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第3極の実態・実績・人材は誇大宣伝&過大評価?
- 第3極とは両極が確立している時に対抗し凌駕しようとする政党や勢力を指すが、その前提と成る両極はフラフラしており、政策や規模や人材や与件が存在するのか疑問。現状ではミニ政党やその他政党の呼称でも十分か。
- 著名なトップ・リーダーは有能かもしれないが、参加する候補者は一過性の存在。過去のミニ政党は国益増進に評価できる実績や存在価値を残していない。政治バブルのあだ花のようにニッチ政策に特化し適正人材を持っているか疑問。
- 現在は多数の政党が連携・合併を繰り返しており、国民や国益・国威・国運・国際信頼を担うビジョンや実力があるか疑問。過熱報道にも疑問を抱く。
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第3極を標榜する小政党の立ち上げラッシュ、更には政策の整合性を全く無視して僅か1~2日で二転三転する、合従連衡に於ける枠組みの変化(例えば太陽の党と減税日本の合流白紙撤回⇒太陽の党解党後日本維新の会へ合流等)には、呆れ果てると共に少々食傷気味であり、且つ当事者ではない我々が環境の変化その全てを把握するのは極めて困難である為、或いは党名及び現状認識に誤りがあれば、御勘弁願いたいと思いますが。 さて彼らをしてこの混乱に貶めた殆んど全ての原因は、野田総理の抜き打ち的な年内解散に由来するものであり、恐らくその根底には、年末支給の政党交付金をあてにしていた小政党への或る種の締め付けが予想されるが、その意味に於いて今回の野田総理の解散時期・戦略は、民主党にとって現在考えられる最良のものであった、そう申し上げて宜しいでしょう。 特に前言を翻して日本維新の会が太陽の党との合流に舵を切った背景は、彼らの苦しい台所事情意外には考えられない、即ち日本維新の会は元来が総選挙を戦う原資に乏しく、しかも打診した2~3の関西財界スポンサーに袖にされたとも聞き及びます、依って年末に支給される政党交付金をあてにしていたものと思われるが既述の通り、しかも投票までの準備期間が少ないとなれば、石原氏率いる太陽の党との合流意外に選択肢が存在しなかった、そう考えるのが妥当なのでしょう。 あれほど政策重視を明言した橋下氏にあるまじき今回の在り様、余りに政策の整合性を軽視した合従連衡である、個人的にはそう考えざるを得ないのですが。 以上回答に到る前提が長くなりましたが・・。 >◇第3極とは両極が確立している時に対抗し凌駕しようとする政党や勢力を指すと思うが、その前提と成る両極はフラフラしており、片や分解寸前である。 御指摘の通り、両極を形成するはずである一方の民主党は最早瓦解寸前であり、今回の総選挙にて100議席切りをも噂される体たらく。 全ては自業自得であり、我々の脳裏に焼き付けられた3年数ヶ月に及ぶ忌まわしき残像が存在する限り、未来永劫政権の座に復帰する可能性は極めて低いが、かといって何の実績も候補者の主義主張すら見えない自称第3極に1票を投じる事は、第2の民主党を登場させる危険性を禁じ得ないというのが正直なところ。 >まさに政界はカオス状態とは言えても、第3極に相応しい、称する程の政策や規模や人材や与件が存在するのだろうか? 戦後日本政界に於ける人材の払底が、今ほど顕著な時代は恐らく見当たらないが、今の日本に素人同然の政治家を育成するに到る時間と金銭の余裕は無い、依って我々有権者としてもかつての小泉チルドレンや小沢ガールズに代表される、メディアに醸成された空気で無条件に投票した過去を厳しく自戒し、且つ候補者の政策・実績・見識を精査して、その点に立脚した投票行動が必要なのでしょう。 何しろ小選挙区制に移行後の選挙に於いては、政治家が本来あるべき政策の主張から乖離して、彼等の殆んど全ての関心事が自らの選挙に集中し、極端なポピュリズムに走る傾向が否めないから尚更です。 >果たして15も16も政党が群雄割拠していて、連携・合併と言う談合や多数派工作に終始し繰り返している集団に、国民や国益・国威・国運・国際信頼を担い増進する綱領やビジョンや覚悟と志が実力と与件が有るのだろうか、その一挙手一動作に連日の過熱報道にどれほどの重要性や価値があるのだろうか・・・ 中選挙区制時代よりも小政党が乱立出来る土壌が何とも摩訶不思議、ほぼ2大政党制に集約されるとの謳い文句で導入された、小選挙区制とは一体何だったのでしょうか? 