×の}1月に1回しかない夫婦」 のように述語が長い文では「が」の方が断然わかりやすい文になります。
お礼
センテンスの構成と述語の長さも考えなくてはならないでしたか... 説明、有難うございました。 考えながら使おうと思います~。^^!
お礼
なるほど、声を優しく聞こえるための変化でしたね。 おりますは「謙譲語」でしたか...何となく使っていました。 失礼しました。。(^^;) 本当に、説明ありがとうございました^^!