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王の帰還(ねたばれ)への質問です
映画をみてきました。邪悪な指輪を処分するために フロドは旅をしますが、途中フロドは大きなクモに やられてしまい、それを勇敢にも助けたのはサムですし また、その時彼が死んでしまったと思ったサムが指輪を 保管していましたし、火山のふもとでばったり倒れてしまったフロドを最後まで担いでのぼったのは、サムですし 最後の最後でも、あの指輪を火山の中に投げ込んだのは フロドの意志ではなく、ゴラムにとられてしまった指輪を奪い返そうと、ふたりでもがいているうちに ゴラムが転落して指輪は溶岩の中に溶けていったというように、崇高な使命を果たしたのは、フロドというよりもサムじゃないのか?と思ってしまいましたが。 どうなのでしょうか?(指輪の魔力がそれだけ強くて フロドを弱らせていたのはわかりますが、映画の中で フロドはいいところがまったくなかったようにかんじてしまいました)
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僕も何となくそんな印象を受けました。 でもフロドの最大の功績はゴラムを殺さなかったことじゃないでしょうか。 サムがゴラムを殺してしまっていたら途中で道に迷ったり、オークに食われてしまっていたんじゃないでしょうか。 やはりjinx2003さんが思うとおりに指輪の魔力というのはとんでもないものだったんだと思いますよ。 あのガラドリエルでさえ指輪の魔力にやられそうになってましたし。
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- Mangotea
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確かにサムの支えは素晴らしかったと思います。 はじめからサムが指輪を持てばよかったのでは?というのも聞きますが、 映画の1作目に「ここから先は行ったことのない土地です」というサムの台詞にあるように フロドが指輪を捨てに行く決心をしなければ サムはけっして居心地のいいホビット庄を出ることはなかったと思います。 まぁ、ガンダルフに命じられたというのもありますが、 フロドとの友情とフロドを助けるのが自分の役目という思いがあればこそ出来たことだと思います。
お礼
サムはフロドが大好きで、その友情で最後まで彼についていったのですものね。たしかにフロドがいなければ サムは自分からは、ホビッドの里をでなかったですよね
- nappa0803
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原作の指輪物語の追補編?みたいなところに最後の指輪所有者としてもサムは描かれており、決してサム自体は軽視されてないと思います。サムもネタばれですが、フロドの旅立ったあとしばらくして、(なんと7度も村長に。つまりかなり完成された人格者?)灰色港から出発して去り、そこでホビットに関する記述は終わってるのでもしかするとサムこそがというのはながちない話ではないと思います
お礼
そうなのですか。サムもあの西の国へいつかは旅立つのですね。奥がふかい話なんですね ありがとうございました
- miyuki_largo
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たしかにサムはフロドの友人として、庭師として大活躍していました。勇気も意志の力ありますので、一見フロドではなくてサムが指輪を捨てる旅をするほうが苦労が少ないように見えますが、ここで"使命達成につながった行為"を考えて見ます。 ---jinx2003さんの言う"ゴラムが転落して溶岩の中に溶けていった" ということ。"ゴラムがいなければ、フロドは指輪をはめて使命達成は果たされなかった" のです。 pauropaganiさんやwashoutさんが回答なさったように、フロドはサムに何度もゴラムを殺すように忠告されていたのにも関わらず、彼を殺すことはありませんでした。 もしサムが指輪所持者で道中にゴラムに出会ったとすれば、サムならゴラムを殺したでしょう。そしていくら意志が強いサムとはいえ、滅びの亀裂に指輪を自分自身の意志で投げ入れることは不可能なように思えます・・。
お礼
それぞれの登場人物が、みなそれぞれの役割・使命を もってひとつの目的のためにすすんでいったのですよね。 どこかのサイトで フロドはあの指輪をビルボから ひきついだのは 31歳のときでサムは彼よりも 年下だったと かいてあり、2人の関係がはっきりしたようなきがしました。(俳優さんだけみると、イライジャ・ウッドは若くみえましたので)
- kyujin
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その感想は原作を読んでいた人の中には、 むかしっからあるものです。 ただし、ホビットはこういった類の魔力に他の種族よりも耐性が高く、 あそこまでもったのはフロドならではではないか? との意見も古くからあったように記憶しています。 (私が読んだのは20年ほど前です) 原作を読んでいても、メリーやピピンの方が生き生きしているとは 私も感じてました。 いいところがないのはもう、原作通り,と言う感じですが、 じゃあ、彼がいなかったらどうだったか? と考えると他の者では無理だったんじゃないかなぁ? という気もします。
お礼
原作をよんだひとにも その感想はあるのですね。 私も原作に挑戦してみます
「旅の仲間」でフロドがガンダルフに「ビルボがゴラムを殺しておけば良かったのに」と言った時に「そうやすやすと死について語るものではない彼なりの使命があってああしているのだ」と言うような事を言われていたと思います.老魔法使いの重みある言葉やフロド自らの優しさ、憐憫の情からゴラムを遠くへ追いやる事が無くゴラムもいってみれば使命を果たしたといえるのです.主題の一つとして一見力なき勇者に見えぬ者が仲間と共同して一大事を成すということがあるでしょうからフロドの窮地を従順なサムが助けつつ苦労しながらも使命を果たすという設定に感動するところがあると思います. よく練られた愛と友情の冒険譚といえるのではないでしょうか。
お礼
今おもうと、ガンダルフのそのセリフは、あの最後を 予知するものだったのですね。ゴラムの彼なりの使命が 達成できたのは、たしかにフロドが彼をいかしておいたからですものね。 原作をぜひよみます
お礼
なるほど。ゴラムを殺さなかったフロドの優しさが 結局は、指輪を始末することにつながったんですよね。 そういう観点でかんがえたことができなかったので 納得です。ありがとうございました