一方注目度が高い大政党はともかく、鵺の如く乱立する小政党が国民の投票行動から乖離し、選挙後に大政党にすり寄り連立或いは離脱を繰り返す様は、民意を全く無視した政治行動と言わざるを得ない。 尚第3極に対する一連の報道には、総選挙後の各政党の議席数及び政権の枠組みに対する国民の関心の高さがその根底にあるのでしょう。 即ち大多数の国民にとっても或いはメディアにとっても、自公の圧勝(250前後、或いはもっとゆくかも知れないが)・民主の惨敗(恐らく100弱)は最早既定路線でありさほどニュース・バリューが無い、それよりも合従連衡の如何に依っては100議席を越える新勢力の出現、決して荒唐無稽な仮定ではないこの事象を煽る方が、より視聴者に対する関心を喚起させる、その程度の意味合いではないかと思います。 但し小泉郵政選挙並びに前回の政権交代選挙を想起させる、余りに過熱気味の一連の報道に依り、リテラシーが著しく欠如した一部国民をして、更なる過ちを犯させる危険性は決して否定出来ません。
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- minemi0829
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今の日本を救えるのは 何処よりも誰よりも自民党の安倍さんしか居ません 悲しく成りますけど メディアの安倍さん叩きや完全無視やあんなわざとらしい第3極ばかりを取り上げて 日本解体論者の橋下さんをあげている 石原氏は尖閣を買う!!まではまるで愛国を掲げたのかと思います しかし小異を捨てて大同に付く 何だか笑えます 確か石原氏はオウムの事件で4男が関与していました その責任を取ってあの時石原氏は議員辞職を司法取り引きして決着しましたね 私には権力にへばり付く亡者に見えてしまいます マスコミが上げる=日本人に取って悪い マスコミが叩く=日本人に良い 民主党で学習しなかったのでしょうか 日本人が日本国民でいられる事は安倍さんしか出来ません 安倍さんはマスコミと闘うとも言いこの国を唯一護れる宝の様な存在です マスコミが今やって居る事 やって来た事はおおよその国民は分かって来ました 何の整合性も無い 石原氏と橋下 一つ言えば権力に対する限り無い欲望でしょう 日本国の為に働くのでは無くでしょう 私達は国の民です 国が有り私達が居ます すべての維新の政策は日本が破壊します 国家解体の維新は日本人の敵です どうか日本人の皆様 間違え無い事を祈ります メディアは安倍さんを叩き正しい報道もしない所か印象操作は やり 貶める事に躍起です もう騙され無い事 メディアに踊らされ無い事 日本を日本人の手に戻して行きましょう 民主党より酷く成ります
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 そうですね! ◇橋下氏・石原氏ばかりが取り上げられ目立つが、その傘下の国会議員や候補者の顔ぶれ?レベルは?具体的な政策は? その実態・全貌が見えて来るたびに評価と支持率は下がる→それは真実と実力が露呈するからでは? 中身の無さ&未熟さと、インスタント政党・即席議員の限界・本物&本格との差異が予測され見切られ、選挙前のアドバルーンが選挙後には糸の切れた風船に成って何処に飛んで行くのか?? 何処に向かうのか、それは国・国民の暮らしや社会の安全・安心・安寧を増進する確かな判断、選択肢なんだろうか・・・??? ◇安倍緩和、安倍待望論で市場は先行して評価と期待している→日経平均3営業日で500円以上上昇、為替も対ドルベースで81円台へ、これは国民の期待、海外の信頼という、安倍氏への政権移行を待望しているプラス思考&マインドアップが市場を活気付けてる証左ではないだるか・・・
- 46708562933
