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政党の合従連衡≒政治家の生き残り工作?
- 政党・新党ブームは選挙にコネ・マター・有利or不利で国民不在と政策よりも選挙区事情で右往左往する輩が多かった。
- 参院選では現在の政党は再編されている可能性があり、存続し得る政党と再編後の政党数についての予想が求められる。
- 政党の再編は政治家の生き残り工作とも言える。
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>政党の合従連衡≒政治家の生き残り工作? 以下少々質問から逸脱し、私見を述べる事を御許し願いたいが・・。 政党である以上、政権の一端を担い政策を実現の方向性に導こうとする事、及び政治家が当選を一義的に考える事に関しては、一定の理解を示さざるを得ないが、その実情は質問者様も御指摘の通り、余りに次元が低い合従連衡であり、且つ政治家を或る種の職業と捉え、ステイタス或いは歳費他のプロフィットを貪る目的のみと判断せざるを得ない政治屋が少なくないのもまた事実。 例えば先の総選挙に於いて、世間一般の予想通り歴史的大惨敗を喫した民主党ですが、後付且つ都合の良い理屈をこね、同党を見限って逃げ出した少なくない面々を検証しますに、その殆んどはかつて民主党という看板に縋り当選してきた連中です。 加えて申せば、昨日民主党所属の参議院議員2名が離党に至りましたが、内1名は地元の首長選に立候補を意図しており、もう1名は来るべき改選に於いて明らかに民主党という看板が邪魔になったが故の離党、誠に唾棄すべき或いは反吐が出るとしか形容のしようがなく、将来に於いて先の両名に正義の大鉄槌が下される事、切に願う次第。 個人的には断然反民主党のスタンスを取りますが、さりとて民主党という沈み行く泥舟を見限って、早々に逃げ出した少なくない連中の見識に関しては、国会議員である以前に一人の人間として如何なものかとの評価に行き着かざるを得ず、泥舟に残って党を立て直そう頑張る人々、その一方で早々に見限り自分のみの当選を志す人々、私個人としては前者の方が遥かにましと考えるのだが・・。 特に指摘したいのが小沢鋭仁元環境大臣、個人的には彼が日本新党所属時代よりウオッチしているが、離反常無き彼の人間性には違和感を禁じえない。 今回も御多分に漏れず解散直前に民主党を見限り、日本維新の会への合流に到った訳だが、先にも述べた通り政治家である以前に一人の人間として、そして閣僚まで務めた責任の所在に於いて、その余りに信義にもとる行動は如何なものなのでしょう。 さて添付された野田元首相の件に少々触れたいのですが、彼が取ったデフレ容認的な姿勢はともかく、万難を排して消費税増税法案及び平成25年度までの予算関連法案を仕上げたからこそ、現安倍政権が能動的に脱デフレの経済政策を志向し得た訳で、この点のみは或る種野田氏の功績と肯定的に評価しております。 そもそも衆院に於いては自公で安定過半数を勝ち得たが、依然として少数与党・捻れにある参院の現状は民主党政権当時と同じ、即ち本来であればアベノミクスに向かう以前に、予算関連法案の成立に四苦八苦せねばならなかった訳で、野田政権の置き土産とそのプロフィットを最も享受しているのが、他ならぬ安倍政権と言えなくはないでしょう。 確かに民主党にとって微妙な解散の時期ではあったが、内政・外交共に懸案事項のみを山積して退いた鳩山・菅両元総理との比較に於いて、日本国という総体にとって、野田総理が行った決断は一定の評価を与えられて然るべき、そう考える次第ですが。 >貴方の予想される再編後も存続し得る政党(存在価値のある)並びに政党数は、どの政党で結果として何党に再編集約されますか? どの政党が存続し・何党に集約するかとの予測はしかねるが、敢えて回答するとするならば、既存の大政党に吸収されるよりは、周辺の衛星政党として離合集散のフリーハンドを持ち、選挙直前の風を睨んで生き残りを図る、そういった鵺の如き政党ばかりとの印象を持ちます。 