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第3極に関し私自身は支持できません。 維新と減税が提携って、維新は増税推進派で減税は文字通り。相反する党が組むこと自体選挙対策としか思えない。小異うんぬんかんぬんで大同ですか??? 小異じゃないでしょ。原発、TPP、消費税、デフレ対策、円高対策。 頭数揃え主導権を握って中身はバラバラ。まとまるはずがない。石原代表の求心力は認めますがゲームや興行とは訳が違います。国会運営ですよ。数+政策の一致じゃないと・・・ 選挙公約がバラバラの少数の党が集まって1所帯になって選挙に望む???民主主義の原則として数、議席が多いのが与党になる理屈はわかりますが、何かを決める過程でまとまるはずがない。国会空転状態を引き起こすでしょうね。国民は置いてきぼり。民主党と同じ結果になります。 中央集権、官僚主導に異議を唱えるのは言うのは簡単ですよ。しかし専門分野はやはり官僚のほうが何枚も上手。完了抜きで政治主導で物事が決まるわけがない。餅は餅屋って言うじゃないですか。いわば専門職。ぽっと出の政治家に物事を決めしかも歪のない取りまとめができるはずがない。私は、官僚と大臣は五分五分もしくは6:4で官僚が筋道を付けて大臣が要所要所意見し決めていく方法が早く物事が動くと考えます。官僚の肩を持つわけではないんですが専門職には勝てない。プロVSノンプロぐらいの知識の差はあると思います。おそらく政治主導で地方分権で国家が成り立つのは10年単位で考えないと無理でしょうね。大臣も官僚上がりみたいな専門職のいわば生抜きが大臣になるしくみを確立したほうが早い。とにかくここ数年が勝負ですよ。スピードを国会には求めたい。 停滞や、鈍足は日本国を弱体化させるだけです。 既成政党もおそらくどこも過半数単独で取るのは無理でしょう。政党が多すぎ票がバレますから。結局連立与党になるんでしょうがね。この窮地、政治なれしていてリスクマネージメント+修正能力のある政党、出馬議員を選ぶ・・・自民党って結論に自分の中ではそうなっています。昔の自民党1党支配時代を絶賛はしませんが世代交代もあり、謙虚になってきたイメージは持てる気がします。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 >既成政党もおそらくどこも過半数単独で取るのは無理でしょう。政党が多すぎ票がバレますから。結局連立与党になるんでしょうがね。この窮地、政治なれしていてリスクマネージメント+修正能力のある政党、出馬議員を選ぶ・・・自民党って結論に自分の中ではそうなっています。昔の自民党1党支配時代を絶賛はしませんが世代交代もあり、謙虚になってきたイメージは持てる気がします。 全く、同感です。 素材の違いや良さを観れば、違いやユニークで個性的な政党もあるのだろうが・・・ いかんせん、下ごしらえも、熟成もされず、味付けもスパイスも好みに拘りのミニ政党であり、区政の主要なテーマーである外交・安保・経済・社会保障に信託出来る政策やビジョンや経験が未熟不安です。 醤油やソース、塩と砂糖を、コショウと七味をトップの拘りや好みだと言ってもその味覚や味付けを押し付けられても、食べたくないし美味しさに不安が有り毎日の食事には嫌です。 そんな激辛・激甘や脂っこいのやサッパリ系も、国政を信託するには(毎日の食事やお客様のもてなし]向いていない、ましてや食べたら同じだと超個性的なものを混ぜただけの料理・味付けで、さぁ~食べてくれと出されても? ※関連記事 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/public_opinion_poll/?1353100194 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/politics/?1353075823
- 居眠り一等空佐(@km0710)
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またまた前回の総選挙と同じ轍を踏んではダメ、結局 民主党選択した多くの有権者は失望させられた。 第三極?…まだ民主党の方が 政治の出来る人材が揃ってると思う、国政や外交に関しては 第三極でなくて 第三流の人材しか居ない。 私は 今期は自公に任せて 民主党は今までの様に敵対するのではなく 協力的な姿勢で対応しながら 自らの政策も盛り込んで行く方が得策。まともな政治家だったらTPP不参加、原発廃止が不可能な事くらい百も承知のはず。 好運にも ダメダメな奴等が民主党を離党するから 残ったまともな人材で自公民で 成り上がり第三極議員に対抗するのがベストではないかと思う。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 ご丁寧な考察と分析に恐縮します。 大変、参考に成り、心より感謝とお礼を申し上げます。 その上で、率直な感想を申し上げると、その他政党に過大な期待や評価ではと感じましたが・・・ 乱立しているミニ政党・泡沫グループはは、一部を除きメンバーも政策も実行力もミニミニサイズであり、全部を纏めれば油断と過信は禁物だが、マスコミのヨイショで過大評価され過ぎているだけである。 既存勢力を食う事もあるが、実態が明らかになるにつれ、幻想や未知数の領域が無くなれば、賞味の実力や人材では多くは新興勢力同士のつぶし合いが足の引っ張り合いが始まり近親憎悪の様相を見せ急速に支持を失うであろう。 第3極は烏合の衆、小ボスばかりいても、群れても「船頭多くして、船、山に上る」組織の中は未熟な弱卒ばかりか、真っ当な国民の信託に応えるだけの綱領や政策が無い。 しかも、合従連衡の鞘当てと食い合いが始まり、まともに投票した政党・人物・政策がどんな姿で存続するか吸収合併されるかトラバーユもリストラも何でもアリの未だ実態実力不明のどことどこがくっつき合うのさえ分からない不完全なアメーバー状態である。 マスコミ報道が沈静化すれば急速に話題を失い関心が薄れ忘れ去られる運命にあるのがインスタント政党の定めであり、今後は生き残りを賭けた食い合い潰しあいとくっつき合いの離合集散しながら篩に掛かり選挙の結果で残っているのは何処かどれだけか?
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
毎度どうも。 他の回答者さんも含めて政治に夢を見すぎです。古今東西、政治なんてものは金にまみれた「現実の塊」にすぎません。 私はかつて地方議員を一期勤めた人の元で働いていたことがあります。そのときは議員ではありませんでしたけどね。だけど、なんだか怪しい人脈がやたらと豊富で(いつもいろんな人と一緒にいるけれども、その人が何者なのかがまったく分からない上に正業ではない雰囲気を持っている)、さすが国会議員の資金スキャンダルでマスコミに名前が取り沙汰された人は違うと思いましたね。 もし、知り合いや友人が「議員」というものに立候補したら何に期待しますか?また、献金するとしたらどんなことを期待しますか。「尖閣問題をなんとか解決してほしい」そんなことのために自分が汗水流して得た貴重なお金を与える人は極めてまれでしょう。 「息子の就職先をなんとかしてほしい」「自分の商売がうまくいかない。いい人脈を紹介してほしい」「銀行から融資が受けられるように便宜を図ってくれ」「建設業です。公共事業を請け負わせてください」こういうことではないでしょうか。「政治家とは、つまり地域のどぶさらいだ」と公言する政治家もいます。 東国原元知事が県民からあんなに圧倒的な支持を受けたのも、地味な宮崎県を全国にアピールして観光客を増やしたり、宮崎県の商品を全国に売り歩いたからです。彼の政治理念に感動したわけじゃありません。地元の人々に「金」という現実を与えたからこそ、多少素行が悪くてもそこにはみんな目をつぶったのです。私の住む地域のかつての市長さんは非常に品行方正で清貧な立派な方でしたが、その市長さんが引退したら病院は建つわ、道路は建設が進むわ。近くの平屋建てのみすぼらしい図書館は2階建ての保育施設と公民館を兼ねた建物に変わりました。どこからそんな予算を引っ張ってきたのか分かりませんが、地元民からすれば悪くない話です。「白い猫でも、黒い猫でも、鼠を捕る猫はいい猫だ」ってやつですね。 別にこれは日本の政治家だけに限った話ではありません。アメリカの大統領だって、大企業は自分に都合がいい法案を通してもらうために候補者に何十万ドルも献金するわけです。かつてオバマ大統領が草の根で資金を集めたことが話題になりましたが、あれだって献金した人たちは「自分たちに利益がある(仕事が与えられるとか、年収が増えるとか、社会保障が受けられるとか)」ことを期待して献金したわけです。 だいたい政治家志望の青年に会えば分かるじゃないですか。かつてタイゾー君は「料亭に行きたい」と公言して顰蹙をかいましたが、要はみんな料亭に行きたいわけでしょ。あるいは「権力者になりたい!」って顔をしているじゃないですか。ただ政治家志望の青年たちはみんな頭がいいからそれを隠すだけの知性を持ち合わせていますけどね。はっきり書いたら失礼だけど、みんなの党とか維新の会に集まってくるような連中は「議員で一儲け」しか考えてないですよ。なんであんな連中にみんな投票しちゃうかなと思うかもしれませんが、「私に投票すると、儲けの分け前に預かれますよ」と囁かれたら投票しちゃう人もまたそれだけ多いということでしょう。政治家は、国民の鏡だと思います。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 冷静な分析・考察と打算や党利党略の現実の問題を鋭い切り口で観方、読み方をお教え願い、大変、参考に成りました点を、心より感謝とお礼を申し上げます。