一方、残念ながら与党としての能力・見識共に足りなかった民主党としても、野党としての存在意義に関しては、また別次元の評価に属する問題であり、当面は与党の暴走を許さない、但し何が何でも反対という立場を取らない健全な野党として、チェック機能を果たして行くしかないでしょう。 他方みんなの党に関する評価ですが、提示する政策こそ堅実だが大向こうを唸らせる派手さが足りないとの印象、政治家が人気稼業である側面と現実を考慮すれば、このままですと万年小政党の悲哀を託ち、政党としてフェードアウトの方向に向かわざるを得ない気すらしますが。 尚以上述べた2党よりも更に悲観的に成らざるを得ないのが、日本維新の会でしょう。 何しろ総選挙以降、政策的には何等存在感を示せず、党内の不協和音ばかりが喧伝されているのが現状であり、例えば国会同意人事の衆院採決に於ける、石原代表・平沼氏のよもやの反対、そもそも党議拘束まで掛けた本件に関し、そのトップが反対票を投じる恐らく前代未聞の事態、何故かさほどに報道されませんでしたが。 石原代表の性格を以って想像するとすれば、そう遠くない時期での離党・分党或いは政界引退をも視野に入れても宜しいかと・・。 とすれば、自民支持層とラップする保守層、そしてその更に右に位置する票を取り込む求心力が消滅する訳で、公党としての安定性が著しく欠如します。 且つ来る参院選に於いて、自民党の躍進はほぼ動かないところ、一方明らかに負け過ぎた民主党への逆風も恐らく総選挙ほどではないと予想される為(かなりの議席減は間違いないでしょうが)、或る種隙間政党たる日本維新の会が、それなりの議席を獲得出来得るか・・、私個人としては早くも賞味期限が迫っているとの印象は否めないが。 そもそも相反する政策論を包含する同党故に、明確な政策提示が不可能という現実があり、個別政策に関して是々非々との苦し紛れの方針が、恐らく有権者の不信感を煽るでしょう。 明確な政策・指針を明示してこそ政党の存在意義があり、同時に投票行動に至る有権者の選択尺度と成り得るのですが、近い将来解党或いはフェードアウトに向かう一番手、今現在はそう考えておりおます。 尚それ以外の小政党に関しては、論評する価値すら無く全ては自然淘汰される存在、そう認識する次第。 以上、長くなりました。
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- tengenseki
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再編後も存続し得る政党(存在価値のある) 自民党(国民新党を吸収) 民主党 日本維新の会 みんなの党 共産党 公明党 緑の風 (社民党)・・・緑の風と合併が望ましい 他の政党は存在価値無し。
お礼
ご回答を賜りまして誠にありがとうございます。 なるほどと思う現実と政界再編の難しさを感じます。 そこには、政策や思想信条以上に選挙(落選)の恐怖があり、党内勢力バランスの制約、政治家の保身と選挙区事情が絡むのでしょうね・・・ 個人的には民主党と公明党(一部は自民・維新へ)が合併、日本維新の会とみんなの党の統一会派、緑の風と社民党の合併吸収、国民新党や新党改革の自民党への吸収による、5党会派程度への再編が望ましいと思っています。
お礼
ご考察ご意見、大変、参考になります。 各党への思いや評価と今後の帰趨については、私も近似した視野視点で、当該政党の存在意義や政策&活動に対する賛否峻別を行いながら見守っています。 そんな中で、時代背景やメンバーの違いはあるでしょうが、国益・国威・国運に対する貢献、国体・国際信頼への寄与の面から、各政党のスタンス&ポジションのイメージは・・・ ◇みんなの党→新自由クラブ ◇日本維新の会→日本新党 ※但し、旧立ち上がれ日本は晴嵐会 ◇生活の党 →新生党 ◇民主党 →新進党 他は、独自路線もしくはセグメントされたテーマーへの取り組みとニッチな支持基盤に依拠したミニ政党として、孤高もしくは漂流しながらも、政界のサバイバルに生き残りを賭けるのだろうと思います。