- key00001
- ベストアンサー率34% (2878/8340)
商業マスコミの過熱には、意味や価値は無いですよ。 所詮、視聴率でやってるコトだから。 要は大政党が単独過半数を獲得出来ない状況の中、中小政党がキャスティング・ボードを握ると言う構造を、討論形式などにして、面白おかしく報道しているに過ぎません。 第三極と言われる中でも、かつての民主党の如く中小連合が結集して、大企業に対抗しようとしているのは、ご周知の通り、維新,みんな,太陽+減税の3党くらいです。 「評価」は政権担当実績が無いので不能だし、「期待」と言うよりは、過去に政権担当した政党への「失望」から来る、「消去法的な選択肢」でしょう。 この3党への投票動機など、最終的には、単なる「好き嫌い」くらいじゃないでしょうか? おまけに大雑把に占拠結果を予測すれば、過半数が得られる連立構造は、恐らく「自公+第三極」「自公+民主」の2パターンしか有りません。 「民主+第三極」に関しては、政策的・人的な合致が少ない点と、仮に連立しても、過半数にちょっと届かない可能性が高いとみています。 たとえ届いたとしても、ねじれ国会は解消しない前提で船出だし、更に第三極の内、1党でもが離脱したら、その時点で終わりと言う、薄氷を踏む様な連立内閣です。 先の政権交代よりも状況が悪化するくらいで、下手すりゃ「来年また解散」などと言う可能性がありますよ。 またいずれのケースも、政権担当政党を含む連立与党となることは100%間違い無いので、期待すべきものも無いですが、かと言って、第三極が政権に関与したとしても、組閣出来ないレベルで人材不足とか、全く政権担当能力が無いなどと言うことも起こり得ないです。 その他は、従前の共産党・社民党と、民主・自民の離党組が各々2~3ずつ。 共産や社民は、政治集団と言うよりは思想家集団で、国民に全く指示されない永遠の弱小野党です。 それ以外は、いずれ消滅かどこかに吸収されるであろう、泡沫政党です。 歴史に足跡を残すほどの政治的影響力も無いし、残す必要もないでしょう。 政権を担う可能性が無いので、担当能力を考慮する必要性もないし、これらの政党自身が、政権を担当することを心配していないと思いますよ。 次回選挙で挙動が注目されるのは、小沢さん率いる国民の生活くらいですが・・・。 しかし小沢さんが「オーリーブの木」構想なるものをブチ上げましたが、笛吹けど全く踊らずで、完全な孤立状態。 まず連携の枠組みから声が掛かることは無いでしょう。 第三極の中核である維新の会の人材に関しては、先の政権交代における民主党の泡沫議員よりはマシとは思います。 オーディションで選んだ2000人の中から、候補者は100~150人程度に絞ると言うプロセスを経ており、また私の地元の候補者と目されるメンツで言えば、他政党の県議・市議などになっていますので、ド素人と言うほどではないし、県議・市議から国政へ転身と言う構図は、自民党や民主党でも常套手段です。 みんなの党は、割と候補者選定は厳選だし、太陽は、現職・元職を中心に構成では?と思いますし。 これらが連携し、第三極だけで組閣すると仮定しても、豊富な人材とは言えませんが、「それなり」には形になると思いますよ。 具体例を挙げますと、個人的には、古賀茂明氏とか江田けんじ氏など改革派の元官僚が、出身省庁の大臣になって、改革を進めて欲しいと思っています。 彼らが出来ないとなれば、もうどうしようもないのではないですかね?
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 冷静な考察とお教えを頂戴して、大変、参考に成ります。 やっぱり、選挙の洗礼・審判を受けないと、打算と利権と党利党略でインスタント政党が出現して来ます。 直ぐに出来るが・・・真に私たちに有用有益、熟練の技や熟成の味わいや栄養価は?
- Streseman
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>◇第3極とは両極が確立している時に対抗し凌駕しようとする政党や勢力を指すと思うが、その前提と成る両極はフラフラしており、片や分解寸前である。 まさに政界はカオス状態とは言えても、第3極に相応しい、称する程の政策や規模や人材や与件が存在するのだろうか? 第三極という概念は適切であろうが、そもそも、自民党・民主党が二極とすることに無理がある 基本的には同根であろう そういう意味では、第三極とは言えないだろう。 まぁ、自民・民主 公明・共産 (改憲・護憲)という枠組みの二極と捉える発想もありえるだろうが 一番の問題は、第三極における周辺人材 要は、議員当人ではなく、それを支える政策秘書・ブレーンの類 河村たかし氏と縁がある立場なので言わせてもらえば、第三極になる政党・政治団体には、選挙活動を行うための人材はいるが、政策実行・政策検証の人材となると皆無である 単なるイエスマンしかブレーンになれない石原・橋下氏などは”現実政治で事を成せる”とは到底思えない 細川政権よりも相応に劣化した政治になる可能性が高い それだけ、人材が乏しいのである 実際に、維新の会にしろ、石原氏が経営している政治塾にしろ・・・どうしようもないが多い 評価は多様だが、理念・信念の問題ではなく、それを具現化させる方法・方法論がないでは無為である 評論家レベルなら、理念・信念でも済まされるだろうが、国政政治家は官僚実務との関係性まで想定する必要性がある >◇その実態は、著名なトップ・リーダーは好悪は別として有意有能な人物かもしれないが、その下に参加する候補者は→雨後のタケノコや蜜に群がる蟻の様な集団・動向であり、呼称や評価は現状では単なるミニ政党・その他政党で良いのでは? 上記したように有意有能という評価が可能であるにしても、周囲の人材の問題がある 烏合の衆でも政党たりえる現実を踏まえれば批判しても仕方がないが 政策論・政策具現の方法論のない日本の政党政治の限界が根底にあるだろう 離合集散は、”政治家として居残るための手段であって、政策実現という現実はない”としか観測していないので、正直どうでも良い まぁ、政党としての一致ではなく、会派で観測するのが適切であろうし、第三極の離合集散は、政党よりも国会会派を首座にして観測するべきことは、新進党”解党”後の国政を見れば言うまでもない >◇ミニ政党の各党は、かっても存在(税金等・スポーツ平和党・サラリーマン新党・女性党他)したが、何か国益増進に歴史的に評価できる実績や存在価値を残したのだろうか、現在に足跡を残っていないのは何故? スポーツ平和党は、地味だが、スポーツ予算の増額や総合スポーツ振興計画などの意見書を通じて、文部科学省を通して地域の教育行政に影響の残滓が見られる。 特に顕著なのが、サッカー教室などの一般市民のボランティア的なスポーツ教室の規制緩和措置 外交的にも実は効果と言える皮肉な効果も言える。JICAのスポーツ指導員派遣を推進した同党は、政策的に途上国のスポーツ教育(特に柔道・レスリング)を政策支援した結果、現在の同競技の優秀な選手は、途上国やJICA経由の指導員が活躍している地域でもある 別に当方は、支持者でもないが、政策的に政治家が配慮しない箇所をカバーしている政党は存在しえるだろう 地方自治では、東京都の『生活ネット』などは実績が指摘できよう >あくまでも政治バブルのあだ花のようにニッチ政策に特化し、特定分野に強いor見識を持っていても定数削減・小さな政府の時代に国政で主に安保・憲法・外交・経済の面でいかほどの信託に堪える実力・政策・見識・ビジョンを備えた人材・実行力を擁しているのだろうか・・・果たして15も16も政党が群雄割拠していて、連携・合併と言う談合や多数派工作に終始し繰り返している集団に、国民や国益・国威・国運・国際信頼を担い増進する綱領やビジョンや覚悟と志が実力と与件が有るのだろうか、その一挙手一動作に連日の過熱報道にどれほどの重要性や価値があるのだろうか・・・ 第三極政党を概して否定的に俯瞰するのは理解する 日本の政党政治では所詮は、そうなってしまう必然性があるのだから しかし、一概にそう言えない部分はあろう 例えば、公明党は第三極政党として、独特の立ち位置で小渕政権において様々な適否・是非は別にして、政策を実現している 地域振興券・女性専用列車などが象徴的であるが、二大政党制の構造を利用して、第三極政党がその存在価値を誇示しえるような政局構造はありえる 二大政党の歴史が長い英国でも、自由民主党という政党が、日本でいう公明党の位置で様々な政策実現をなしてきている 第三極政党は上記した構造的な状況次第では、支持者数に比例しない政策具現を叶えうる功罪がある まずあるべきは、報道の加熱の方向性であろう 重要なのは、政策であろう そして、思慮している質問者にあえて提言するなら、政策・公約の考え方についての再検討である 確かに、政策・公約は、政権奪取を前提にしたものになる では、民主党がマニフェストに盛り込んだ「民主党内での議員世襲の禁止」などの”政権を前提としない公約”の評価はどうあるべきだろうか? 政党評価する上で、公約・政策は大前提だが、空手形でしかない「政権前提の公約」とは異なり、政党内自治の類の公約が標榜されるべきように思う 民主党を支持しないが、民主党自身が掲げた上記マニフェストの評価は必要であると思うし、政権を前提としない公約は、支持者に対する責任が前提条件なしに存在しえることでも有意義だろう 諸外国の政党では政党単位の政策提言は少ない。これは個別政策に関しては政治家個人に一任する傾向が強いのであって、日本のように政党が政治意思を党で拘束する(党議拘束)方が異端とも言える マニフェストとは政党単位で行うなら、必要最低限の一致の箇所に限定するべきだろう 今後、第三極政党の報道などは多々あるだろうが、報道ではなく、政策論で思慮するだけで十分であろう 最後に繰り返し指摘しておくが ヴィジョン・戦略などがあるのは当然として それを実現・具現化する方法についての知識が必要である 特に官僚の支持を得難い政策・戦略であれば、官僚を頭越しで具現化するしかないのである 日本では、坂本龍馬が評価される。彼のヴィジョンは妥当だったと思う。しかし、具現化させないならば絵に書いた餅に過ぎないのも政治である 歴史家が彼を評価しない理由は、ヴィジョンが借り物であることもあるが、歴史としての具現化の功績が存在しないから・・・とも言える 同時に、ヴィジョンで終わった吉田松陰のように後世に具現化しえた実績がないのだから、所詮は彼などは評価しようがないのである 同時に、ヴィジョンに溺れる危険性も大きい。政治家はヴィジョンと臨機応変さの緊張関係で思慮する必要性がある ヴィジョンの拘泥して大局を見誤るよりは、臨機応変さだけの施政の方がマシとも言える 質問者の価値観次第だが、ヴィジョンの拘泥する危険性について考慮するべきことを示唆しておく
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 詳細かつ丁寧な考察とご意見には、大変参考に成り、共感共鳴と教わる事も多々ありました。 心より感謝とお礼を申し上げます。 それにしても、制度や政党政治にスタンスや視野視点で功罪が有り利害での見方や評価が分かれるとしても、 「政権交代可能な2大政党制で政治家&政策そのものまでが小粒化」 「政権選択と民意の反映を謳った小選挙区制」と「多様な意見&価値観の受け皿に成る比例制度」の玉虫色の狙いの小選挙区比例代表並列性。 その矛盾と妥協の産物たる曖昧さと欠点のツケが、露呈して来ている。
- myrtille54
- ベストアンサー率23% (120/502)
それで?・・・質問者サンは、政治に何を期待(又は批判)してるのでしょうか? 第3極は、既成政党では国民の期待を裏切られてるため、必然的に生まれてきたものです。恐らく彼らの共通認識は「中央集権の打破」でしょう。これは国民の最大の民意です。1にも2にもこれをやらねば、どの政策も改革も先に進みません。 大同団結は、その思いの一点でしょう。
お礼
ご回答を頂きまして、誠にありがとうございます。 >それで?・・・質問者サンは、政治に何を期待(又は批判)してるのでしょうか? ミニ政党の乱立と合従連衡に終始している様はサル山のボス争いに見える。 中央集権や官僚支配打破と言うが、それは使いこなせない政治の能力や気概の不足である。 大幅な定数削減やスリムな国政を目指すのに、お山の大将が多過ぎ、そのボス争いは好き嫌いや優先順位を巡る大同小異が多く、談合と多数派工作による主導権争いに過ぎない。 そんな内向きな差別化・小異よりも、政党としてのビジョンや政策を工程表を明示し実行力・大同を示して、国民に存在理由や合従連衡の必然性と効果効能、何をめざし何を何時までに行うのかを明確に情報発信をして欲しい。 政党・政治家が国民の信託を得て権力・権限・財源を有効活用出来ない事であり、自らの立場と使命を忘れ不明を恥じず、責任転嫁と言い訳は、天に唾を吐くことである。 彼らから、官僚批判や既存政党への批判は聞こえて来ても・・・国政に期待する大きな領域や要素は→外交・安保・経済政策は共感共鳴出来る内容で具体的なビジョンと政策として明示・プレゼンされていない。 まして、私たちの1票が、どんな政党・政策の峻別に繋がるのか、どんな候補者なのかが不明である。 どんなに難産に成ろうとも、事前の政策合意と運営ルールの明確化が無ければ政党の態を成さず、我々は新進党や民主党の内紛抗争に終始した再現ドラマや主導権争いのドキュメンタリー報道を連日連夜・繰り返し見たくも無いに見せられるのだろう・・・ 政党・政策・政治家は三位一体だと思うが、主権者である我々にその実態と与件を示さずに第3極だというは誇大宣伝・過大評価、幻想&買い被りだと言いたいだけです。
- 46461
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すでに自ら答えを出している事で質問しても不毛。
お礼
アドバイスを賜りありがとうございました。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 いつもながらの冷静沈着な分析と考察、分かり易く的確な表現には大いに参考に成り、共感し納得するところも甚大であり、心より感謝とお礼を申し上げます。 そして、待たれるは・・・ 心身ともに弱く苦しみ落ち込んだ日本の再生・復活の起点とも成る衆院選です。 戦後の焼け野原から立ち上がった時代のリーダー:吉田茂。 国際舞台での発言と発信力で我が国の存在感を示し名誉と信頼を得、国内の行財政機構やシステムの改革効率化を進めた中曽根康弘・小泉純一郎。 この3年数カ月の最低[鳩山)、最悪(菅)、無為無能無策[野田)3代に亘る、国民・国益を切り売りしての未熟、無責任な政権・リーダーの負の遺産、自縄自縛からの脱却が自信喪失と経済停滞に苛まれた病身ニッポンの健康回復・心身の体力増強と体質改善に急務である。 それは、小泉政権の構造改革とプライマリーバランスの単年度黒字化、強靭で筋肉質な骨太の政策課題への取り組みと明快なビジョンに基づく情報開示と発信力の国民をプラス思考に自助努力と自己責任を意識づけた政権運営だった。 それが、その後の短命政権にて色褪せ、自信喪失と内向きな発想や気風が世を世論を覆い、我欲と揚げ足取りに翻弄される中に→和と寛容、創意工夫と進取の精神、勤勉さと根気と言う日本人の精神風土や美風や価値観までも蝕み放擲する風潮が強まってしまった。 その傾向を助長し、暗く独善的にしたのが→偽装マニフェスト、買収バラマキ政策、未熟無責任政権から始まり強まった。 3年数か月に蔓延した政治不信が高まり、国際信頼と経済の落ち込み、国民マインドの失墜は惨憺たるものがある。 眼を海外に転じれば、信用されず交渉相手に成らずと外交も首脳会談も停滞し機能していない! 国内でも役人と自民党に責任転嫁してばかりで、権限・権力・組織・予算を活用出来ず、泣き言・恨み節・未練で自らの無為無能無策とガバナンス不足を知らず語らず棚上げし、延命と保身に終始したネクラ政権は解散したと言うよりも先延ばしと切り売りに限界が来て八方塞に陥り破綻した! このピンチをチャンスに、V字回復へのリーダーは? 政治家を政策を政権を選び育てるのも主権者たる私たちの関心であり参画であり審判から全ては始まり、見守り叱咤激励&サポートするのも大きな役割・義務である。